Takashiさんのレビュー一覧
投稿者:Takashi
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紙の本ブロードキャスト
2018/09/23 02:57
え?湊かなえさんの作品?
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湊かなえさんがまさかの青春物?!とビックリして最新刊 、10周年記念作品。即買いしてその日に読了! 放送部で繰り広げられる葛藤や嫉妬などの心理描写はさすが。SNSでのイジメ等テーマ性も◎。終章に用意された展開に涙。読後はまさかのスッキリ!イヤミスの女王どこへ(笑)
デビュー10周年に「未来」と「ブロードキャスト」の相反する2作品を持ってこられると、ますます湊かなえさんの世界に引き込まれるな。「告白」から出版される度に「ひいっ!」と思いながら買ってしまってたけど、新境地だなぁ。
電子書籍夜行
2018/09/23 03:05
森見登美彦10年目記念作品
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約4時間で一気読み。パラレルワールドに迷い込むならどちらが幸せなのか。一人の女性を中心に交錯する朝と夜。帯を見ただけでは全く違う展開に引き込まれる。「世界はずっと夜なのよ」読み出したら止められない、ビックリした~!
電子書籍崩れる脳を抱きしめて
2018/09/23 03:03
2018年本屋大賞ノミネート
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各々脳と心に傷を負った患者と研修医。二人の恋愛物かと思いきや、ミステリー要素が満載。様々な伏線回収が中盤に展開されるがそれが想像を超える展開に。衝撃のラストは涙゜゜(´O`)°゜
「それなら、今日を僕と一緒に生きてください」
素敵な言葉。
紙の本ユートピア
2018/09/23 02:52
第29回山本周五郎賞
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女性心理の表裏を描かせたらやっぱ湊さん。田舎町で静かに暮らす妻、大企業の工場勤めの夫の転勤で来た妻、田舎の空気を望み移住した女。収入から家族の事情まで全て違う三人が出会い…そして…。価値観の相違、生活レベルの違い、土地の良し悪しに関する感性、そこから生まれる嫉妬、疎外感、優越感。全てが違う彼女たちにとってその地はユートピアだったのか。
2018/09/23 02:47
自分の気づかぬ失言に気付かされる
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うぐぐ…!と唸らせられる短編集。自分が忘れるくらい何気なく発信していた事、それはいつまでもその人に残る傷になる。いじめ、主観による人への評価。「怒りは消えない。それでいい。」自分に重なる所があり少し怖い。
紙の本かがみの孤城
2018/09/23 02:42
第15回本屋大賞
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人は一人じゃない。必ず本当のあなたを理解してくれる人がいる。大人だけじゃなく、多感な中高生にもお薦めだと思う。総頁数554頁の大作だけど、一気に読めました。2018年本屋大賞。ラストからエピローグ泣いた~( ;∀;)
電子書籍やめるときも、すこやかなるときも
2018/09/23 03:08
心理描写が秀逸
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359頁の長編恋愛小説。人を愛するという事はどんな過去も全てを包み込む事。最後まで辛く苦しい展開が長く続き、これは設定のせいかと思ったけど、読み終えてみると作者の心情表現の巧さなんだと気付かされた。良かった。
紙の本祈りのカルテ 1
2018/09/23 02:59
さすがは知念さんかな
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元内科医知念さんの医療物はやはり面白い。第1話精神科・第4話小児科・第5話循環器内科が好き。ミステリの行方とエピローグは分かりやすいが、何より新人研修医が優秀で、彼の無意識の「心の医療」に心揺さぶられる。読後感は非常に爽やか。
紙の本未来
2018/09/23 02:54
第159回直木三十五賞候補
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「告白」から10年。やはり湊ワールド。最後の最後まで重く、読んでいる途中も苦しくて涙する。子供には薦められないが大人は読むべきかも。理不尽な不遇、苦境に立たされる子供たちと周りの大人たち。「未来」は本当にあるのか。その答えは読者の心に委ねられている。
紙の本青空と逃げる
2018/09/23 02:44
家族の絆、信じる心
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読売連載。ある深夜の電話が家族の絆を引き裂く。母子の逃避行。そんな中でも確実に逞しく育つ息子。夫への疑念と息子への愛、そして自分と強く戦う母。鍵を握っていたのはやはり二人の愛の証、息子だった。辻村さんにハマったなオレ(;^ω^)
紙の本朝が来る
2018/09/23 02:39
必ず、味方はいる
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辻村深月さんの朝が来る 読了。
子を持ちたいが産めない人、産めるけど育てる事ができない人、周りに産む事を許されない人。特別養子縁組は子を守るが、産みの親の心は守ってくれない。その親が大人でなく、まだ小さな中学生であっても。彼女の味方は誰だったのか。
紙の本鍵のない夢を見る
2018/09/23 02:34
第147回直木三十五賞
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時間は掛かったけどやっと読了。
辻村さんのファンになり直木賞作品まだだったと読み始めたけど苦しすぎて途中で置いた。
全5話の短編集。3話から動悸がして、4話途中で置いた。これをハッピーバッドエンドと言うのかな。5話で何とか救われた感じ。ドラマ化されてる。
息切れしながらも、いい加減読みきらなきゃと最後まで読んで何とか5話はホッとしたものの、改めて第3・4話チラ見したらやっぱりワンシーン読み返しただけで心臓がキュッとなり苦しい。
女性視点だが、一歩間違えると幸せを開ける「鍵」を見失うという話だが、自分から見るとバッドエンドでも彼女たちからすればそれがハッピーエンドなのかもしれない。
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