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Buchiさんのレビュー一覧

投稿者:Buchi

40 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

毎日毎日を好日だと捉え感じることの大切さ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

茶道について書かれているのに、現代社会でよりよく生きるためのヒントが散りばめられている本でした。
四季のなかで、私たちは生かされている。お茶を通して、いや本当はお茶を通してでなくても自然を体感することができる。
どんな日であろうと、毎日毎日を好日だと捉え感じることの大切さをこの本で教わりました。

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紙の本

紙の本しゃばけ

2018/09/13 12:01

ミステリ要素たっぷりで、妖の世界が覗ける時代小説。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ミステリ要素たっぷりの時代小説。
舞台は江戸日本橋の大店。しかも数多の妖(あやかし)が登場してくるのですから、普段の江戸の生活を描いたものとは違います。妖しい世界も見せてくれるので、面白くないわけがありません。
虚弱な若旦那一太郎が主人公。妖である手代二人に育てられ、守られています。しかも、妖が見える一太郎には数多の妖や付喪神が周りに集まってきます。そして、一太郎を慕い大切に思っています。当の一太郎は体は弱いが人として芯の通った気概の持ち主で、問題や下手人に立ち向かっていく姿にとても好感が持てます。

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紙の本

紙の本夜哭烏 長編時代小説書下ろし

2018/09/07 08:21

火消しとしての矜持に胸を熱くする

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一作目よりもさらに面白さが増しています!。
火消し本来の火事場での活躍もさることながら、本作では悪人を追及していくミステリ要素も加わって、さらに面白い作品となっています。悪の手口を解き明かし、悪と対峙していく展開はハリウッドの映画を観るような疾走感にあふれています。
そして登場人物たちの火消しとしての矜持に胸を熱くし、仲間との絆、家族愛にホロリとさせられます。
源吾と深雪との間に子供ができて、今後の源吾の活躍がさらに楽しみになりました。
時代物の枠を超えて誰でもが楽しめる作品です。

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紙の本

紙の本浮世絵に見る江戸の食卓

2018/09/06 19:07

"1粒で2度"どころか3度も4度も美味しい本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

広重、北斎、国芳、豊国らの浮世絵で江戸の味を紹介してくれています。
"1粒で2度"どころか3度も4度も美味しい本です。
1. 江戸庶民の暮らしぶりを色鮮やかな浮世絵で活き活きと見ることができる 
2. 季節と強く結びついた江戸の食が伝わり、季節感あふれる食習慣の魅力にあらためて気づける 
3. 江戸時代の味を現代に受け継ぐ名店のガイドにもなっている 
4. レシピも載っているので自分で江戸時代の味に挑戦できる 
5. トリビアな薀蓄もたくさん

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紙の本

紙の本ネコヅメのよる

2018/09/06 19:01

たくさんのネコが見惚れる様子がなんとも素敵

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

多くの友人が奨めてくれる絵本。これだけ多いのは、素晴らしい絵本であること証明みたいなものですね。ネコヅメが現れたとき、すべてのネコがおもわず2本足で立ちあがってしまって、うっとりとネコヅメに見惚れる様子はなんとも可愛らしく、こんな素敵な夜を過ごせるネコたちが羨ましくなってきます。
ところで、部屋の絨毯の上にときどき発見するミニチュアのネコヅメは、いったい何なのでしょう?気まぐれな本物のネコヅメが現れるのが待ち遠しくて、そんな気持ちを慰めるためのネコたちのオモチャだったのかしら???

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紙の本

弟が同心を継ぎましたが、どうなることやら

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一作目にして主人公と目される兄が殺されるという驚きの 展開をみせたこのシリーズ....どうなることやらとワクワクドキドキで手に取りました。
主人公の件は、あっさりと弟が同心を継ぐという至極当然な成り行きと相成りました。でもこの弟、兄と比べると世間の評価は少々落ちるようですが、しかし、あにはからずやなかなかの推理力を発揮します。
応援したくなる素直なキャラクタの持ち主でもあります。兄が遺した死に際の言葉"この世のものとは思えない味"という大きな謎が解決されるまで、 このシリーズも目が離せなくなりました。

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紙の本

紙の本影の中の影

2018/09/06 19:15

ノンストップな臨場感だけで一気読みしてしまう面白さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

半分以上が戦いのシーン。興奮しっぱなしのエンターテイメント作品です。
月村了衛の作品ですから、『機龍警察シリーズ』や『土漠の花』と同様に現状の国際情勢を背景にした敵との戦いになっています。この作品ではウイグル自治区での中国の圧政の問題が描かれています。月村了衛の作品では現代の歴史的な問題も学べるというオマケがついてきます。
でも、そんな小難しい話は抜きにして、ノンストップな臨場感だけで一気読みしてしまう面白さです。まるで、アクション映画を見ているように場面場面が勝手に頭に浮かんでくる、そんな読書体験です。

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紙の本

紙の本橋ものがたり 改版

2018/09/06 12:19

橋を舞台に市井の男女の出会いや別れを瑞々しく描いた短編集

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

橋を舞台に市井の男女の出会いや別れ、慕情、哀愁...そんな表情を瑞々しく描いた短編集。自動車や交通網の発達した現代の東京ではあまり "橋"というものを意識しないのかもしれません。しかし、徒歩で橋を渡ってみると橋で隔てられたあちら側とこちら側、あるいは川向うという向こう側との隔たりが明瞭に意識にのぼってきます。その隔たりにドラマが生まれ、橋の上にドラマが生まれます。この作品はそんなドラマを描いたものですが、現代の心情にも通じるものがあります。現代に生きる私たちにもしみじみとした感情をもたらしてくれます。

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紙の本

紙の本ロスト・ケア

2018/09/04 19:22

優れた本格派ミステリとしても楽しめるのですが......

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

優れた本格派ミステリとしても楽しめるのですが......エンターテイメントでありながらルポルタージュを読んでいるかのように高齢化社会がどんなものであるかリアリティ溢れる視点で浮き彫りにしてくれます。他人事ではなくなる可能性の高い介護の問題に慄然としてしまいます。 そして、現実の出来事としてニュースにもなった横浜の病院での看護師による殺人事件を想うと、この小説での殺人事件は絵空事ではないと怖くなります。

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紙の本

紙の本タルト・タタンの夢

2018/09/13 11:57

ミステリも料理の美味しそうな描写も、どちらも楽しめる美味しい小説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

住宅街にある小さなフレンチビストロで起こる小さな事件を寡黙なシェフがさらりと解決します。
登場する料理がどれもすごーく美味しそう。 殺人事件のような重いものではなく自分の身近にもありそうなミステリも、料理の美味しそうな描写も、どちらも味わえる美味しい小説。 シェフご自慢のヴァン・ショー(ホットワイン)は絶対に飲んでみたい!

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紙の本

紙の本火星に住むつもりかい?

2018/09/10 19:39

"平和警察"に象徴される監視社会への警鐘

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

"平和警察"は現代の魔女狩りを繰り広げ、読んでいて気持ちが暗くなってきます。
しかしそこは伊坂の作品、ハラハラドキドキの展開も用意されていて最後まで読ませてくれます。
ラストはスッキリとハッピーエンドというわけではありません。「振り子が行ったり来たりするように、いつだって前の時代の反動が起きて、あっちへ行ったり、こっちへ来たりを繰り返すだけだよ」と作中にあるように、平和警察もあちら側からこちら側へと行ったり来たりするだけなのでしょうか?これからどうなるのでしょう、平和警察....

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紙の本

紙の本火喰鳥 長編時代小説書下ろし

2018/09/07 08:18

夢中になる時代物のシリーズの登場

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白い!またもや夢中になる時代物のシリーズができました。 勢いのある描写で火消し鳶の面々を描いていて、こちらの胸を熱くし、そしてホロリともさせてくれます。
いつの時代も火災と闘うファイヤーファイターという男達は真の勇者です。
武芸物などにありがちなクセもなく、時代物が苦手という人にもお勧めです楽しく読めます。

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紙の本

紙の本バッタを倒しにアフリカへ

2018/09/07 08:14

予想をはるかに上回るめちゃくちゃな面白さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

バッタのコスプレ写真の表紙を見れば、単なる科学書ではないことは明白ですが、予想をはるかに上回るめちゃくちゃな面白さでした。
バッタの研究で食べていくんだという強い決意を持ったバッタ博士は、研究所の仲間にヤギの賄賂を贈ったり、ニコニコ動画フェスタに出演したり、なかなかの策士でもあります。
バッタの大発生による被害をくいとめるための研究への熱意のあらわれはこちらも泣けそうになります。 そして、どんな分野の学者でも象牙の塔に引きこもっていてはダメなんだということを再認識。活きた研究は現場に出ることなんですね。

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紙の本

紙の本クマよ

2018/09/07 08:07

あの大きなクマさえも小さくみえてしまう雄大な景色

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「いつかおまえに会いたかった」 本を開くと最初に出会うこの言葉に深く心を打たれました。
町の雑踏の中や電車の中にいる時、その同じ時に遠い遠い山を歩いている熊の姿が思い浮かび、会いたくてたまらなくなった星野さんがたどりついたのがアラスカでした。
あの大きなクマさえも小さくみえてしまう雄大な景色。この大自然の中で、堂々と生きているクマの姿。四季折々の移ろい。アラスカってすごいなぁと思う。
星野さんはもういないけれど、星野さんが残してくれたたくさんの写真と文章はいつまでも私たちに自然の尊さを語りかけてくれています。

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紙の本

紙の本三鬼 三島屋変調百物語四之続

2018/09/06 19:43

主人公の心境の変化が....

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このシリーズ、おどろおどろしい怪談話というよりも人情噺なのだと、読んでいていつも思うのです。宮部みゆきの心情そのまんまなんでしょうね。
そして、最初の頃と比べておちかが元気になったと感じ、嬉しくなりました。
最後の章の「おくらさま」では、"聞き捨て"の掟を破り、語り手のお婆さんを探し出して会いに行くなど、三島屋の奥に引きこもらない積極性も見え、今後おちかがどのような心境で生きていくのか楽しみとなりました。前向きな気持ちですごしていって欲しいと切に願います。

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