まなみさんのレビュー一覧
投稿者:まなみ
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ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 後編
2017/05/30 14:04
とても役に立ちました
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自分がアダルトチルドレンだと気付いてからいろいろな本を読みましたが、なぜ自分の人生がうまくいかないのかこの本で理解できました。機能不全家族や共依存、見捨てられ不安といった解説も実際の出来事に基づいていて分かりやすかったです。親や恋人を含む対人関係がうまくいっていない人にはオススメです。それに、子育てをしている人にも参考になるだろうと思います。私も育児の真っ最中ですが、赤ちゃんや幼児でも親のメッセージを全て受け取っているのだとよくわかりました。虐待で生じる結果の大きさを知って良かったです。
ここから先はネタバレですので、注意して読んでください。著者のパートナーはアダルトチルドレンだと思っていたところ、境界性パーソナリティ障害で解離性同一性障害であると判明します。要するに、幼い頃から毒親に傷つけられて心理的なダメージを負ってしまうのですが、次から次へと事態が進展する状況は、本当にあった出来事なのかと疑ってしまうほどで、つまらないドラマよりも興味深かったです。後編を読んでいない方が前編の感想を書いていたようですが、後編を読まないとこの本の真価やドキュメンタリーの重みが感じられないでしょう。
ちゅーしても、いいよ 親の支配から生還した真由美の記録 前編
2017/05/30 14:00
毒親との葛藤や心理的なトラブルを抱えている方の必読書
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本書は、幼少期から少女期にかけて両親や親族から傷つけられた女性について、彼女のパートナーが残した「記録」です。ドキュメンタリーですので誰かの期待に応えるような代物ではありませんし、エンターテイメント作品ではないので面白い話ではありません。意味不明な毎日に戸惑っていた著者が、精神疾患や心理についての知識を備え、子供の頃の心的外傷(トラウマ)を負った大人がどのような状況に陥るのか、専門的な出版物などの具体的な根拠を伴って解説していきます。
精神科医やカウンセラーよりも、著者の方がパーソナリティ障害や解離に関して理解している気がしました。机上の理論ではなく、実体験に基づいているので説得力があります。前編では混乱した日々が続き、昨今のいいとこ取りしたテンポの速いドラマのようには展開しませんが、そうした生活をそのまま提示することで、著者は虐待による後遺症を描いているのだと思います。毒親との葛藤や心理的なトラブルを抱えている方の必読書であるとともに、精神科医やカウンセラー、保育士、教師の教科書だと言えます。
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