moltenさんのレビュー一覧
投稿者:molten
2017/04/23 09:45
出会い
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満賀道雄と才野茂、あすなろ編。二人の出会いは手塚治虫への憧れをきっかけに深まっていく。自分なら、戦後の混迷期に「これからは娯楽だ」と思えるだろうか。人間の可能性を感じる。
2017/04/24 13:58
トキワ荘
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立志編。ここで初めてトキワ荘が登場する。そこにいたのは人気絶頂の手塚治虫。自作の漫画を見てもらう満賀と才野。
大漫画家のサクセスストーリーのはずなのに、満賀の劣等感や卑屈な部分が強調されていて、未来の見えない若者の苦しみについ応援したくなってしまう。
2017/04/23 16:12
チビ
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背の低さをコンプレックスにしながら、漫画のキャラクターとして昇華する満賀道雄。
「チビチビと言われる間に、心までチビになっていた」
日本の漫画の主人公がながらく、スーパーヒーローでもダークヒーローでもなかったことの起源がここにある気がする。
2017/04/15 20:04
生きる勇気
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月ミッションの直前に帰国し、ALSの症状が進んだシャロンに会う六太。生きる勇気を与え、与えられ、人は生きている。人工呼吸器は、宇宙服と同じ。限界を超えるための人類の叡智だ。そんな無邪気な発想も許される。優しい世界。
2017/04/20 22:12
リスタート
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ようやく描かれる日々人のその後。ロシアは、アメリカに拒絶されたPDの日々人を受け入れる代わりに、彼を再びスタート地点へと連れ戻した。
しかし、そのことが人や文化の違いをものともしない日々人のポジティブさを際立たせる。
考えてみれば、日々人が宇宙飛行士となる道のりは描かれていない。これからだ。
2017/04/20 21:27
兄
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日々人が落ちて、「ブライアン」が救った月の渓谷に、六太とエディーが立つ。
兄が弟に追いついたのか。
それとも、弟が兄を呼んだのか。
テクノロジーが進歩したにもかかわらず、やはり兄弟のつながりこそが危機を救う。
エディーは、六太はどうなるのか。
2017/04/17 21:59
凡人、賢人、暇人
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ネットでの誹謗中傷によって、実験継続に赤信号が灯る、ISSのせりか。人を信用するものと、書き込みを信ずるものの違いは、未来が見えているかどうかなのかもしれない。
人の悪口を、不特定多数に言いふらすものは、やはり未来が見えていないのだ。
テーマは一気に卑近になったが、それを跳ね返したせりかの執念は、やはり「宇宙」が認めた。
2017/04/17 21:27
月と地球
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人工呼吸器をつけようとするシャロンと、月面に立とうとする六太。月と地球の距離を隔てて、生死を決める一瞬を共にする。お互いを見つめながら、付かず離れず。「私のよく知る兄弟みたいね」。
2017/04/15 20:32
リフトオフ
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ジョーカーズ、月へ。これまでの過程が、全て日々人が歩んできた道だと知る。夢を諦めず、最短距離で駆け抜けた弟。やや遅れた兄は、これからの道をどのようにトレースするのか。
六太が「六太」らしくあるのは、いよいよここからかもしれない。
2017/04/15 02:21
小さなドア
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ISS搭乗を果たしたせりか。コムノート候補となったやっさん。国産有人ロケット開発に携わる福田さん。小惑星ミッションにエントリーされたケンジと新田。そして月ミッションを控える六太。
それぞれが「宇宙への道」を開いた。
その道は、ブライアンのいうとおり、「小さなドア」の連続だ。人は目的を見失わなければ、それまでの紆余曲折も全て糧となる。
そしてこれからまだ、小さなドアが続いていく。
2017/04/14 11:55
約束
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シャロンの悲願、月面望遠鏡の設置が決まり、設置ミッションクルーに六太の名前が上がる。
六太の知らないところで。
任命会議は、神の選択にも近いが、それを行う人間の「声の大きさ」で決まってしまう。
ここでもやはり「政治」があった。
理想と現実。どちらも宇宙には必要なのだが…。
2017/04/10 21:52
心の片隅
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月ミッションのサブメンバーとして集められた5人。六太はその一人として、まとまりの無さに苦悩する。
そこに現れたリーダーは、ブライアンの兄弟、エディであった。
安心と興奮を与えるリーダー、というエディの今後の采配が楽しみだ。
2017/04/10 01:30
PD野郎
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パニック障害克服の鍵は、やはり六太が握っていた。宇宙服は、俺らの味方。敵は閉鎖空間でも酸素濃度でもなく、訓練中の兄に話せない自分の「優しさ」だった。
さあ、本当の「宇宙兄弟」まで、あとわずかだ。
2017/04/10 00:58
ムリしてね
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海底訓練の六太とケンジ。これが共同作業ではなく「競争」であることを知る。
家族への期待に応えたいケンジと、病気のシャロンの願いを早く叶えたい六太。どちらの思いも強い。
しかもどちらも「誰かの期待に応えたい」という動機であるため、引くことはできない。
こんな競争でさえポジティブさの対決になるところが、この作品の好きな部分だ。
