夏のメロン色さんのレビュー一覧
投稿者:夏のメロン色
紙の本ペンギンの憂鬱
2022/04/01 12:24
今、読んでほしい
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この時勢に読むべき小説のひとつだと思う。ニュースでよくきく地名が出てきます。
日常にひたひたと、確実に忍び寄る不穏さと非条理。そこにペンギンがいることが物語に唯一無二の特徴をもたせている。
2022/04/01 12:15
何度も眺めてしまう
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様々な地域の可愛らしいお菓子たち。手元に置いて、読書の合間に何度も眺めてしまいます。
洗練されたデザインやレトロ可愛いものまで。やはりパッケージって大切。
紙の本たろうのおでかけ
2022/04/01 12:11
文章のリズム感が良い
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絵が可愛らしいので購入。もっとふわっとした内容かと思いきや、結構教育的な内容。文章のリズムが面白いので、子どもも好きそう。
紙の本月の満ち欠け
2022/04/01 12:06
強い意思は時代を越える
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岩波文庫「的」というパロディが面白くて手にとった本。タイトルや装丁から、もっと淡々とした静かな物語かと思って読んでみたら、予想に反してうねりのあるストーリー構成。小説を楽しんだなと思える読後感です。
紙の本てがみのえほん
2022/04/01 12:00
色とりどりのともだちからのてがみ
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絵本好きの方にうってつけの一冊。文面はもちろん、切手の一枚一枚まで凝っている。だるまちゃん、プーさんなどなど。復刊されて良かった。
紙の本頁をめくる音で息をする
2022/02/13 01:29
真夜中の古書店
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著者は尾道にて、真夜中に開店する古書店を営む文学青年。文章のひとつひとつの表現が、とても心地よい。本への眼差し。優しさがありながら、時折尖ったものが垣間見えたりもする。読み終えるのが惜しいなと思ったのは久々だった。
間奏のように挟まれた著者の撮影した写真は、尾道の空気を感じられて味わいかある。
これしかできないと思って古本屋を始めたそうだが、真夜中に何年も店を開け続けることはそう簡単なことではない。本の虫かと思いきや意外にも年少時代はハリーポッターを読むのに挫折したとか。こういう体験をした人の方が、より多くの人に本をおすすめできるのかも、とふと思った。
読了後、いつかこの店に行ってみたいと思わずにはいられない作品。
電子書籍まじめな会社員(2)
2022/02/13 01:03
ゆるっとはしてない
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なんとなくほのぼの系かと思い読み勧めたら、違った。あまり楽しいものでなく、ちょっともやっと。主人公がひとり空回りしている感。でもその描写がニッチなところをつついてきて絶妙。ここに限らずレビューで主人公の人格をありえないと酷評してる方もみられてるが、そこまで酷くはないと思う。全部が全部当てはまらないとしても少なからず共感できる点はあるのではないだろうか。
2022/02/02 00:45
部屋の乱れが心の乱れ
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それはガラクタです、という言葉が何度も何度も出てくる。ガラクタ連呼に、〜すべきですという断定口調。読み始めは少しイラッとしたが、読みすすめるうちに、部屋の乱れが心の問題とリンクしていることに気づく。もちろんすべてに同意できる訳ではないし、それはおかしいなと思う点もしばしば。海外の住宅事情も国内のそれとは違う。けれども覚えておきたいと思う箇所も少なからずあった。読了後、部屋をぐるっと見回して、確かにガラクタかも?と思ってしまった。
紙の本真夜中乙女戦争
2022/01/23 22:51
タイトルの大切さ
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タイトルのネーミング力がすごい。思わず手にとってしまうパワーがある。畳み掛けるような文章で読ませる力を感じるが好き嫌いは分かれそう。高校〜大学生までの若者が読んだら、価値観が変わってしまうかも?
電子書籍ずぼら瞑想
2021/12/29 01:48
瞑想ってこんな感じ
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瞑想の大まかな枠組みを知ることができる。気軽に、肩の力を抜いて瞑想を日常に取り入れることができそう。
電子書籍短編小説を読もう
2021/12/16 19:31
短編小説案内の決定版
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岩波ジュニア新書ということで、若者を想定して書かれているのでは…?と侮るなかれ、全年齢の読書初心者〜読書愛好者におすすめできる本となっている。
一章に一作品ではなく、数多くの作品が紹介されている。きっと気になるものが見つかるはず。とにかくあらすじのまとめ方や引用が上手い。思わず興味をもち、調べてしまった作品も多々ある。
肝心の著者の作品は未読のため、これから読んでいきたいと思う。
2021/12/12 11:37
さっくり浸れる連作短編集
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出会い、奇跡、繋がりがキーワードとなると思うけど、押し付けがましくなく、サクッと世界に浸れます。仙台駅に一度でも訪れたことがある人には、描写が多く出てきてより楽しめると思う。小説→映画の順で鑑賞したが、個人的には映画の方が好きかもしれない。
2021/12/12 11:29
寂しさで溢れている
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ほっこりした装丁とは裏腹に、そこにある寂しさで溢れている世界。深夜に捲ると一層沁み渡る。ぼんやりした空気が続くと思いきや、鋭角な表現もあったり。どこかしら読み手に響く箇所が見つけられるはず。特に「秋」が気に入った。
紙の本あたしンちSUPER 1
2021/12/12 00:40
基本は以前と変わらず
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またあたしンちの単行本を読むことが出来て嬉しい。基本は以前のまま。部分的に掲載誌のカラーが出ているような気もした。単行本の話と話の間に粘土細工のイラストがあったけれど、それが無くなって少し寂しい。
マスク自粛生活、スマホなど時代を反映した内容。あとから振り返ってもこんな時代もあったな〜と思えそう。