ニッキさんのレビュー一覧
投稿者:ニッキ
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海辺のエトランゼ (on BLUE comics)
2017/09/14 11:21
元気がもらえる
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
まず、絵がとても綺麗です!とくに背景と影の描き方は映像を観ているみたいに巧みです。読み始めてあっという間に、海辺という舞台の空気に浸る事が出来ました。
そして、ピュアでキュートなキャラクターがなによりも魅力的。
お互いとの出会いによって、お互いの顔がどんどん良くなっていき、出せなかった勇気が出せるようになる。
誰かを好きになることは、自分を認め、自立することへの一歩なのかもしれないと、読んだ後はなんとも爽やかなパワーをもらいました!
九龍ジェネリックロマンス 3 (ヤングジャンプコミックス)
2021/01/27 21:32
私は私だけのもの
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待望の第3巻。
ラストの鯨井ちゃんの、願い事をするセリフが本当に良い。
思わず、鼻の奥がツンとして、涙ぐんでしまった。
他人の望む理想としてではなく、「私は私」として、不完全さも受け入れながら、揺るがずに生きていくことの難しさを思わされる。
蛇沼先生もきっと、鯨井ちゃんと同じように、心の奥に切なる願いを抱えているように思えた。
私はこの漫画の主人公の、凛とした心の美しさが、本当に好き。
人の心と体は、その人だけのもので、誰の肩代わりも出来ないし、させてはいけない。
鯨井ちゃんの願いが、必ず叶いますように。
次回も楽しみです。
リウーを待ちながら 2 comment on y travaille,comment on y aime et comment on y meurt (イブニングKC)
2021/01/27 19:01
世界は複雑
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この漫画のタイトルでもある第十話、十一話の「リウーを待ちながら」(前編、後編とつづく)が、とくに印象深い回だった。
世界は複雑なんだよと言った原神先生のセリフが、全てにつながっていて、まさにこの作品のテーマなのかと思えた。
まだまだ澄み切っている高校生二人のシーンと、感染後、意識を取り戻した若い自衛官のシーンとの対比が、あまりにも辛く、深く心に刻まれる。
同じ場所で、同じ瞬間に、その背中合わせに起こる、相反する事象。正義と不義。受容と排除。清潔域と感染域。光と闇。生と死。そしてその「間」もまた、確実に存在する。
答えはシンプルでなんかいてくれない。
どこまでも意地悪だ。それがこの世界。
複雑さから逃げずに、感情を一旦そばに置き、絶えずその間を行き来し闘い続ける主人公たちの日々は、それこそ容易に想像なんか出来ない。
決してしたくないはずの、選別と、「その瞬間」の、医師としての判断の連続。
認めなければならない、敗北。
それでも、だからこそ、絶望もあれば希望もあると、繰り返し教えてくれる原神先生の言葉は、読んでいて本当にただただ、優しく、救いだった。
記者会見をする時のアドバイスをするシーンでの一連のセリフ、忘れられない。
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