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hontoカスタマーさんのレビュー一覧

投稿者:hontoカスタマー

78 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

ワーキングメモリを確保せよ

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

仕事をする上でミスをしないに越したことはないが、本書によれば脳のシステム上、常にミスを起こしている。本書のタイトルの「仕事のミスが絶対になくなる頭の使い方」と矛盾しているようだが、まずは「ミスはなくせない」という事実を受け入れることが、ミスをなくす唯一の道らしい。ヒトは記憶に基づいて判断を下すため、コミュニケーションの際には相手にはどのような記憶があるのかに意識を向ける必要があるとのことだった。

筆者自身は、最近小さなうっかりミスが増えてきて、対策のため本書を手に取った。どうやら多忙のため、ワーキングメモリが圧迫されていることが原因だったようだ。早速本書にあるようなメソッドを取りいれてみたいと思う。

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電子書籍

新展開、過去編開幕

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第九巻では冒頭、慶楼大学時代の後輩、手嶌が登場。手嶌は病理医を辞めて研究職に転身をすることを機に壮望会病院に挨拶に。手嶌の登場を通して岸の大学時代が描かれます。
これまで事件ベースで岸のバックグラウンドはあまり明かされていなかった。設定はあらかじめされていたとは思うがここにきて過去編をぶち込んできたかというところ。主人公の過去は巻を重ねていくとおのずと明らかになっていくものだが、主人公岸は過去が謎だということが魅力の一つとなっているので、読者としては過去を知りたいような知りたくないような・・・
大学病院勤務時代に岸を変える何かが起こったことは確かなようだ。

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紙の本

紙の本光秀の定理

2017/07/17 14:17

実際のところは誰にもわからないのだから

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

世間の評判に反して明智光秀とはもっと魅力的な人物だったのではないかと思わせる。勝者の歴史を疑いなく信じるのは中学生くらいまでにしておこう。

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電子書籍

電子書籍機龍警察 自爆条項〔完全版〕

2018/02/09 19:01

何度読んでもおもしろい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書を手に取った多くの読者がすでに、結末を知った状態で読み始めたのではないでしょうか。完全版第1段のときもそうでしたが、読み返してみると結構忘れていて、どの部分が加筆されているのかよく分かりませんでした。

本作品はライザのアイルランド時代と現代の事象が交互に章立てされていて、互いに絶妙に絡み合っている構成は、ライザの背景と詩人との関係を効果的に知らしめています。また、ライザと技術班主任の鈴村との過去と現在に関係が幾層にも重なり、二人の関係性に厚みが生まれています。

巻末にはおまけとしてシリーズ短編集『機龍警察 火宅』の自作解題が収録。その中で「〈特捜部は機甲兵装を使った犯罪に対処するために設立された〉などという設定はないし、そんなことは作中どこにもかかれていない」とある。本書の紹介文に繰り返し出てくるフレーズだそうですが、そんなに単純な背景ではありません、それはこれから(もう?)明らかになっていきますよというメッセージのようです。最新作『狼眼射手』に機龍兵が出撃視せず、「敵」の姿がより濃くなってきているのは今後の展開のフリの気がします。なおこの自作解題はネタばれ万歳なので、ぜひ短編を読んでから目を通すことをお勧めします。筆者自身も再度読み返してみたくなりました。

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紙の本

紙の本ナショナリズムの正体

2017/11/27 12:58

イデオロギーの浸透に使われるマーケティング手法

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昭和の軍国主義を擁護している人の主張に、耳新しいことはなく、根拠も継ぎはぎの知識のため論理的な反論は、難しくないと本書では述べられています。やっかいなのは彼らが権力と結びついている点と、マーケティングの手法を用いてメッセージを発している点だと思います。マーケティング的には論理的な正しさより、需要(不安)を喚起しそれを満たす手段を提供して感情を動かせば勝ちとなります。顧客(対象)にとっては歴史的事実かどうかは重要な意味を持ちません。事実を根拠に説得することができなければ、こちらの陣営もマーケティングの手法を用いて対抗するのが有効な手段ですが、事実の基づいたほうがそれを無視して反論するのは、相手の土俵に乗ってしまうために、泥仕合になってしまうリスクがあり有効な対抗手段が思いつかないのが正直なところです。

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電子書籍

電子書籍【全1-9セット】87CLOCKERS

2017/08/31 14:28

楽しみながらマニアの世界を垣間見る

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

のだめカンタービレ完結後、ヤングジャンプに連載された次回作。今回の舞台はPCの処理能力速度を競うOC(オーバークロック)の世界。漫画家には自分がよく知っている世界、好きな世界を膨らませて描くタイプ、新たなフィールドを取材して勉強しながら描いていくタイプがあるかと思うが、著者は後者のタイプ。作品を描く過程でその道のディープな愛好家と知り合い、自ら学びながらなおかつ面白い「おはなし」を作るのは大変そうだ。しかし、そのような出会いやエピソードを盛り込みながら、半分楽しみながら描いているのが滲み出てくるのが、門外漢が読んでも楽しめるところなのだと思う。

内容は名門音大(この点だけ前作と共通)に通う、草食系男子が好きになった美女・ハナがほぼ全てを捧げて没頭しているのがPCのF1レースと言われるOC(オーバークロック)。ハナや周りのディープな愛好家に巻き込まれつつ、主人公はOCに魅せられていく。ストーリーは二ノ宮テイスト全開で、笑いが絶えない。またOCクロック界のカリスマ、ミケがいい。有り余る才能と時間を金にならないアソビに惜しみなく注ぎ込む彼の行動は、周囲のマニアと比べても異質だが逆に魅力的だ。それに加えてOCをやっている人たち、その世界、海外事情、業界との関連など読んでいると自然とわかってしまうのお得感を感じる。

9巻完結と比較的コンパクトなのは逆に大人買いし易い。女性作家さんはある程度落としどころを決めてきれいに完結させるのが上手い。本作も最後に盛り上げてきれいに着地している。題材がマニアックなので映像化は今後もないと思うが、機会があれば読んでもらいたい作品だ。

ちなみにタイトルが意味不明だが、気にせず読んでいたところ、最後のオチで気がついた。意識して読めばすぐ分かるのと思うので、考えて見るのも面白い。

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紙の本

知ってるだけでは足りないキラースキル

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書に書かれていることは、あらゆる職種において、大きな差別化要因となるキラー・スキルを惜しげもなく開示していますが、これまで同じ技法を使って成功をしてきた人にとっては、タネ明かしをされたところでたいしたビハインドにはならないだろうと思います。タネ知っているだけでは手品をすることはできず、それを身につけて磨いていくことを継続することができる人だけが装備できる技術なのです。これを活用して成果を上げる人材は今後も競争優位の立場を崩さないでしょう。

しかし、もし本気で本書に書いてあることを実践、継続して技術を身につけることができれば、とてつもない競争優位に立てることは間違えありません。

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紙の本

紙の本神話の力

2017/08/30 09:37

宗教さえも亜流に感じてしまう

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

キャンベルが研究していた神話学とは、古代の伝承、伝説、宗教の経典を比較検討することにより、その背面にある隠喩(メタファー)を抽出してその意味を研究するものだと理解しました。それは、特定の神(多くはキリスト教)を研究する神学、宗教間の関係性を研究する宗教学とは一線を画しています。仏教、キリスト教、イスラム教といった伝統的な宗教も神話学から見るとごく一部の亜流と見えてしまいます。イスラム教に関する記述は少ないのですが、キリスト教に関しては排他的で善悪二元論で、宗派の枠外は自然さえも敵として支配する対象として位置づけている側面があることを読み、アメリカを含む西欧人のイスラム教との軋轢や自然に対する無慈悲さの歴史が腑に落ちるところが多くありました。

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電子書籍

電子書籍新装版 うさぎドロップ(4)

2017/07/17 19:52

コウキのママは美人のシングルマザー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

4巻の表紙はりんの仲良しのコウキのおかあさん。シングルマザーでコウキともどもストーリー全体のキーパーソン。またこの巻ではお嫁に行った従兄弟が娘の麗奈を連れて家出してくる。りんと仲良しになり後半再登場する。

嫁に行ったものの苦労、シングルマザーの苦労エピソードが描かれ、男には気づきづらい苦労が垣間見れた。

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電子書籍

実は馬鹿にしていたかの国と同じ支配構造だった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は、事実が判明したので、後はきちんとした政権をつくってアメリカと交渉するだけだが、容易なことではないと言っています。私は大きな障害はふたつあると思います。ひとつはこの事実を共有しないことには議論が始まらないのですが、マスメディアはその事実を一切報道しないため、それが極めて難しいということです。ふたつめは、米軍と官僚の日米合同委員会で決まったことは、政治家でも逆らえません。現に原発に関しては権力が発動されて放射能汚染が憲法の適用が除外されています。しかしそれを最高裁は憲法判断を放棄しているので、憲法違反を問われることはありません。そのため、米軍の威を借りれば、官僚は政治家に煩わせることなく日本を支配できる。絶大な権力を握っている既得権益者がこんな素敵なことを能動的に手放すとは到底思えません。

そのため、アメリカ政府が軍部から日本の権益を引き剥がすか、権益自体をなくすかしない限り、日本の属国状態は解消されることはないでしょう。そして隠然とした米軍支配の下アメリカとともに戦争に加担することとなるのでしょう。合掌

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電子書籍

電子版によりローマ人を携帯できるようになりました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は記念すべきシリーズ第1巻ということもあり、なぜローマがこれほど長期間にわたって繁栄を享受できたのかを考察しています。まず、ローマは宗教に関して寛容であり他民族の対立関係よりないほう関係に進みやすかった点を上げています。まさにイスラムとの文明の衝突を実践している現代と対極になります。また、階級制度は存在したものの、執政官制度で王政の利点を生かし、元老院制度によって貴族制の利点を活かし、市民集会によって民主制の利点を活かした政治システムにおける柔軟性をあげています。翻って現代はフランス革命以来の自由・平等・博愛を掲げているものの、理想に反して宗教的に非寛容でありグローバリズムという単一化から歪を緩衝できない不安定な状況であること分かります。

科学技術は格段に進歩しているものの、個の欲望を極端に肯定する現代社会には新たなパラダイムシフトが必要なのではないかと思わせる書籍でありました。

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電子書籍

電子書籍不滅のあなたへ(5)

2017/12/07 21:02

自分自身のために物語を紡ぐ少女との物語

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

4巻に始まった囚人島ジャナンダ島編。フシは囚われたビオランと囚人孤児のために、公開闘技シマオサに出場するが、決勝の相手はマーチ編での宿敵ハヤセだった。

新しいシマオサはだれになるのか?ハヤセもの目的は?

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電子書籍

電子書籍3月のライオン(13)

2017/12/07 20:36

二階堂晴信躍動す

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

NHKでアニメ化され、全国認知された本作、連載10年だそうで将棋連盟からも感謝状をもらったとのこと。

並行してキャラが動いていきますが13巻は二階堂将棋ルートが熱かった。

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電子書籍

電子書籍機龍警察 狼眼殺手

2017/12/07 20:19

近未来警察小説枠の斜め上をいっている

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シリーズ第6作、次世代通信技術にまつわる国家プロジェクト級の技術を、政・官・民とそれを狙う中国がそれぞれ技術と利権をかけての攻防が主題となる。

当の機龍兵がチラッとしか出てこないのは、ハリウッド調のアクション小説ではないという作者のメッセージなのではないか。

今回電子版で読んだが、登場する銃器をダイレクトに検索して画像を見ることができ、使い勝手が良かった。

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紙の本

死んでも思い出してくれる人がいることが老後の不安を癒す

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

葬式と墓というと、どうしても宗教的観点からのアプローチが多くなると思われますが、本書は学者らしい客観的な視点で課題を整理し、現状を紹介しています。亡くなった身近な人を弔って思い出す行為は宗教とは別に万国共通の心情です。一方日本では近年どいうわけか、それを簡素化し、無形化しようとする傾向にあるようです。

本書は、統計資料と自身のフィールドワークから、その原因を考察しています。こうなってしまった原因は死者とのつながりの希薄化、社会における人と人とのつながりの希薄化が大きいと著者は指摘しています。ひとりで生きて、ひとりで死んでいくのは気楽なのかもしれないけれど、それで生きていて幸せといえるの?儀式とは別に取り戻すべき心情があるのでは?ということを考えさせられる1冊です。

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