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kikiryuさんのレビュー一覧

投稿者:kikiryu

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本海辺の扉 上

2017/02/16 01:20

海辺の扉

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

宮本 輝さんの小説の舞台となる場所、今回はどこかなとワクワクする。海辺の扉だから、どこの海かなと思いを巡らす。今回の舞台はギリシャ、遺跡の国、哲学者・数学者を生んだ国、神話の国、こう見るとギリシャとは古代から偉大な国というイメージであるが、もはや過去の国なのか?
 過去に生きるしかない、末来の見えない主人公にとって、ギリシャは来るべきして来るところだったのかもしれない。エーゲ海のクルージング、美術館、ギリシャの街々の描写が本当にそこにいるような感覚になります。過去・現在・末来を貫くストーリーに、スリルとサスペンス、推理小説のようでもあり、読んでいて懐かしさと郷愁を覚えます。次の宮本作品を読みたくなりました。

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紙の本闇の穴 改版

2017/12/13 06:13

闇の穴

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藤沢周平さんの時代小説は、私が住むあの道この道この川と読んでいるとおおー、おおーと声を上げてしまう。ましてこの短編集の中の”狂気”は、新高橋の橋が舞台、毎日この橋を渡り学校に通い、眺めてきた橋。この橋で事件が起こり、犯人の足取りを古地図を見ながら追った。江戸の時代からこの橋はあったんだと感動が走る。
 あらためて、歩き眺めてみる。楽しい気分になります。この小説を読んでいるときに、同じような事件が、日本でも起こりました、我が住む町を安全で安心して暮らしていくには、我が町を知るところから始まるのでしょうか。

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ここに地終わり海始まる

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第一章、一枚の絵ハガキが長年患っていた病を奇跡的に回復し、自宅に戻る
第二章、絵葉書を送った男、どうやら送る相手を間違えた。
読者はここでこのドラマの行く末をあれこれ考える。
小説の種はいろいろなところに潜んでいるなー作家のすごさを改めて感じる。
私の思い描いた結末にはならなかった。
ここで何かが終わり、何かが始まろうとしている。

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