おやっさんさんのレビュー一覧
投稿者：おやっさん
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電子書籍
電子書籍たびしカワラん！！ 4
2017/03/27 22:29
コレは当たり！
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いつの間にこんな作家がデビューしていたのか、知らなかったのが恥ずかしい。
画風、作風は松田洋子的であるが、さらにちょっとだけ丸尾末広的な耽美感と、永井豪的魔界風味、五十嵐大輔風のトランス感覚（小池桂一には及ばない）をこねくってミンチにしたような。若干哲学的、衒学的な傾向もあって脚注が重要だったりするのは史郎正宗読み向きか。
全四巻と短めだが画的にも非常に濃厚で後を引く。
お好きな向きにはたまらないであろう、くせになる作品。
電子書籍
電子書籍音楽と漫画と人
2017/03/27 22:35
名手による佳作
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市井の人間の人生の一瞬を切り取り深い余韻を残す短編の名手、戸田誠二。
この作品でもその手腕は発揮されている。他の作品に比較すると極端に短い、いわばショートショート風な作品集だが、それだけに凝縮感もあり、読者の想像力を刺激するものがある。
仕事に人生に行き詰った時、すべて忘れて羽を伸ばすのがよい時もあるが、こういった作品を読んでとことん落ちることで絶望を突き抜ける、という手段だってあるのだ。
紙の本
2017/03/27 22:44
さて、問題はこれからだ
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１、２巻までは非常によいテンポで進んできて期待度大の作品であったものの、主役が赤血球ちゃんと白血球に固定されていることでだんだん展開がパターン化されてきてしまっている。
体内の仕組みというネタは尽きることがないであろうが、それをストーリーとして組み立てることが辛くなってきているのだな、と読み手に分かってしまうのはまずかろう。準主役級に相当魅力的なキャラを作るかしないと。
毎回主役を入れ替えるグランｄぽホテル形式の連作短編にしておけばもっと面白くできたのではないかと思われる。
電子書籍
電子書籍三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ― 1巻
2017/03/27 22:20
滋賀ディス作品
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最近流行りの地方ディスに乗っかった作品。再び脚光を浴びた魔夜峰央の「翔んで埼玉」に比べると毒がなく、本ジャンルの代表的作品「おまえはまだｸﾞﾝﾏを知らない」と比べるとヒネリがない。画力と構成力の力不足もあって物足りなさを感じる。
とはいえ、身近に滋賀県人がいるならばネタのために購入するのはアリ。小生も日頃、知人の滋賀県人をいじって遊んでいたので、さらにネタを増やすためだけに購入した次第。
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