読後感想55555さんのレビュー一覧
投稿者:読後感想55555
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2019/03/11 23:40
タイトルに関わらず面白い!
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今もって、このタイトルを見るたび、第一印象として「何だか三流っぽい、というか最後まで読み切れる内容なのか?」と疑わしく感じたことを思い出します(申し訳ありません)。
しかし、これが単なる懸念であった事を、最初にお伝えしておきます。
本編の内容に関して、アルツハイマー病・家族愛・菌類・NSAエージェント・暗号・サスペンスなどのキーワードが気になる方は、ぜひお読みになってみると良いと思います。
菌の生命力と、人間の生命力のせめぎ合いは、今時の薬剤耐性菌問題をも彷彿とさせ、また社会問題まで含めて非常に興味深い展開を見せてくれました。少なくとも私は飽きる事無く、上下巻を一気に読み進めることが出来ました。
誠に恐縮ながら、ジェフリー・ディーバー、アンディ・ウィアー、アン・レッキー、ピエール・ルメートルなどを私は好んで読んでいますが、彼らの作品にも劣らない魅力があると思っています。作者の次なる翻訳作を!
2019/04/07 00:53
叛逆航路より読みやすいけど、どちらも好き
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叛逆航路三部作を読み終わった者の感想です。
あちら(ラドチワールド)と比べると、こちらの世界は現代地球に近く、性別も分かりやすく脳内キャラクタライズはしやすいと思います(とはいえジェンダーレス表現は相変わらず出てきます)。
生活環境・文化体系が中々特殊な部分と、シリーズに共通するワードにSF感を感させてくれます。
ヒロイン(だと思います)は、自分の立場を向上するために企図した策略によって、
深い落とし穴に落ちますが、転んでもただでは起きない持ち前の気性と、数々の異星人の協力を得て難局を乗り越えて行こうと奮闘します。その姿には読者として応援せざるを得なくなるのでは無いかと思います。
2017/03/30 00:11
一周回って三部作を繰り返し読みたくなる
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アンシラリー(属躰)・シリーズの完結編となる本作では、主人公の過去が少なからず明かされた。作中たびたび自らの「命」を賭してまで大切なモノを守ろうとする主人公の姿に心揺さぶられた。長い年月を経て人格が分裂してしまった皇帝のクローン達。皇帝の一部人格との対峙。その皇帝をも上回る攻撃性を持った異星種族の存在。艦船やステーションを司るAIと、そこに住む人たち…。これらの要素が絶妙に絡まってエピローグに流れ込んでいく。私は残ページが少なくなるのを惜しみながらも、読み進めるのが止められなかった。日本語訳も素晴らしい!読み終わると、また「叛逆航路」の1ページ目を開いてしまいました。
2017/03/16 23:51
じわじわと世界観が馴染んでくる
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まず読み進めるに当たって、舞台となる「ラドチ」世界では、三人称が全て「彼女」であり、性別が身体的に意味をなさないらしき世界となっているので、かなり脳内キャラクタライズが難しいが、結局何となく中性的なビジュアルを浮かべつつ読み進めた。
基本的な「人類」の平均寿命は200年程度となっている世界のようだが、主人公は
艦船AIに同期する多数のアンシラリー(属躰)の内の一体のため、実際の身体的年齢と関係なしに、数千年分の記憶(記録)を得る事が出来ていた。…本体(艦船)が破壊されるまでは。
二千体ほどの属躰が「トーレンの正義」という兵員母艦を司るAIとつながっている描写で、安易にスタートレックの「ボーグ」を私は想起したが、「属躰」はより「個」での判断が可能な状態であるらしい。
従って、いわゆる「異常事態」が起こった際に「全てが無かった事にならないように、かつ、事態を起こした元凶に対して復讐を誓う」事になったのだろう。
人物描写にさえ慣れれば、文章はSF小説にしては読みやすいと思われるので、何となく表紙とタイトルに惹かれた方はぜひ読んでみて欲しい。多分1/3読み続けると、主人公に感情移入(自らが属躰化)されているのではないかと思う。
私はこの作品に魅了されたので、続巻を読破中。
2017/03/15 23:56
ついつい笑えた
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RPGでよくお見かけする「宿屋」が主観のため、経験したゲームの種類によっては結構「くすっ」とくる笑いがある気がする…が、いずれも下ネタ系の笑いなのでまじめな方は面白くないかも。
私は、「死んだまま、MP不足(を理由に、実は同行パーティの姫をモノにしようとして邪魔者を排除したい)英雄に生き返らせてもらえなかった戦士」や「重装備すぎて超軽装備(パンイチ)になったいろんな意味でオールマイティーな毛深い戦士」、など全般的に楽しめた。
…ババアの「誰得サービス」は、本当は欲しくないはずなのに、「無いと面白くないかも知れない」と思えてしまうのは、作者の絵柄のおかげか!?
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