Dさんのレビュー一覧
投稿者:D
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英国二重スパイ・システム ノルマンディー上陸を支えた欺瞞作戦
2019/02/02 17:05
裏切りと忠誠と騙しあいと友情と
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第二次世界大戦の戦局を大転換したノルマンディー上陸作戦の裏側で、重厚な情報戦が繰り広げられた。そのプレイヤーだった5人の二重スパイたちを中心に、作戦の始まりから終わりまでを描いたノンフィクション。とにかくおもしろかった。出自も性格も、目的も違い面識すらないスパイたちの大胆さ、時にめちゃくちゃで、人間くさいふるまい。その行動に振り回されつつ作戦遂行のため奮闘した担当将校たちの苦労、馬鹿馬鹿しいくらい真面目な権謀術数。長いので読むにはすごく時間がかかりますが、早く続きを読みたい!とページを繰らせる力のある作品です。連合軍側もドイツ軍側も、人の心の裏側や、弱みにつけこんで利用する。スパイたちも金や女、ギャンブルといった欲望を抑制することもない。その反面、戦争という非常事態にあっても確かにある人と人のつながり、恩義、友情がかえって厚く尊いものとして浮き上がってくる。私にはセルビア人のスパイであるポポフの友人イェンセンが特に印象的で、最後のページを読んだ時には涙が込み上げるほど胸が熱くなりました。
じっくりと織り成されたドラマ。それをぞんぶんに楽しみたい読書好きにはたまらない本でしょう。私は正月休みに読みました。
メメント飛日常 (ビッグコミックス)
2017/11/25 21:06
荒削りと言えなくもないが
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絵が荒いです。主人公に悪意のある人物の描き方が一面的で怖い。女児が落書き帳に描くような「お姫さま」がいるかと思えば、悪意むき出し、かさかさのオジサンオバサンたちがいて、もちろんそれは主人公から見た視点の描写なんでしょうが、ていねいな画風ではないのでひたすら怖いです。
話は突拍子もない設定を受け入れるというのが最初の関門で、それができる作品は読めましたが、どうしてもだめなものもありました。
視点は独特だと思います。でも絵や話は、出版するまでのレベルに磨かれていないというのが感想です。私は絵にまったく魅力を感じませんでした。くり返しになりますが、この荒さが画風ではなく、単に稚拙に見えてしまう。そこが好きになれませんでした。
読書で離婚を考えた。
2017/09/10 19:38
食い合わせが悪すぎる
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夫婦で好みがぜんぜん噛み合わないのはそれはそれでいいとして、プロの書き手であっても、それぞれあまり興味や関心がない書籍の感想文がこんなに面白くないものだとは思いませんでした。著者それぞれの著作はそれぞれ好きなのですが、夫婦の掛け合いとしてもあまり成立してないように感じます。ウェブ連載を書籍化されたそうですが、たくさんあるうちのコンテンツの一つならまあ暇つぶしとしていいのかもしれませんが、扱われている本の中に読みたいと思うような本もありませんでした。ブックガイドにすらならないとは…残念のひとこと。
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