サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. 電子書籍ストア hontoトップ
  2. レビュー
  3. TAROLEBさんのレビュー一覧

TAROLEBさんのレビュー一覧

投稿者:TAROLEB

37 件中 1 件~ 15 件を表示

渚にて 人類最後の日

2021/04/30 18:44

傑作

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

静かな小説です。怒りとか、絶望とか、そう言う激しさではなく、静かに反核を叫ぶ、いや叫ぶではないし、もはや反核でもないのかも、ともかく人間の尊厳を全面に感じられる傑作でした。途中の設定が古い場面や話が矛盾している場面もありますが、それが気にならない。豪州を舞台にしているのも面白いと思いました。復活の日のラストシーンと被りました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

号泣

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新鮮味があるわけではないと思いますが、ある2シーンで号泣してしまいました。知人の息子さんが若干発達障害があり、その子が頑張っているのを見ていたので、被ったのもあります。生きにくい時代に不器用に頑張ってる2人がどうなっていくのか、ハッピーエンドになって欲しいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

星を継ぐもの

2023/11/12 10:33

単純に面白い

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

名前だけ知っていたSFの古典をようやく読破、単純に面白かったです。通信手段とか宇宙船とか、今読むと古臭い部分もありましたが、ダイナミックな展開にワクワクしました。ラストはえー、そういう締めですか!となりましたが、読んで良かったです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語

2023/06/21 21:09

読み終わるのが惜しくて

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

久しぶりに読み終わるのが惜しくて、惜しくて、わざとゆっくり読んだり、読み返したり。モンテレッジオというイタリアの小さな村が、今の本の流通システムを作った、という粗筋、それよりも文章の美しさ、展開の素晴らしさ、ところどころに顔を出すユーモア、そして何と言っても奇想天外なストーリー。そして挿絵の様に入る写真の素晴らしさ。本の大切さ、人間にとっての本の意味、文化が如何に人を肥やすのか、改めて感じさせられました。あー、モンテレッジオに行きたい!ともかく読んでみて下さい。絶対損はさせません!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

戦う石橋湛山

2022/07/28 22:02

時代に抗うことの重要さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

石橋湛山の名前は初見でしたが、昭和初期に斯様な気骨のあるジャーナリストがいたことを知らなかったことは恥ずかしい限りです。昭和初期、日露戦争後から満州事変、国際連盟脱退頃までの短い期間を見事に纏めています。当時のジャーナリズム、特に朝日・毎日が当初は半軍部だったこと、それがあっという間に軍部支持・好戦派となり、国民を誘導していく怖さ、当初軍部はマスコミの支持を得られず、大陸から後退する可能性もあったはずなのに、突然大手マスコミが軍部支持に動き出し、それが第二次世界大戦への参戦への引き金となった、その責任への反省は今だにきちんとなされていないと思います。昨今のマスコミの日和見主義、大衆迎合、取材不足等々、全く改善されていないふどころか、戦前よりも大きく後退していると感じます。湛山が存命であったら、と思いました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇

2021/10/27 05:30

時代

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

堀川さんの本は三冊目だが、死刑囚から全く違うテーマながら、裏にある思い、命に対する想いが伝わった、新劇という全く知らない世界ながら、戦争に抗い、市井に沿おうとしてきた演劇人の熱い想いに感動した。と同時に、「不要不急」という一言で文化活動を切り捨てる政権に、戦時と同じ危うさときな臭さを感じた。まさに「あの時と同じ空気が」漂っていることをひしひしと感じる。ノンフィクションとして丹念に調べていることもすばらしい。いずれも傑作ですので、ぜひ一読して欲しい。余談ですが、ケラリーノさんの解説も必読です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

機龍警察暗黒市場 上

2021/03/10 03:37

ちょっと毛色が違うけど

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回はユーリが主人公の、ちょっと毛色が違った話でしたが、面白かったです。でも、これから入ると、ちょっと方向性を間違えるかも。順番通りに読んでいくのをお薦めしま明日。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

龍の耳を君に デフ・ヴォイス

2021/02/26 17:38

息子達に読ませたい

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第二作の本作から初読しましたが、一気に読みました。ミステリとしてはおそらくありきたりな筋かもしれませんが、それに聾者の方々の説明が押し付けがましくなく散らされていて、小説として非常に読み応えがあり、面白かったです。途中二箇所で久しぶりに号泣してしまいました。是非一作目や続編も読んでみたいと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

絵本をみる眼

2025/09/04 22:38

懐かしく絵本と再会する

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

絵本の老舗である福音館で編集を担ってこられた松居直さんの絵本考です。懐かしい絵本が沢山登場して、それだけでも嬉しく、作者の考えや松居さんの考えが詰まっています。絵本だから簡単だとは思っていませんでしたが、子供達を相手にしているからこそ、ごまかしが効かないという思いが伝わってきて、思わず背筋が伸びました。また、途中でももたろうの話が出てきて、今更桃太郎か、と思っていましたが、民俗学、社会学を背景に短くも非常に深い考察で、大変勉強になりました。中でも「絵本作りの原点」という項は必読です。感動しました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

リリエンタールの末裔

2024/03/13 22:36

ジャパニーズSF

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

上田さんの作品は初読、中編ながらいずれも読み応えのある重厚な内容。表題の作品も浮遊感溢れて好きだが、個人的には海中が舞台のナイトブルーの記録が一押し。海と機械と一体化して行く主人公の手の感触まで分かる気がします。SFながらいずれも無理のない設定、近未来か、現代か、いずれもリアルな世界が表現してあります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

対岸のヴェネツィア

2024/03/13 22:24

こんなにエピソードある訳ない!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

内田さんの本は4冊目、毎回メチャクチャ面白いエピソードばかり、一人の人がこんなに沢山の珠玉のエピソードに巡り合えるのか。ヴェネツィアの対岸の島に住んで、ヴェネツィアを毎日臨む、それだけでも贅沢なのに、島の商店、渡し船の中、ありとあらゆる場所で面白い市井の人に巡り合える、それは運なのか、内田さんの観察力なのか。最後にイタリア旅行に行ってから20年以上経ち、痛烈にイタリアに行きたくなります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

大震災’95

2024/03/06 20:03

もっと読もう!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何故か購入してからずっと積読に。4年近く暖めてしまって、何故もっと早く読まなかったのか、深く反省しました。阪神淡路震災の際は大阪にいて、あの激しい揺れにベットの上でなす術もなく、ひたあた何かにしがみついていました。直後の惨状に関連する本や報道を意識的に遠ざけたのかも。本書では地震のメカニズムや地震系等の不備、地震予知の現状(おそらくこの点は今ではもっと進んでいるのでしょうが)、などが小松左京の観点で追われています。かつての震災から何か学んだのか、これから来る地震に耐えられるのか、焦燥に駆られました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

2024/03/06 19:48

読書が如何に人を支えるか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第二次世界大戦中に戦場の兵士に向けて1億4千万冊もの本を送る。戦時中にこんな活動があったなど全く知りませんでした。兵士たちの無聊を慰め、文化の火を絶やさないというアメリカ人の壮大な、且つ俯瞰的な考えが非常に印象的でした。文化文明がどれだけ人を救うのか、コロナ中に文化的な活動に批判的だった人々にぜひ本書を読ませたい。でも、今ならWiFi繋いでスマホ、でしょうね。ペーパーブックが何故出来たのか、も判って、あ為になりました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

2024/03/06 19:37

戦争はビジネスか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ボスニア戦争でアメリカの広告代理店を雇い、ボツニアーヘルツエゴビナが如何にマウントを取っていくかを丁寧に描いています。まさにウクライナやロシア、パレスチナ、イスラエル各国も同様にこういった会社を起用してマウント合戦をしているであろうことが容易に相応出来る。ぞして本文最終章で作者が書いている通り、日本政府がこういう会社を起用して中国や韓国に対してマウントを取ることはあり得ないのだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

沙林 偽りの王国 下巻

2024/03/06 19:27

ようやく全貌が理解出来ました

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

オウムの件って分かったつもりでいましたが、この本でかなり細かくオウムの活動や事件の詳細を改めて知ることが出来ました。特に警察の初動や地域によるサイロ化により、本来ならある程度防げたはずの事件が、防ぐどころか解明に至らず、迷走したことを著者は厳しく批判していますし、正直言って呆れるしかありません。医師の目だけではなく、時に探偵のような視点で事件を見つめ直していることが非常に印象深かったです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

37 件中 1 件~ 15 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。