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本読み金魚さんのレビュー一覧

投稿者:本読み金魚

6 件中 1 件~ 6 件を表示

ジェノサイド 上

2018/12/29 03:22

最高に面白かった。新しいSFミステリー。

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

オモシロイかオモシロクナイ本かを見分ける時、その本をどのくらいのスピードで読み終えられたかではかることが多い。
 面白くなかったりその時の体力に見合わない本だと、どれだけ世間の評判が高くても2行読んで先にどうにもすすめない事だってある。

 けれど、この本は帯に惹かれて買って、先が気になりページをめくる手を止められず、一気にラストまで読み上げてしまった一冊だ。

 これまた難しい薬学的内容も巧みに読みやすく組み入れられ、視点の変更で展開される逃亡の場面の魅力にぐいぐいと引き込まれる。

 ジェットコースターに乗っているような気分にさせてくれる本に久しぶりに出逢った。また、感動が薄れた頃に何回か読み直したくなるだろうと思う。
 もう少し人間のこころの救済にも関わる部分が描かれていれば、間違いなく本棚永久在住の本になったと思う。

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この世の春 上

2018/12/29 03:14

びっくりするくらいおもしろい!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いつもいつも思うのだけれど、時代小説の背景となる世界のこもごもをこの人はまるで住んででもいるように感じさせる文章で実感させてくれる。
 面倒な御武家の家の背景や耳慣れない道具も、精緻な知識と巧みな筆力でぐいぐい読み進ませてしまう。
 ひさしぶりに長編小説を読んだのに、吸い込むようなスピードで読まされてしまった。
特に謎に引き込まれるこの前巻は目が離せない。
 すでに下巻も読み終えているけれど、どちらが好きかと聞かれればこちらの方が好きだ。
幾重もの推理がひっくり返されるなか、何度も何度もこころの強さについて考えさせられる部分がある。
 宮部さんの本にはいろんなものが詰まっている。

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今日からはじめる 金継ぎStart Book

2022/08/16 15:23

簡単に出来る、量もちょうどいい!

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

波津彬子さんの漫画を読んだ学生時代からずっと憧れていた金継ぎ。
こういうキットが出てくれないかなぁと虎視眈々狙ってたんですが、ようやく時代が来た!
子どもが私のお気に入りのコーヒーカップを壊してしまったのをきっかけに、ならばと購入。
結論から言って、とっても満足しています!

キットの中には
・金銀の粉
・うるし薄め液
・耐水やすり
・竹串
・使い捨て手袋

 が、入っていますが、粉と薄め液以外は好きに応用が出来ると思います。
また、私は欠けたカップとガラスの壁面ボードの角欠けの補修に使ったため、これ以外にエキシポパテの購入が必要でしたが、600円くらいでホームセンターに普通にあるので、全然苦になりませんでした。

 やってみると、カップの方は、パテの具合の調整が難しく、盛り上がったような出来になりましたが(きっともっとパテを少量にすれば良かったんだと思います)出来上がりはそれなりに自分では満足できるものに。
 なにより補修したのだけれど、補修に見えないところがカッコイイ。

 また、ガラスボードの方は、粉の調整が不十分で色がまだらになってしまったのですが、それもまた柄のようで、とても気に入っています。

 使ったのは金色だけですが、まだまだ漆の液も残っていますし、銀色は手つかず。
ガラスボードの補修の時は欠けていたところが大きかったので、結構な量の金粉を使ったのですが、その余りをジャムの空き瓶の飾りに使ってみました。これもまたカッコよくなって嬉しいです。
 ガラス瓶はたくさん空き瓶をとっておいてあるので、壊れ物もそうそう出ないなら、残りはガラス瓶のカスタマイズに使おうかしらとワクワクしています。

 少し残念なのは、これで金継ぎに興味を持ったあと、どうそれを深めて行くか、金継ぎの材料の保存方法や購入方法、実際にしている方のインタビューが入るなら、皆さんがどう金継ぎの材料を手元に保存して、活用しているか……みたいなところを掘り下げてもらえたら良かったのにと思ったところでしょうか。
 まぁ、興味があれば調べて行き、より深い世界に足を踏み込んでみては……というところなのかもしれませんが。

 お手頃でワクワク出来るちょっとカッコイイ世界の入り口だと思います。おススメしたい!

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気持ちが楽になるだけじゃない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

こころの準備をしておく。というのは、新しい視点。
読み終えて、準備をしておくというのが、今の自分の状態では何をすることなのか、考えている。
負けを認めるというのも、気持ちがいい考え方。
認めて、さっと次に行く、そう考えるとこちらも気持ちが楽になる。
友達に言われてもすっと納得出来ないだろうけれど。この本で読むと『やってみようかな』と思えるのは、筆者の柔らかいけれど意思ある筆致のせいか。

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前半が面白い。後半が味気ない。

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最初から3分の1くらいまでの展開は乱歩やダークなミステリもの好きな傾向のある者としてはぐらぐらっとさせられました。
 それだけに、後半3分の1でしかけられた伏線の意味がすでにわかっちゃうあたりがちょっと味気なかったかなぁ。
 帯に「かならず騙される」的な事を書かれていると、裏読みしちゃうせいもありますが。さらに驚かされたい……なんて思うのは贅沢なのかなぁ。

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Killers 上

2018/12/29 03:06

あんまりおもしろくなかった……

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

純粋な殺人鬼を焦点に書きたかったんだと思う。
でも、それがとらえきれてないのかもしれない。
散漫に思える。
刑事と殺人鬼の青年とその渇望、その後継者……構成はきっと面白い。なのになんだか残念に思えるのは、何が足りないせいなんだろう。

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