りりさんのレビュー一覧
投稿者:りり
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空に響くは竜の歌声(3)暁の空翔ける竜王<電子限定+honto限定かきおろし付>【イラスト入り】
2017/08/26 14:04
家系図が途切れん事を切に願う
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
前竜王フェイワンと前龍聖の息子シィンワンと当代龍聖の巻ですが、こっちも面白かった!
先代カップルの方がスケール感ありドラマチックでしたがあちらは2巻に及んでたのでしょうがないかな…
決してこちらのカップルが劣っている訳ではないけど、この巻を読んでて先代カップルの偉大さを身に染みて読ませる作者の手腕はすごい!
見た目はほぼ同じですが性格が全く違く、特にこちらの龍聖は誠に可愛らしく溺愛するシィンワンの気持ちがよく分かる(笑)
出産場面は前龍聖よりも「がんばれっ」と応援してしまった(笑)
前作は子沢山だったのでそちらがちと寂しいですが今回はその分兄弟兄妹愛が素晴らしい。
次代竜王も異世界からやってくる龍聖と愛し合えて竜王家とエルマーン国がいつまでも安泰であるようにーそう願わずにはいられない、愛あふれる竜王家の叙事詩でした。
2018/03/11 23:49
タイトルに納得です
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
面白かった!引き込まれました。一気読みしました。
タイトルが絶妙ですね。37℃=野田(受)の事でしょう。
文体も好きです。終始、野田の「私」という一人称で私小説のようでした。
野田というのは打算まみれのイヤな男です。文中で攻の杉浦も言ってましたが、「あれもほしい、これもほしい」なんですね。世間の常識とか枠から出たくないので、自分の都合の良い事だけ欲しいのです。その打算丸出しの心情が「私」という一人称で語られるわけです。あまりにも丸出しで「あるある」なので、イヤなヤツとは思いますが嫌いにはなれません。
可哀想なのは杉浦(攻)ですが、惚れてしまったから仕方ありません。杉浦は「お目にかからないほどのイケメン」ですが、顔だけでなくいい男だと思います。好きな相手と心と体で愛し合いたいと思う、普通の男です。
最後、「37℃」状態から変わらざるを得ないところで終わってます。二人の関係だけであればハッピーエンドと言っていいのだろうか…。この後はこういう展開になるんだろうな、と読者は予測できるわけですが、ここで終わってくれて良かったと思いました。この先があったら「37℃」より上がるのか下がるのかは読み手次第だと思います。
ただ、10年先の二人がどのような決断を下したのかは読んでみたいと思いました。
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