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アップルカモミールさんのレビュー一覧

投稿者:アップルカモミール

122 件中 1 件~ 15 件を表示

ババ・サバランの技術 人気パティシエが公開する自慢のババ・サバランの作り方

2019/03/10 14:22

サヴァラン!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

サヴァラン好きにとっては文字通り垂涎の書。大写しの写真を見ているだけで幸福感に包まれる。サヴァランを売るケーキ店が少ないのは手間がかかりすぎるからだとか、パティシエの語るサヴァランへの情熱に感心したり。巻末にはお店リストもあり。やはり東京が多いですが。
レシピは専門家向けの分量(50個分とか)・難度の為、眺めるだけになりましたが、粉や洋酒の配合など興味深く読みました。サヴァランてこんなに複雑で精巧な組み立てをされていたんですね。これからも味わって食べようと誓いました。

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ツタンカーメン 1

2018/05/23 23:32

はまる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ストーリーが淡々とした感じで進んでいくのと、絵柄もどちらかといえばすっきりと地味め、でも結構長いときているので、読む人によっては途中で飽きるかも?
私の場合はかえってそのせいではまったのだけど。
ハワード・カーター自身の手になる「ツタンカーメン発掘記」を先に読んでいて、まるでそのマンガ化じゃないかと思ったりもした。
遺跡調査の手法やエジプト史上の事件などが解りやすく描かれて面白いし、アマチュア発掘家や専門家、国家間のあつれきや駆引きなどは「へーそんなことが」と驚く。ここら辺の上手さは山岸さんさすがだなあと感心した。

創作のファンタジー部分は浮いていて消化不良な感もあるが、古代エジプトの魔術的でミステリアスなムードを出すのには成功しているかな。

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良かった

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読み終わって文句なしに面白かった。満足した小説だった。
物語の舞台は丸一昼夜かけて80キロを歩き通す行事。その長い、だけど短い時間。
普段とは全く違う場と時間帯が何かを動かしてくれることがあり、それはやはり、基本的に昼間と夜が分かれていて、いるべき場所も厳密な若い頃の方が発生しやすいのだろうな。
林間学校で星空の下深夜までお喋りしたり、イベントの準備で夜明かしする中、いつのまにか秘密を打ち明けたりしていた時の思い出が重なった。

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本格小説 上

2018/05/19 01:48

どっしり

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分厚い上下巻にも関わらず、一気に読まされてしまった。しかも、読み終わったらたちまちまた最初に戻って読み返してしまった。
この小説を読んでいると、語り手のフミさんが信州で幼少期を過ごし、上流階級やお金持ちの人々が夏ごとに避暑地で社交を繰り広げた戦前~戦後にかけても、高度経済成長期も、とっくに過ぎ去ってしまった「歴史」の世界なんだ…という気になる。まだほんの数十年前に過ぎないのに。
もうあんな時代は来ないんじゃないかと思う。昔昔になってしまった。

美しいけれど秀でた才能は持たず一族のみそっかすのような存在だったよう子と、アメリカに渡り超人的な努力で立身出世を成し遂げた太朗。こどもの時分から思いあっていた二人が数々の障害を乗り越えて再会を果たす。でもよう子には夫がいて…
というメロドラマの筋立てに浸ったり、書き手の太朗の消息を追う視点にフォーカスして読んだり、何通りかの楽しみ方が出来ますね。

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もっと読みたかった

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はあ、終わってしまった、寂しい。というのが読後の最初の気持ち。
カルタ達のそれぞれ過去が明らかになったり、抜け荷の真相を探るために金剛姉さんが八面六臂の活躍をしたりと内容が目いっぱいで、ハラハラのし通しだった。せっかくだからあと1巻増やしてたっぷり書き込んで欲しかったな~と思う。
読み返していて、色々と今の時代と重ね合わせてしまったところもあった。


「ネタバレ」
まさか船でバタヴィアに行くことになるとは想像もつかなかった!碧也さんの作品て、「えええ?!」という結末になることが結構あるかも・・・
昔の船旅って危険も多いけど大丈夫だろうか、外国に行って日本で暮らすよりも困難な目に遭わないだろうかと心配になるけど、あとがきページでほっとした。ブルーアも元気で一緒みたいだし。

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急展開

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怒涛の展開の巻です。今度の金剛の仕事は唐人屋敷での船主の接待。そこにも密貿易の気配が漂い、かなの父親をはめた古物商の影が見え隠れし・・・
金剛姉さんの出自も明かされます。そしてかなは丸山遊郭を去ることに。
なんだが、出てくる人皆切ないなあ。
でも中国人の女形も登場して相変わらず画面は華やかだし、2巻とは違った異国情緒も楽しい♪

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読み応えのある巻です

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長崎の街の中で起きた嫁盗みと殺人事件。花街に夜な夜な現れる顔の無い幽霊の噂。出島で発覚した哀しい犯罪。
2巻はタイプの違うエピソードが盛り込まれていてそれぞれ面白いし、金剛太夫とかなの結び付きが強まって行く様子も垣間見られて、引き込まれた。
生まれた境遇や時代に縛られながら、必死に生き抜こうとする人々の姿や苦悩がきちんと描かれてるのがこの作品の深さだと思う。
自由に生きるのはいつの時代も難しい。

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読み応えあり

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1,2巻と並べて見ると3巻のぶ厚いこと。巻末に載っている参考文献の数も多くて、少しびっくり。

解体新書の完成までやエレキテル開発など満載で、読み応えあります。ずっしり。
小田野直武との出会いと、その手から次々に美しい絵が生み出されて新しい光を紡ぎ出して行く様子が、なんだかすごく沁みた。
物語が源内の晩年に差し掛かってくると、事業の度重なる失敗や狂気に走るようなところなど途中辛い所もあるけど・・・
直武の秋田弁の柔らかさに心が和まされたなあ。

現代と過去が交錯するストーリーだけど、その切り替えがうまくて興が削がれなかったのは良かった。現代の続きが読みたい気になる。

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英国の郷土菓子 お茶を楽しむ「ブリティッシュプディング」のレシピブック

2018/06/19 21:48

プディング

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プディングのレシピをこんなに沢山、一度に読んだのは初めてだったかも。外側や形は地味だけれども、材料や内側は凝っているものもあって面白いなあと思う。
いずれも「出来たてが美味しい」と書いてあるので、ケーキ店で売るよりはやはり家庭や伝統料理のレストランでタイミング良くテーブルに出てくるのを食べるのが一番なのかもしれない。自分で作るのは少しハードルが高くて、眺めるだけになりそうですが。
ベリーや季節のフルーツをたっぷり使った夏のお菓子に憧れる。英国のように酸っぱくて味の濃い果物が手に入ったらいいのに。

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「ユマニチュード」という革命 なぜ、このケアで認知症高齢者と心が通うのか

2018/06/19 22:31

もっと広まって欲しい

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何年か前にユマニチュードについて簡単な知識を得てたいへん興味を持ちました。介護のことに関する理論かと思っていましたが、今回、ケア全般に関わるものだったと分かりました。
病院でいきなり部屋のドアを開けたりカーテンを開ける医療者・大勢の人がいる待合室で病状の詳細を訊く医療者・・・いるいる。
プライバシーを大切にする、気持ちを尊重するといった当たり前の配慮がなぜ介護や医療の現場では形骸化してしまうのか?これでは治るものも治らないではないかと思っていたので、すっと胸がすくような気持ちです。この問題について真剣に考え研究し、実践するための理論やメソッドを確立してくれた人がいたのかと。そのことが嬉しかった。
もっともっと広まって欲しいです。

ところで、些細なことですが。この本には翻訳者の名前が無く、日本語監修が本田美和子さんということで、どういうことなのか少し不思議に思いました。

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せいろが欲しくなりました

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

レシピの中でまず蒸し豆腐を作ってみた所、湯豆腐ともひややっことも違うふわっと滑らかな食感で、大豆の香りも良く感じられました。

子どもの頃はまだ電子レンジが登場する前で、母は日常的に蒸し器を使っていました。ご飯の温めやさつまいもをふかしたり、茶碗蒸しや魚の酒蒸しみたいなものもよく食卓にのぼったものです。
いつの間にか何故か「ちょっと面倒くさい調理法」という認識になってしまっていましたが、いや、すごく簡単だったんですね。意識が変わりました。

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プリン

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

プリン、フラン、クラフティなど、卵とミルクの味わいを楽しむお菓子のレシピが目白押しでした。写真や本全体の雰囲気がシックでおしゃれで、よくあるプリンや冷菓のレシピ本とは一味違います。説明も分かりやすいと思います。
ファーブルトンを作りましたが、とても美味しく出来ました。
本当は生地を一晩寝かせるところ、都合により6時間しか寝かせなかったのですが、それでもとろーりとして艶のある質感に変わっていました。焼き時間を少し長めにしたせいか、部分的にキャラメリゼしたようにカリッとなり、香ばしくて良かったです。

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中華小菓子 身体がよろこぶ小さくてかわいい甘味の楽しみ

2018/11/16 23:13

分かりやすい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中華街のお菓子屋さんで見かけるクッキーやパイ菓子や、花巻、餡まん、家庭のおやつ風なものまで数多くのレシピが載っていて、楽しいです。
工程の写真が豊富なので、手順が分かりやすくて良いです。ここまで細かく説明してくれるレシピ本は珍しいような気がします。

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ユマニチュード入門

2018/08/22 12:53

色々な職業の人が参考に出来る本

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ユマニチュードという革命」に続いて読んでみました。
イラストが多くて現場での実践に繋がるようになっている印象です。看護職の方の声もところどころに挟まれていました。
仕事を効率的にこなす為に講じた策が患者の体力や気力を奪い、結果的により看護・介護者の仕事を増やして現場を疲弊させてしまうというのは、なんとも皮肉です。よほど重症で無い限り、身体の清潔を保つことや食事・散歩など本人の出来ることは本人に任せる方が、総合的に良い結果をもたらすであればこちらの道を選んだ方が良いと思うのですが。どこの世界でも似たような問題を引きずっているところがあるような感じがします。
リスクもあるかもしれないが、そのリスクを引き受ける覚悟を専門職と組織がともに持たなければという言葉が示唆に富んでいます。

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あなたのために いのちを支えるスープ

2018/06/10 19:07

美味しく作れる

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家族が病気にかかった時に、とにかく何か身体に良い栄養のあるものを食べさせてあげられたらと思い、この本を見付けた時はおお!という気持ちでした。そういえばいつかブームになってたことがあるな…とあとから思い出しました。
実際のところ、厳しい姿勢の本書の雰囲気に気圧され、作ってみたのはポタージュだけだったのですが。

それ以来、辰巳さんのレシピは何冊かの本を読みいくつか試して、手順を守って作ればまず間違いなく美味しく作れることが判りました。
料理の本で、誰でも美味しく作れるようにレシピを完成させているもの、理解しやすい説明をしているものは意外と少ない印象がある中、とても頼りになる信頼出来る料理研究家です。

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