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sigumaさんのレビュー一覧

投稿者:siguma

9 件中 1 件~ 9 件を表示

電子書籍

続きが待ち遠しい

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1番好きな本の1つです。儚く美しく気高い王女リデルと、逞しく明るく毅然とした令嬢シャルロット、そして過去の己の過ちに囚われ続けるオスカー。マデリーンやライオネル、アーサー、ミーナたち脇役も光っていて、どのキャラも、人間らしい浅ましさや葛藤、苦しみを抱えていて、それでももがきつづける彼らを応援したくなります。続きが出たら絶対に読みたいです。

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電子書籍

ユーモラスで痛快なラブロマンス

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久しぶりに、読み終わった後に「面白かったー!」と掛け値なしに言える作品でした。
重たいテーマを扱っている筈なのに、境遇としてはとても不幸で悲劇的なのに、主人公の女の子がどこまでもしなやかに強く逞しく、ユーモアを忘れずに生きていく姿に、勇気づけられます。
読んでいて楽しかった。ラブロマンス好きの人にはぜひお勧めしたい作品です。

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電子書籍

面白い

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タイトル通りの設定で、中身は犬猿の仲同士のラブコメです。もだもだした関係が美味しくて、続きが気になりweb版まで読んでしまいました。主人公の一人称で進みますが、元気いっぱいで明るく、仕事に向かって一直線なのがとても好ましいです。繰り返しですが、続きがとても気になります。

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電子書籍

魅了のある登場人物と可愛いらしい竜

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恋愛ものとしては、満足感の高い物語でした。主人公の女の子は、悩みながらも行動力に溢れていて、物語を動かしていく起点が全て彼女でした。魅力ある登場人物と、何より、竜。威厳なんかよりも可愛らしさが際立っていてひたすら和みます。当初の「お相手役」と、結末の「報復劇」に関しては、或いは物足りなさを覚える人もいるかもしれませんが、それを抜きにしても読み応えのある作品でした。

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ほろ苦くも甘々な異種族恋愛

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愛を持たないとされる吸血鬼が、愛を失った少女と共に生きるお話です。
敵役と味方がすっぱり分かれていて、物語の図式として理解しやすく、読みやすいです。ファンタジーの世界観の背景もしっかりまとまっています。
味方はどの登場人物も可愛い。特に、「ディーナが可愛い」と悶えているカミルが可愛い。
誰かを愛せない吸血鬼という生き物の生き様に適度なほろ苦さを感じつつ、全体的に甘々な物語でした。

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電子書籍王太子は聖女に狂う

2017/06/10 13:18

幸せになったのはいいけれど

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

転生物で、そこそこ面白かったと思います。前世を覚えている2人の登場人物の葛藤もよく描かれていて、まあ、ありがちですが、基本は外していないです。ヒーローの方は、狂っていつつも、その狂気を抑えようとしているのは好感が持てました。
ただ、2点だけ。
1つは、ヒロインに惹かれた理由が少し弱いような気がしました。切っ掛けは前世でしょうが、前世関係なく愛している、というなら、その辺りのエピソードをもう少しあってもよかったと思います。具体的にどこが好きになったのか、いまいち曖昧模糊
もう1つは、人ってやっぱり強烈な出来事があった方に惹かれ易いんです。だから、読書目線では、前世のヒロインの悲しい気持ちが少しでも解かれればいいのに、と思うのです。正直、現世のヒロインよりも前世のヒロインの方が感情移入しやすかった。

以上をまとめて、世界観などはすごく良かった事も含めて、評価は3です。

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電子書籍

残念、惜しい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者様買いだったのですが・・・いろいろと、残念、あともう一歩足りないという物足りなさを感じました。
設定などの基本構想はとても良いのに、細部の展開が雑になっているとしか・・・今まで読んだ作品では無かったことと思うのですが。
同じ会話の内容が繰り返されていて登場人物が2度驚いていて違和感がある、所々で見られる誤字、また使用人の会話口調が一定せず誰が言っているか分からないなど。伏線なども、もう少し貼ることができたのでは。行き当たりばったり感があり、草稿をそのまま読んでいるような気分になりました。
ただ、こうしたチェックなどは本来編集さんが指摘しなければならないことでは?とも思うのですが(よくは知らない分野ですが)
色々と惜しい、残念という印象です。

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電子書籍

軽い気持ちで読みやすい

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

典型的な、「俺Tueee!!」もの、というのが2巻まで読んだ印象です。要は、主人公無双もの。かつ、転生ものでもあります。
ページ数の割に内容が少ない気がするのは、会話毎で行が空くからか・・・なので、時間掛けずにサラサラ読めます。魔法関連が結構出てきますが、小難しい設定なんかも無いので、頭使わずに済みます。オリジナル設定は、タイトルにある生まれついての紋章、というところでしょうか。
軽い読み物としては、いいと思います。

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電子書籍

ヒロインに共感できない

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

物語の流れはともかく、ヒロインに共感できないのが難点だと思いました。ただの会話でも悪態や皮肉を交えず話せない、というのがこのヒロインの特徴なのですが、どうにも好きになれない特徴でした。中盤で、そんな風になってしまった経緯も明らかになりますが、なんとなくヒロイン擁護のための後付けに感じます。言葉というのは十分人を傷付ける道具になり得ます。それは、彼女自身が傷付いたことが原因だとしても免罪符にはなりません。彼女の言葉が上手く翻訳できる人たちにちやほやされているのも、なんだか無理があるなぁと思いました。ヒロイン以外の物語の展開などは、良かったかと思います。

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