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汗牛充棟マンさんのレビュー一覧

投稿者:汗牛充棟マン

13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

民主主義というものを深く考えるきっかけになる本ですね、これは。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私が必ず新刊を買うと決めている佐伯啓思の本に通底するのは、民主主義に対しての警鐘でしょう。

ある事柄についてあまり強い意見もなければ、特に信条もない。

よくわからないし、政治にあまり関心もない、そういう人が多いのが現代であるということでしょうか?

良き社会を目指すのは市民として当然であると社会科学に携わる人にとっては当然のことのように考えられがちですが、そう思わない人が多いのも現代でしょう。

政治活動をしなくても、普通に働いていれば普通に生活できるのですから、政治活動の重要性を説いても豚耳念仏になってしまうのでしょう。

しかし、それでは政治家や官僚の寡頭制になってしまうから駄目だ、ということを大学時代に政治学で学んだのですが、そういうことを書いてもどれだけ現代の日本人の心に響くのだろうかと思います。

こういった意味でも、民主主義に万般の信頼を寄せるのは危険というほかないでしょう。

しかし単に政治や行政に携わるスペシャリストだけに頼り、無批判でいることにも警句を発したいです。

こういった面でも、「民主主義とはなにか?」を深く考えるきっかけになってしまったのです。

そんな深い議論をしていきたいと思う人にはぜひとも読んでほしい本ですね。

そして行動してほしいですね。

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紙の本

紙の本経済成長主義への訣別

2017/07/19 00:56

これからの社会を模索するに最適の書です。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私としては、この20年、黄金の(?)80年代のような時代の再来を待ったのですが、それはかなわない夢であったようです。

今の日本人はほとんど買いたいものを買いそろえて、欲しいものがない状態であるからこそです。

いつまでも経済成長をしようという思想をやめて発想の転換をすべき時期に来ているというのが佐伯氏の主張であり、同調の学者はこれまで多くいましたし、それをあとづけるものでしょう。

しかし、その転換の思想(=脱成長)は貧しい社会でも、停滞社会でもないというから安堵の思いになりました。

もう高度成長のできる社会ではないという気持ちになって、次代の思想を構築するのが賢明であることがわかりました。

賛同してくれる人が多く出たら、大いなる進歩でしょう。

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紙の本

よりよく社会とは何か、幸福とは何かを学びたい人には是非とも読んでほしい。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この神を、この仏を信じれば救われるとか、幸福になれるという宗教があればいいのですが、そんな楽なことはできないのが現実です。

幸せになるかどうかは、自分がそのことに極められるかどうか。

そのためには奥の深い理論を身に着けていけるかどうかです。

その際には、その道の深い理論書を読み、それを実行していくのが王道だと思いますし、この宗教に入ることで幸福になるなどという甘い理論にはどうしても賛同できない。

そういう甘い理論をかざしている宗教は必然的に多くの人が集まりますが、この幸福の科学には、そういう宗教ほど集まってはいませんが、私のモラルと一致するのでいつも愛読していますし、これからも読んでいきたいです。

奥深く物事を学んで行こうという気概を持っている人、人間を超越した神や仏などの存在を心の中に規定できる人こそは謙虚で、成功できているということがわかる。

そういう謙虚な人間でいたいと思っている人にはぜひとも読んでほしい本である。

この宗教の信者でなくとも、敬服できる内容であることを保証したいし、私自身この宗教の信者ではないことをお断りしておきます。

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紙の本

紙の本初期ユダヤ教の実像

2022/03/30 18:42

聖書研究の大家による本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この人は新旧両方の聖書研究に人生をささげたようです。

この著者は、日本語、英語は言うに及ばず、ヘブライ語、ギリシャ語まで勉強して研究していたのが、この本をよんでわかりました。

よくそこまで聖書研究に人生をささげれたなと感心するばかりです。

聖書は、新旧ともに、意味不明な単語や語句が出てきますので、その意味は何か、その意図はどういうものかといったことを、いろんな聖書関連の書物を読み、そして検証しているのです。

「~書」の何ページからの引用とか、「~書」の何章を参照してくださいといった文章がひっきりなしに出てくるところを見ると、日々かなり緻密な知的生産をしてきたのだなということもうかがえました。

また、聖書やユダヤ教、キリスト教に関する理論が他の著者からなされていて、ご自身が異論があるならば、それもいろんな聖書関連の本などを引き合いに出して論じているのです。

その際も引用部分を、つまびらかに提示しているので感服です。

ものすごい奥の深い研究者だなというのが正直な感想です。

しかも、筆致が非常に読みやすくて、一気に読了しました。

ゆえに、人に勧めれる本です。

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紙の本

形而上学への手引きです。

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この本は形而上学のものですが、科学的でない現在いまいる視点だけでない、それらを超越した世界観をもって論じられている本です。

そういう世界観で携帯やパソコンなどのメディアを論じているのです。

それは凡人ではない仕事ですし、そういった世界観を常時脳内で働かせているがゆえに、一気に書き下ろした観があります。

それもまた凡人でない非凡さを感じます。

この本が書かれたのは、著者が35歳のときですが、この年令でここまでかけるか!と驚嘆しました。

その世界観に引き込まれて329ページもの大冊でも、4日間で読み終わってしまいました。

立教大学でいま教鞭をとられていますが、この教授のファンである立教大学の学生におすすめします。

またそういう人でなくてもおすすめですが。

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紙の本

非常に慧眼で奥深く壮大な思いにさせる経済の本です。

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ノーベル経済学賞を受賞したエドマンド.S.フェルプス氏による著作です。

この本で、氏は「近代こそが経済のあるべき姿を体現している」という理想像の元、どのように望ましい経済がこの時代に形成されたかということをイノベーションの有益性を論じた上で、それを詳細にわたって説いているのです。

非常に慧眼で奥深く壮大な論じ方は、いつしか読み手を虜にさせるでしょう。

483ページもの大冊ですが、非常に優雅な時間をすごせました。

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紙の本

文化を勉強し、理解していくことの重要さを知ってほしいです。

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このサンタムエルテは、メキシコの3分の1の州で信仰が確認されているようで,表紙のこのグロテスクな肖像を見て誰もが、黒魔術や死神信仰ととらえがちですがそうではないようです。

骸骨姿の聖母を信仰し、そこに癒しや救いを求めるメキシコの精神生活をこの本で見ることができます。

死が、日常生活の中に当たり前のように存在している国において骸骨のイコンも図像も頭骸骨の台座や版画も、宗教施設以外にも存在し、サンタムエルテのキーホルダーやTシャツもそこかしこで売られて、それをつけている人も多くいるようです。

死=骸骨が生の時間と対等に存在し、しかも一体化したイメージが紀元前の昔からメキシコ先住民から受容されていたようです。

ゆえにメキシコにおいては土葬が基本のようです。

このように社会背景を持った国ならではの文化が形成されるのであって、一見してグルテスクであるからといって、その文化を否定、卑下するようなことがあってはならないなと思いました。

それはサンタムエルテ以外の多くの文化に当てはまるでしょう。

そういう表面だけでない、奥の部分を深く知り、認識する作業は誰もがしなくてはならないことと思いました。

そのことをこの本を読み、知り、勉強してほしいなと思いました。

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紙の本

紙の本『地中海』を読む

2017/06/25 07:54

『地中海』の意義について書かれた簡潔で分かりやすく、興味そそられる本です。

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ブローデルの『地中海』についての意義について書かれた本はよくありますが、この本が最も意義深く書かれていると感じる本です。

研究者は研究に際し、いろんな手法を使いますが、ブローデルは他の研究者にはない手法を使っているのですね。

また、ものの見方が他の研究者にはない分析脳があるために、ユニークな視点で書かれ、ユニークのみならず説得的であるからこそ、センセーションを巻き起こしたのですね。

私はそのセンセーションに巻き込まれたうちの1人です。

人間の歴史で起きた事象は様々なものが深層で絡み合って起きたものです。

ですから歴史を理解するためには、その事象のみならず他の科学を多岐にわたって学ばなくては理解することができないのは言うまでもありません。

ブローデルのとった手法は、地理的なことを中心にしたのですね。

その方法は誰も注目していなかった、しかし、それによってできた本がいろんな多くの人に感銘を受けさせたがために、センセーションを巻き起こしたのですね。

その内容の説明について書かれたこの本の文章を読んで興味深くなったがためには、ずいぶんと早くこの本を読破してしまった思い出があります。

興味深くなったので、原著『地中海』を読みたくなっている昨今です。

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紙の本

歴史学にセンセーションを巻き起こした本の意義が学べる本。

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大部分の人が注目している間に、違う視点で物事を見てきて、その視点からユニークな視点を提示して、それが多くの人に説得力を持たせ、愉しませることができた歴史学の名著の意義を小気味よく論じた本です。

これを読むことによって、ブローデルの『地中海』の原著を読みたくなるのではないでしょうか?

こういった壮大な著作というのは、あまりに冊数が多いので、一般人には難しいので、最初にこういった概説書を読むのがいいでしょう。

ブローデルの視点は、視点を陸地から海洋へと変えたところが有意義であるようです。

『地中海』の舞台は主に16世紀ですが、地中海その時代のギリシア.ローマと近代の西ヨーロッパとを直線で結ぶための歴史舞台であるとしているのです。

その海洋史観は、海外から押し寄せる外圧を社会変容の主因とみる歴史観のことですね。

それが歴史学に新しい視点をもたらし、視野を広げたのでしょう。

この本を読んで、壮大な視野をもった『地中海』の原書を読むきっかけになると私は信じています。

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紙の本

アジア経済の理解のためにはこの本をどうぞ!

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今はアジアの国々の発展が著しいです。

この本の著者である川端基夫氏は、私たちの身近な経済発展のヒントになるモノを挙げつつ、自分の目で見てきた内容を、つぶさにわかりやすく詳説してくれていますので、この本を読んで、非常に有意義な時間が過ごせたと思います。

この本では、韓国、台湾、中国での日系企業の進出による経済発展の例を挙げていますが、それぞれの国の風土や文化、習俗といったものが原因となって、やはりそれぞれの国の発展の仕方が変わってくるのがよくわかりました。

それは、分かり切ったことですが、頭の中に入れておいたほうがよろしいことは、大学教授や海外進出する日系企業に勤める人だけでなく、一般国民も同様であると思いました。

その研究の途上で、その国の特有の商習慣がつぶさに例を挙げておられて、非常に興味深く読まさせてもらいました。

また日本との共通点も挙げられていて同様に興味深く読みました。

これからいろんなアジアの国に旅行や現地へのフィールドワークなどをしていくこともあるでしょう。

そういった人やアジアへの興味関心のある人は、こういった経済発展の例を読んでおくだけで、更に面白くなることは間違いないでしょう。

あらかじめ知識を多少なりとも入れておくだけで、楽しい気分になりことは間違いありません。

そのために絶好の本としてこの本を紹介したいです。

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紙の本

イスラム原理主義の簡潔な理解に絶好の書。

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あの「9.11」以降、あの主犯者であるイスラム原理主義の団体であるタリバンの仕業ということで、イスラム原理主義には誰しも興味がわいてこの本を読みました。

「9.11」以前にも、イスラム原理主義団体による暴虐な事件は起こされてましたが、イスラム原理主義はなぜ、そんなに急進的なことができるのかが疑問に思ってました。

それは西洋と、イスラム原理社会の習俗の根本的な違いがあるからだということがわかりました。

イスラム原理主義組織としては、「タリバン」のみならず「贖罪と聖遷」「アル.ジハード」「ムスリム同胞団」などいろんな組織があることをこの本を読んで知りました。

こういった団体によるテロに対する措置の変遷を、エジプト、アフガンのみならずイラン、フィリピン、アルジェリア、パキスタンなど多岐にわたって詳説されています。

宗教にぞっこんになる人は、多角的なものの見方ができなくなるがためにやはり自分の宗教以外は認められなくなるということがいえるでしょう。

それは何もイスラム原理主義だけではないということを心に留めておく必要があるでしょう。

そういった短絡的な考えを持たないようにするためには、やはり教育は必要だなと思わざるを得ません。

習俗や宗教の違う人たちとの相互理解のためには、少しでも相手を理解しようという人間の絶え間ない作業が必要であるな…そんなことをこの本を読んで考えてしまいました。

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紙の本

社会科学の原点回帰の書です。

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かつて丸山真男は、哲学はすべての科学を基礎づけるものであると言った。

その是非は、読んだ人の個人の判断に任せるが、私は大学1年の時に読んだ大塚久雄の『社会科学の方法』や高島善哉の『社会科学入門』やカントの著作についてそういう思いになったことを思い出し、そしてこの本を読んだときにもそう思った。

社会学こそがすべての科学を基礎づけるものである、と。

人間が行った行為の結果、思わざる結果を生み出すということの例を限りなく描写して見せている。

やはり、事を表面だけ見ていては、その内奥については知ることができない。

やはり、人間社会の奥深い理論を知らなくてはその内実については説明できないはずである。

その奥深い理論を学ぶことで、これからの人間社会の良い方向への模索のカギを知ることができるのは言うまでもない。

社会科学の理念を忘れてしまった学者、社会科学は何のために学ぶのかわからない新入の大学生、社会科学についてわずかでも興味の出ている大学受験生にはぜひとも読んでもらいたい本である。

そのことで人間社会の本質がわかるはずである。

そして科学の面白さ、奥深さを学ぶことができるはずである。

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紙の本

北アジアの宗教の世俗性についてわかりやすく学べる著書。

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北アジアでは、主にモンゴルにおけるシャーマンが天上界における神との交流を通して、その言葉を、地上の人たちに伝えて、その言を実際の生活に活かすようにしている生態の詳細を、著者自ら足を運んで見聞した内容と、他の著書を自身で読み、調べた内容を綺麗にまとめて論じてあるので、興味深く読みました。

これまでの人類の歴史を垣間見ると、そういった宗教的な側面は、無視できないはずというモラルですから、坦懐な精神で読ませてもらいました。

また、天神の意思には君主といえども無条件に従わねばならない神聖なものであった。

そのお告げは、テムジン(チンギス-ハーンの本名)が高原統一の事業へ踏み出す一大画期となったのだといいます。

ここまで当時のひとたちにとってシャーマニズムは大事だったのかということですね。

シャーマンが巫儀において動物に化身するという表象が、近代になっても北アジアの人々の間で生き続けていたということですね。

天神は<知ろしめす>存在であり、人の道を外さず、道理に生きるもののみを愛しみ恩寵を授けるのである。

人々は天神に愛でられるかどうかを物事の判断と行動の基準とし、己を厳しく律した、ということですね。

ここを読んで私は非常に感銘を受けました。

人間は私を含め弱い存在であり、自分の意思の赴くまま行動していては悪い方向へ流れていく危険性を宿しているわけであり、そうならないためにもやはり規律が必要なのではないかと思われてならないのですね。

そのために、やはり人間を超越した神や仏といった存在の措定は必要でしょうし、なくてはならないでしょう。

こういった宗教的な効能もまた無視できないでしょう。

呪術的な説話を創造し、それによって共同体の維持をはかった。

またシャーマンは、千里眼(約1キロ四方で起こることは何でも見通せる)を持つ存在として認識されていたようです。

そう思える人は、信じたらいいですし、信じたくない人は信じないでいいでしょう。

私はそういう面に信憑性があると思ったので、更に読み進めてしまいました。

そういった話が、民族の結束を高めるのにかなり役立ったことは間違いないでしょう。

こういった内容については非常に興味深く読ませてもらいました。

しかし、168から232ページまでに長い心理社会学的な詳説がなされていますが、これはユングやフィンタイゼンといった著名な心理学者の学説の要約の説明であり、ほとんど北アジアのシャーマンについての関連付けもなく述べられているだけなので、読むのに大変な気苦労をしてしまいました(苦笑)。

これは、この本の著者の学をひけらかすためなのか、あるいは紙数稼ぎのためなのかはわかりかねますが、本題の趣旨との関連付けがなければ、読んでもほとんど意味をなさないのは言うまでもないでしょう。

そして最後に書いてある本の要旨についても、そういった著名な学者の言葉を引用しているので、残念至極でした。

そこがマイナス点ですね。

しかし、その前の個所に関しては意味がありますので、そこについてはお勧めしたいと思います。

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