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hontoカスタマーさんのレビュー一覧

投稿者:hontoカスタマー

78 件中 1 件~ 15 件を表示

実は馬鹿にしていたかの国と同じ支配構造だった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者は、事実が判明したので、後はきちんとした政権をつくってアメリカと交渉するだけだが、容易なことではないと言っています。私は大きな障害はふたつあると思います。ひとつはこの事実を共有しないことには議論が始まらないのですが、マスメディアはその事実を一切報道しないため、それが極めて難しいということです。ふたつめは、米軍と官僚の日米合同委員会で決まったことは、政治家でも逆らえません。現に原発に関しては権力が発動されて放射能汚染が憲法の適用が除外されています。しかしそれを最高裁は憲法判断を放棄しているので、憲法違反を問われることはありません。そのため、米軍の威を借りれば、官僚は政治家に煩わせることなく日本を支配できる。絶大な権力を握っている既得権益者がこんな素敵なことを能動的に手放すとは到底思えません。

そのため、アメリカ政府が軍部から日本の権益を引き剥がすか、権益自体をなくすかしない限り、日本の属国状態は解消されることはないでしょう。そして隠然とした米軍支配の下アメリカとともに戦争に加担することとなるのでしょう。合掌

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電子書籍社内営業の教科書

2018/03/08 18:22

1.2章は良いが、それ以降はちょっと・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『第1章 なぜ社内営業が必要なのか』 では社内でのコミュニケーションとして必要なものであることとその根拠が示されています。また、『第2章 社内に味方が多いちょっとした習慣』では、戦略的に社内の信頼関係を構築する方法が書かれており、社内の人間関係コミュニケーションなど必要ないと思っている人には有益なのではないでしょうか。

3章以降は、同年代から見ても引くくらいのあざとさが印象に残って30代に後輩に薦めたくはない内容でした。実際、彼は社内で他部署に入り浸り、部署の電話で仕事を始めて出入り禁止なる。メリットがないと思って他部署の先輩の仕事を「そういうことは、ご自分でやるべきじゃないですか?」きっぱり断ったら、1年後同じ部署に配属になって気まずくなった。と言ったように結構やらかしていることが書かれています。

イントロダクションで自己紹介していますが、帯か紹介文くらいにとどめておけばいいものの「伝説のトップセールスマン」と呼ばれたと自分自身で臆面もなく書いてしまうところが、著者の品性をよく物語っています。

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紙の本宇喜多の捨て嫁

2018/03/06 18:12

短編の構成が物語を下支えていることに読み終わった後に気がつきます

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

悪人として一般に認知されている宇喜多秀家をこう料理したかという短編集。6篇の短編はそれぞれ独立していますが、6篇が全体の構成の中に組み込まれていて、1冊で宇喜多秀家の生涯を垣間見ることができます。このような構成はよくあると思うのですが、全体の時間の流れに戸惑いを感じながら読み進みます。第1編の表題作『宇喜多の捨て嫁』のあと、時代が秀家の幼少時代に一気にさかのぼります。そこから改めて時間が下っていくのですが、短編の中でもたびたび、区切りを境に2,3年後経過していたり、作品同士で時間がダブっていたりと、違和感というか戸惑いを感じながら読んでいました。

しかし、その違和感も、最終まで読み終えると全体の構成が明らかになり、作者がなぜこの構成にしたかという意図を知ることができます。その意図とは、ある意味ネタバレになってしまうので読んでもらうしかありませんが、読み終わると思わずまた最初の表題作を読んでしまうのは私だけではないと思います。言えないフラストレーションを解消したくて、読んだ者同士で語りたいという欲求を強く感じる作品でした。

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紙の本文明の生態史観 改版

2018/02/21 15:17

文明の価値評価ないし現状変革の指針ではありません

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は当時未開の地であった地域の文化、社会、生活様式などを紹介する側面と、フィールドワークを元に生態学的アプローチによって導かれた仮説の着眼点について考える側面があるように思います。出版当時は前者にスポットが当てられ、研究者を含む読者によって日本との比較が論じられたことは、筆者の意図するところではなかったようです。筆者はむしろ後者の着眼について、議論を深めたかったようです。

今本書を読むのであれば、前者の側面から読むと当時の訪問地の様子を知る紀行文となってしまいますが、出版から60年経って見るべき側面は後者になるのではないでしょうか。本書によるとアジア、北アフリカ、ヨーロッパを含む全旧世界を、日本と西ヨーロッパを第一地域、それ以外を第二地域と分類しています。第二地域には中国、インド、ロシア、地中海イスラムといった四つの文明圏を擁しています。それぞれの文明圏はユーラシア大陸の乾燥地帯を中心に外側に向かって準乾燥地帯、森林に覆われた湿潤地帯に東西対になって配置されており、生態学的構造を持っているという説を提示しています。日本と西ヨーロッパが第一地域として対になっている点が手前味噌っぽく議論となりそうですが、筋は通っており今見ても斬新です。

本書ではだからどうなんだという結論が述べられていません。それは筆者も自覚的です。「生態史観」は「べき」の議論ではなく、世界の構造とその形成過程の認識の議論であって、現状の価値評価ないし現状変革の指針ではないと記しています。良し悪しは別としてこの部分が60年経った後も書籍として生き残っているのにもかかわらず、この説自体がメジャーにならなかった一因なのかもしれません。

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お手軽ではないが本気で取り組めば効果ありそう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

若いとき比べて40台に記憶力が衰えてきたと感じる人が本気でどうにかしようとして本書を手に取ることはあまりないのではないでしょうか。多くの読者は私を含め、現在なんとなく感じている衰えをリカバリーできるお手軽な方法はないか手にとっているのだと思います。

記憶を保持、想起してOutputするには、出力の反復練習をして再生しておくとか、リハーサルを入念に行う、効果的なOutputのためにシナリオを作る、ロールプレイをするといったそれなりのプラクティスが必要でお手軽とはいえません。そのためお手軽な答えを期待した読者には不満が残る内容なのかもしれませんが、著者自身はお手軽にとは一言も言っておらず、想起力を高めるヒントとして20の具体的なプラクテティスを提示しており、むしろ王道的なアドバイスとなっています。

本書の活かしかたはひとつ、内容を実践するかどうかでしょう。実践するに当たっては、それなりの努力を要しますが、何もしなければ効果はゼロというある意味シビアな内容だと思いました。

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電子書籍機龍警察 自爆条項〔完全版〕

2018/02/09 19:01

何度読んでもおもしろい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書を手に取った多くの読者がすでに、結末を知った状態で読み始めたのではないでしょうか。完全版第1段のときもそうでしたが、読み返してみると結構忘れていて、どの部分が加筆されているのかよく分かりませんでした。

本作品はライザのアイルランド時代と現代の事象が交互に章立てされていて、互いに絶妙に絡み合っている構成は、ライザの背景と詩人との関係を効果的に知らしめています。また、ライザと技術班主任の鈴村との過去と現在に関係が幾層にも重なり、二人の関係性に厚みが生まれています。

巻末にはおまけとしてシリーズ短編集『機龍警察 火宅』の自作解題が収録。その中で「〈特捜部は機甲兵装を使った犯罪に対処するために設立された〉などという設定はないし、そんなことは作中どこにもかかれていない」とある。本書の紹介文に繰り返し出てくるフレーズだそうですが、そんなに単純な背景ではありません、それはこれから(もう?)明らかになっていきますよというメッセージのようです。最新作『狼眼射手』に機龍兵が出撃視せず、「敵」の姿がより濃くなってきているのは今後の展開のフリの気がします。なおこの自作解題はネタばれ万歳なので、ぜひ短編を読んでから目を通すことをお勧めします。筆者自身も再度読み返してみたくなりました。

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電子版によりローマ人を携帯できるようになりました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は記念すべきシリーズ第1巻ということもあり、なぜローマがこれほど長期間にわたって繁栄を享受できたのかを考察しています。まず、ローマは宗教に関して寛容であり他民族の対立関係よりないほう関係に進みやすかった点を上げています。まさにイスラムとの文明の衝突を実践している現代と対極になります。また、階級制度は存在したものの、執政官制度で王政の利点を生かし、元老院制度によって貴族制の利点を活かし、市民集会によって民主制の利点を活かした政治システムにおける柔軟性をあげています。翻って現代はフランス革命以来の自由・平等・博愛を掲げているものの、理想に反して宗教的に非寛容でありグローバリズムという単一化から歪を緩衝できない不安定な状況であること分かります。

科学技術は格段に進歩しているものの、個の欲望を極端に肯定する現代社会には新たなパラダイムシフトが必要なのではないかと思わせる書籍でありました。

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電子書籍挫折力

2018/01/09 15:24

僻まないでエールを受け取ろう

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あまり予備知識なく読んだ感想だが、書き手と読み手の意識のずれは否めない。著者はとにかく優秀。本人はそれだけではないこれまでの経験を経てそれ以上の存在なったということをさらっと言っているところが、率直に言って僻まれてしまうのだろう。あまり年齢の違わない凡人からするとどちらの思考回路もある程度理解できるので評価が難しい。

個人的な感想としては、非常に優秀な人だが最終的には金儲けに走らず、違った価値を人生に見出している人物で、決して悪い人ではないことは伝わってくる。いかんせん相手にしてきたのが企業の経営者が中心のため、目線を下げるのにも限度があるようだ。少なくとも本書では傲慢なことは言っていないので、読者は素直に参考にしていいと思う。自分を抑制する「優等生」の脆弱さは、的を射ていると思うし、将来指導者となりうるエリート層の課題であり、だからこそ、まあ凡人も隙間を狙えるのではと励まされた。自分の凡才ぶりを棚に上げてポジショニングする際の参考になる。

後輩への忌憚のないエールとして胸にしまっておいていい本。彼の優秀さにいかに僻まずにエッセンスを受け取るかがカギになるのだろう。

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電子書籍土漠の花

2017/12/22 13:41

救助であってもがっつり戦闘せざるを得ませんでした

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ソマリアでの海賊対処行動に従事する自衛隊が、CMF(有志連合海上部隊)連絡ヘリの捜索救助要請をうけ、救助隊が派遣されます。しかし、野営中部族間の虐殺被害者に遭遇、保護したため虐殺側から攻撃を受けてしまいます。

ほんとかどうかわからないが、海外で戦闘行為を行ったことがない自衛隊が、実戦で役に立つのかというシミュレーションになっています。自衛官個別の心情や葛藤がリアルに感じられると同時に私たちも戦場での当事者の心情をシミュレーションできる作品だと思います。

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電子書籍疲れない脳をつくる生活習慣

2017/12/13 17:33

正論ですがそれが出来ないんです。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

生活習慣を変えなさいというのはまさに正論なのですが、それゆえハードルが多く感じてしまいました。(提案されていることを実行するのほとんど無理っぽいし)

最後に、本書は極端な意識改革を求めていません、刻一刻と移りゆく自分の状況や状態を、上手にモニタリングすることですとあって、ちょっとだけ気が楽になりました。

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電子書籍不滅のあなたへ(5)

2017/12/07 21:02

自分自身のために物語を紡ぐ少女との物語

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

4巻に始まった囚人島ジャナンダ島編。フシは囚われたビオランと囚人孤児のために、公開闘技シマオサに出場するが、決勝の相手はマーチ編での宿敵ハヤセだった。

新しいシマオサはだれになるのか?ハヤセもの目的は?

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電子書籍不滅のあなたへ(4)

2017/12/07 20:47

共に過ごす日々にさようなら

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

顔と、心に大きな傷を持つグーグーのお話の完結編。フシと関わる人間は誰も不幸で心やさしいが、グーグーもそのひとり。フシも4年間その地にとどまり共に生活します。リーンとも心通わせ幸せになってほしいキャラなのですが、最後は・・・

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電子書籍3月のライオン(13)

2017/12/07 20:36

二階堂晴信躍動す

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

NHKでアニメ化され、全国認知された本作、連載10年だそうで将棋連盟からも感謝状をもらったとのこと。

並行してキャラが動いていきますが13巻は二階堂将棋ルートが熱かった。

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電子書籍機龍警察 狼眼殺手

2017/12/07 20:19

近未来警察小説枠の斜め上をいっている

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シリーズ第6作、次世代通信技術にまつわる国家プロジェクト級の技術を、政・官・民とそれを狙う中国がそれぞれ技術と利権をかけての攻防が主題となる。

当の機龍兵がチラッとしか出てこないのは、ハリウッド調のアクション小説ではないという作者のメッセージなのではないか。

今回電子版で読んだが、登場する銃器をダイレクトに検索して画像を見ることができ、使い勝手が良かった。

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紙の本ナショナリズムの正体

2017/11/27 12:58

イデオロギーの浸透に使われるマーケティング手法

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昭和の軍国主義を擁護している人の主張に、耳新しいことはなく、根拠も継ぎはぎの知識のため論理的な反論は、難しくないと本書では述べられています。やっかいなのは彼らが権力と結びついている点と、マーケティングの手法を用いてメッセージを発している点だと思います。マーケティング的には論理的な正しさより、需要(不安)を喚起しそれを満たす手段を提供して感情を動かせば勝ちとなります。顧客(対象)にとっては歴史的事実かどうかは重要な意味を持ちません。事実を根拠に説得することができなければ、こちらの陣営もマーケティングの手法を用いて対抗するのが有効な手段ですが、事実の基づいたほうがそれを無視して反論するのは、相手の土俵に乗ってしまうために、泥仕合になってしまうリスクがあり有効な対抗手段が思いつかないのが正直なところです。

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