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gonnaさんのレビュー一覧

投稿者:gonna

52 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本ゴーストハント 7

2018/07/01 00:09

伏線回収巻

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本編最終巻にて、ようやくナルの正体が明らかになります。
あくまでも本人は語らず、意外にもぼーさんの推理によって話が進んでいくので、やや説明的な展開が多いかも。
それでも、読んでいてダレることがないのは、推理の根拠となったエピソードが随所に挟まれていて、「そういえばこんな展開もあったな」と思い出せて懐かしくなるからです。
巻数としてはさほど多くはないのに、ボリュームたっぷりのシリーズでした。
途中怖い描写で立ち止まることはあったけど、読み終えて良かったと思える作品です。

続編も出ているようなので、機会があれば読んでみたいですね。

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紙の本ゴーストハント 6

2018/06/30 23:58

交錯する2つの物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いよいよ終盤です。
ナルの双子の兄・ジーンに関する話と、前巻からの帰りに立ち寄った廃校舎での事件の話が交錯します。
6巻では、後者が中心ですね。

ここまでくると、変人ぞろいの登場人物どうしでも何らかの絆が芽生えているので、問題解決能力は非常に高いです。
そのおかげか、廃校舎の話はわりとあっさり解決したような感じがします。
次巻、最終巻に焦点を合わせるためでしょうか。

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紙の本ゴーストハント 5 呪いの家

2018/06/30 23:55

きれいな霊たち

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前巻がトラウマだったので、しばらく読めていなかったのですが、落ち着いた頃にまた手に取りました。
今巻はさほど血なまぐさい描写はなく、むしろ自然の美しさやそこに宿る精霊たちの描写が押し出されています。

今巻はナルが動けない状況に陥ってますが、それでも皆が頑張ってる姿が見どころです。
個人的には、ここに来て綾子があれほどいい働きをするとは思わなかった(笑)

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紙の本ゴーストハント 4

2018/06/30 23:50

シリーズ屈指のトラウマ巻

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最初に忠告しておきます。
この巻はトラウマレベルのグロテスクな展開です!

増改築を繰り返された迷宮で、次々と失踪者が出ます。
その本人の死は直接的には描かれてはいませんが、麻衣が夢で追体験した事実から推測されます。
その描写や、後に出てくるヴラドの姿は非常に凄惨なものであったので、しばらくは風呂に入るのも怖かったです…
(時間が経った現在ではもう大丈夫ですが)

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紙の本ゴーストハント 3

2018/06/30 23:45

怪現象に対する学校関係者たちの態度

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3巻では再び学校が舞台となります(麻衣の通う高校とは別)。
おまじないにハマって怪現象を真に受ける生徒たちと、異端者をつるし上げてでも怪現象の存在をもみ消そうとする学校側との態度の差が顕著に表れています。
フィクションだけど、その辺の描写が妙にリアルです。

もう一つ掲載されている「サイレント・クリスマス」も、短編ながらなかなか見応えがあります。
登場する少年の霊の正体とその真相は切ないものでしたが、不思議と読後感は悪くありません。

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紙の本ゴーストハント 2

2018/06/30 23:39

霊に関わる子どもたち

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この巻から見るからにヤバそうな霊が出てきて、本格的な怪談物が始まります。
幼児は純粋だからか、人形のミニーが起こした怪現象をあまり怖がらずに受け入れているのですが、そういった描写も霊自体に負けず劣らず怖いです。
さすがに怪現象がエスカレートしてくると、当の女児も泣き出してはいるのですが…

前巻では顔合わせ程度に集まった霊能力者たちが、今巻からそれぞれの能力を発揮します。
それぞれ向き不向きがあるようで、自分の能力を活かせる時と活かせない時とがあり、「今回は誰が活躍するのだろう?」と予測しながら読むのも面白いと思います。

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紙の本ゴーストハント 1

2018/06/30 23:23

少女から見た憧れの霊感男子

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原作小説は読んだことがなかったのですが、たまたま古本屋で見かけて気に入り、一気に全巻読破しました!
1巻ということもあって、主要人物が次々と登場していく展開にページが割かれていますが、全くキャラがかぶらないため、すんなりと覚えられます。

主人公である麻衣の視点で、学校に憑く霊や霊能力者たちの状況が説明されていきます。
この頃はまだ古めのキャラ造形で描かれていますが、それによって、自分が小中学生の時にハマった怪談を彷彿とさせるので、むしろこの手の話としてはぴったりの絵柄だと思います。
霊能力者のナルは、小学生女子が憧れそうな要素が詰まった不思議系男子で、それがいなだ先生の絵柄で見事に再現されています。
ストーリーは勿論のこと、キャラにも魅力があるので、これからどんどん読み進めたくなるような話です。

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『キーリ』らしいラスト

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3人の長く続いた旅も、本当に終わりを迎えてしまいます…
それぞれが自分の因縁に決着をつける話ですが、前巻で死亡したキャラたちは、精神世界にてキーリとの決着をつけることになります。
これはご都合主義な展開のような気がしましたが、そうでもしないと救われないキャラもたくさんいるから…

首都での暴動が治まった後は、キーリたちは見知らぬ土地で、本当の結末を迎えることになります。
エンディングにかなりページを割いていますが、この落ち着くような終わり方は、退廃的でゆるやかに旅をしていた頃の3人を思い出させて、地味に泣けてきます。
特に、最後のハーヴェイの言葉を聞くと、今まで『キーリ』シリーズを読んできて良かったという気持ちになれます。
良くも悪くも、『キーリ』の世界観をうまく保ったまま、物語が終わってます。

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最終章の開幕

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キーリたちがようやく首都に到着し、それぞれの登場人物が自分の因縁に決着をつけていきます。
いままでの経緯が経緯なだけに、平和的な解決にならずに悲惨な結末を迎える場合が多く、読んでいてメンタルがやられていきます…
それでも読むのをやめられないのは、魅力あるキャラたちの結末をちゃんと見届けたいという気持ちがあるからでしょうか。

今巻で伏線はだいぶ回収されきった感じはしますが、あと1巻分残っています。
傷付いたキーリたちがどのような結末を迎えるのか、ちょっと怖いけど、頑張って読んでみようという気持ちになります。

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いろんなものが失われていく

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最近定住の多かったキーリですが、7巻で再び列車の旅に出ています。
しかし、まさかの兵長が記憶喪失になってしまい、口調まで変わってしまうのには面食らった…(後で治ります)
物語の終盤がひしひしと近づいている感じがして、だんだん物悲しくなってきます。
列車内での状況は1巻とほぼ同じであるだけに、その当時のことを思い出して比べては、つらくなることもあります。

キーリの出生の秘密、ハーヴェイの辿る末路、ベアトリクスの行方等と、物語の根幹に関わるキーワードがたくさん出てきます。
それぞれが難しいテーマであるだけに、各伏線がどのように回収されていくのか、目が離せません。

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2人のハーヴェイ

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5巻表紙で描かれていた少年ハーヴェイが本格的に活躍します。
今キーリが一緒に旅をしているハーヴェイとは別の人格(?)だそうですが、随所で2人の類似性が認められます。
それぞれのハーヴェイがキーリに対して抱いている気持ちを読み比べてみるのも一興だと思います。

また、巻末には田上先生による漫画が掲載されています。
動きが入ると、本編とは毛色の違った物語のようにも見えますが、これはこれで面白いかも…?
挿絵ではあまり表情のなかったキーリやハーヴェイが、表情豊かになっているのは必見です。

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興行団での日常

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1巻にも登場した興行団に身を寄せているキーリたちの物語です。
4巻で再会したものの、キーリとハーヴェイの気持ちが微妙にすれ違ってて、まだまだギクシャクしています。
お互いを大事に思う気持ちはあっても、両方とも不器用なためにうまく表現出来ていないのですが、そのあたりの心情描写も見ものです。

今巻で驚いたのは、ヨアヒムが生きていたことです。
1巻ラストでどう見ても助かったようには思えないですが、さすが不死人…

5・6巻は上下巻になっていて、表紙の少年ハーヴェイが本格的に活躍するのは6巻です。
それまでの展開がやや冗長でまどろっこしいのですが、6巻を読むために、しばし我慢です。

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成長にともなうすれ違い

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前巻から年月が経ち、16歳になったキーリが主役です。
外見が大人っぽくなり、長旅で世間慣れもしてきた彼女ですが、心根はまだまだ少女です。
そのため、再会したハーヴェイに対しても素直になれないのですが、そのお互いの心情描写が見事に表現されています。
読んでいる間はやきもきさせられるのですが、読み終わった後には温かい気持ちになれます。

4巻からは首都に近づくお話になるので、全体的に宗教色が色濃くなってきます。
キーリたちは神の存在とか宗教には否定的なので、この時期はまだまださりげなく描写されるだけですが、次第に無視できなくなります。
このテーマも、今後の展開が楽しみです。

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紙の本キーリ 3 惑星へ往く囚人たち

2018/06/30 17:56

定住する3人

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『キーリ』シリーズには珍しく、主要人物3人が定住しています。
それでも、霊にまつわる事件は尽きないので、キーリ、ハーヴェイ、兵長のいつも通りの掛け合いが見られます。

今巻からベアトリクスが出てきて、やや地味な主要人物3人(失礼)の物語に華が添えられています。
まあ、彼女自身も悲惨な境遇を送ってきてるので、華があるのはイラストのビジュアル面だけになりますが(笑)

3巻後半は派手めのアクションシーンが多く、主要人物皆が頑張っているのが見どころです。
ここでハーヴェイが無茶をしたために、不吉な予感のする描写がなされてるのがつらいところですが…
どのみち、この3巻で一旦物語に区切りが付けられるので、全巻読破する予定の人は、3巻までだけでも読んでみるのがオススメです。

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紙の本キーリ 2 砂の上の白い航跡

2018/06/30 17:41

船乗りたちとの掛け合い

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前巻で旅に出たキーリ、ハーヴェイ、兵長が、砂の海を舞台にしてあちこち彷徨います。
『キーリ』シリーズには珍しく、各種の船乗りたちが出てきて、彼ら独特の矜持が垣間見えるのも面白いです。
海とはいえ、砂の海なので、相変わらず乾燥気味の描写ですが(笑)、壁井先生の絶妙な描写で、それがうまく表現されてると思います。
退廃的な雰囲気を崩さずに海の話を持ち出せるのはすごいです。

また、後に重要人物となるユリウスが初登場したり、キーリの母やユドが回想の中で語られたりします。
今後、物語がどのように展開されていくのかが楽しみです。

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