すなぎつねさんのレビュー一覧
投稿者:すなぎつね
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2017/08/23 01:49
タイトル次第でもっと売れたのでは
12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「なぜスペイン人が南北アメリカを征服することはあってもその逆はなかったのか」という問いに、白人の遺伝子が優れていたからだと考える人がいる。それに対し、この問いの答えは地理的なもの、それに起因する様々な環境要因が主であって白人が優れているからではないと論じた書。
この本は発売当初かなり売れたようで、実際読んでみても前提知識を要求せず必要な説明は全て書いてあるにもかかわらず濃い内容でいい本だと感じた。私はサピエンス全史を読んだ後にこの本を手にとってしまったためどうしても比較してしまい読みにくい部分もあったが、それでもかなり読みやすい部類に入る本だと思う。
個人的には、この「銃・病原菌・鉄」というタイトルがなかなか多くの人にとって何についての本かわかりにくく、そのせいで興味が湧きにくいのかなと思ってしまう。もちろん読めばこのタイトルの意味がわかるのだが、書店で本を手にとってもらう機会を逃してしまっていると思うと、少しもったいないと思う。
2017/12/19 16:35
面白かった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
この本の著者リチャード・セイラー氏は、2017年にノーベル賞を受賞している行動経済学者です。
行動経済学は古典的な経済学とは違い実験を行うため、この本は自分中に存在していた先入観を破壊し、知的な感動をもたらしてくれました。
2017/08/22 21:38
一定のレベルの前提知識が要求される
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
かつて日米が太平洋上で激闘を演じた第二次世界大戦。
実は当時日本は英国等が支援をする中国国民党との日中戦争の最中でした。
日中戦争のきっかけとなった満州事変。それを計画し実行したのはかの有名な「最終戦争論」の著者石原莞爾。
彼は著書の中で最終的に日米が世界の覇権をかけて決戦をし、その結果日本が勝利して世界は一つになると述べています。
米国は大国。その米国に勝つためには中国を日本の影響下におき、日本がアジアを統合する必要があるとしています。
石原莞爾にとって、満州事変及びそれに続く日中戦争は後の対米最終決戦に向けての布石だったのでした。
しかし米国もそれを座視してはいられません。
日中戦争を日本が終えて中国を日本の影響下に置く前に、米国は日本のこれ以上の領土拡大を阻止しようとします。
そして、日米、そしてその他英国や中国、ドイツやソ連等の思惑が交錯し、外交戦が目まぐるしい展開を広げていくのでした。
内容をざっと紹介すると上記の通りです。
この時代のことをある程度知っていればなかなかに面白いものなのだろうなと思います。
私はこの時代の知識が全くないままにこの本を手にとってしまったため、かなり理解が及ばない部分がありました。
この手の本を他にある程度読んでからこの本を読むことを皆様にはオススメ致します。
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