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Fortheseventhgenerationさんのレビュー一覧

投稿者:Fortheseventhgeneration

30 件中 1 件~ 15 件を表示

一流の頭脳

2019/10/22 03:16

凄い本。

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

運動すると脳細胞が活性化して集中力や記憶力、創造力、ストレスに対する抵抗力が高まり、思考の速度が上がり、平常心を取り戻すことができる。
扁桃体は生存に欠かせない警報システム。その反応でコルチゾールの血中濃度が上がると扁桃体がさらに興奮する。ストレスがさらにストレスを呼ぶ悪循環である。体内にはストレス反応を緩和して、興奮やパニックを防ぐブレーキペダルがあり、その一つが海馬だ。扁桃体がアクセルを、海馬がブレーキである。
海馬細胞は過度のコルチゾールにさらされると死んでしまうため、慢性的にコルチゾールが分泌されると海馬は萎縮する。アクセルである扁桃体は海馬が萎縮してブレーキが利かなくなると暴走を始める。ストレスがストレスを生むという悪循環だ。長期的なストレスによって脳が損傷を受けるのは、この悪循環によるものだ。
前頭葉もストレス反応を抑制している。前頭葉もやはりストレスによって萎縮する。極度の心配性に人は前頭葉の各部位が小さい。
定期的に運動を続けているとストレスを抱えていても、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていく。ストレスに対する反応は、身体が運動によって鍛えられるにしたがって徐々に抑えられていく。

前頭葉や前頭前皮質など、ストレスを抑える脳の部位は25歳くらいになるまで完成しない。扁桃体は17歳でほぼ完成する。思春期の子供達が感情の起伏が激しく、衝動的で、いつも何かしら悩み事を抱えているのも無理はない。

運動は抗うつ剤よりも強力である。うつ病の症状を最終的に取り除いてくれるものは、主に大脳皮質や海馬で作られるBDNFというタンパク質だ。BDNFは、脳細胞が他の物質によって傷ついたり死んだりしないように保護している。新たに生まれた細胞を助け、初期段階にある細胞の生存や成長を促す。脳細胞間のつながりを強化し、学習や記憶の力を高めている。さらには脳の可塑性を促して細胞の老化を遅らせる働きもしている。この他にも挙げればきりがないほどメリットがある。
うつ病の人はBDNFの分泌量が低い。運動することによってBDNFが生成され、そのBDNFが脳細胞新生を促して数々のメリットがもたらされるのだ。

BDNFの生成量が最も多かったのは、記憶の中枢である海馬である。運動以上に記憶力を高められるものはないといえる。
1秒で約10万個の脳細胞が失われている。脳そのものは毎年0・5〜1%ずつ縮んでいく。海馬は1年で約1%ずつ小さくなっている。
軽い運動のグループの海馬は1年で1・4%縮んでいた。持久系のトレーニングを行ったグループは海馬が成長して1年で2%ほど大きくなっていた。BDNFが海馬の成長を促したと考えられる。
歩きながら単語を暗記すると覚えられる単語が20%増える。
海馬でBDNFが増えることで、短期記憶は長期記憶の貯蔵庫に転送されやすくなる。ピアノを弾くときには、運動してから練習すれば上手に弾けるだろう。学びたいと思うどんな技術でも、事前に運動をすれば、BDNF分泌の恩恵を受けて、学んだことが長期記憶になる段階でしっかり固定される。つまり脳の細胞同士のつながりが強くなって、離れにくくなる。覚えたいことが言葉であれ動作であれ、その恩恵を受ける。
身体を活発に動かせば、脳細胞の新生は2倍に増える。
2万人の70〜80歳の女性を対象に20年以上にわたる調査によると定期的に運動している女性は、座っている時間が長い女性よりも過去の出来事をよく覚えていた。集中力や注意力も運動している人の方が上まわり、知的な能力が生物学的におおむね3年若返っている。
毎日、意図的に歩くと認知症の発症率を40%減らせる。

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キャッチャー・イン・ザ・ライ ペーパーバック・エディション

2019/05/18 00:31

ホールデンと村上春樹

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

30数年前「ライ麦畑で・・」を読みました。
昨年トルコ人の知り合いが、「ライ麦畑・・」のトルコ語版を貸してくれました。
訳は結構荒い印象で、スラングも強く、この訳者の姿勢ってどうよ、とか偉そうに思ってましたが、
好きな女の子を取られたホールデンがケンカするシーン、私もなぜか不思議なくらい、もの凄くドキドキしてきて、怒りが込み上げてきて、全身が反応するくらいのパワーを感じました。訳者がこの怒りにもの凄く共感してるのがわかりました。正直、読んでいて感心しました。

それから村上訳を読みました。
もの凄く丁寧に訳しているのがよく分かり、さすがだと思いましたが、例のケンカのシーンでは全くドキドキせず、怒りも湧いてこず、さらっと読み進めてしまいました。
そうだよなあ、村上さんってすごくモテそうだし、このケンカの相手に反感を抱くどころか、逆にこの嫉妬が理解できないだろうなあ、このシーンで嫉妬しそうにないなあ、なんて生意気なことを考えていました。
ところが最後まで読み進めていくうちに、いやそうじゃない、どちらかというと、トルコ語訳の訳者はホールデンとは全く違ったタイプの粗野な感じの人であり、むしろホールデンに近いのが村上春樹なのではないか、と思うようになりました。
ホールデンは背が高くハンサムな優男で、女の子たちもホールデンから誘われればホイホイついて行くくらいで、彼、結構モテます。インテリで早熟で、それでいて自分ではどうして良いのかわからない。

村上春樹訳、ケンカのシーン以外で言えば、全体を読んだ感じはピタッときます。
私は好きです。

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電子版にはおまけがある

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

綾さんかわいそう・・・F1の竹若丸ってハードボイルドすぎでない?

でもイスラーフィルさんの大ファンとしては、それはそれでまあ納得ではある。

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淡海乃海 水面が揺れる時 三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲 1

2021/02/25 09:02

中毒になりました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

年末にまとめて読み出して、元旦に一気に奥州攻めまで読み終わりました。続きがホント楽しみです。それで中毒になって毎晩夜中に読んでます。2ヶ月経って、2回目を最後まで読んで、今3回目を6巻の途中までまた読み返してます。
ほぼ満点上げても良いかな。ドキドキワクワクします。
あえて難を言えば、多分作者が九州にあまり興味が無かったからでしょうけど、島津があまりにあっけなさすぎなのが不満と言ったら不満かな。九州とか早く終わらせたかったのかもしれません。(まあ、些細なことと言われそうですけど。)織田の家臣団がすごく好きで、特に秀吉大好きなのはよく分かりました。(私も好きです。)これから先のストーリーは今から楽しみです。アルマダの海戦で敗れたスペイン、それとポルトガル相手に日本がどうなっていくのか楽しみです。おそらくしばらく世界史とかの充電をするんでしょうけど、焦らずに待ちたいと思います。イスラーフィールさん、ありがとうございます。感謝です。

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天正十年夏ノ記

2021/05/22 02:11

もっと早く読んでおけば良かった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

高松城攻めの秀吉からの使者が出てきたところを読んで、ハッとこれから何が起こるのか思い出してザワザワっと鳥肌が立った。
ワクワクして読み進んだが、なんと主人公が朝、目が覚めたときにはすでに信長は死んでいた。タイトルから想像していた内容とは全く違っていたので驚いた。
だがその部分はこれまで嫌と言うほど書籍化、ドラマ化されている。
私がこの本ですごいと思ったのはその後。
主人公が交渉するのは役目上当然としても、村井貞勝が誠仁親王の脱出のために信忠を説得した、とのこと。明智軍接近の情報を握り潰したの貞勝だったのだと。
よく考えれば、確かにそうだ。村井が知らなかったはずはない。私の中で村井貞勝の評価は一万倍上がった。村井一族は朝廷を守ったのだ。

それに荒木村重も凄い。こんなに凄い人物だったとは、全く知らなかった。村重のおかげで現在まで象徴天皇制が存続できたとも言えるのかもしれない。それくらい大きなことをやったと思う。本当に、今までそんなことは全く知らなかった。
もっと早く読んでおけば良かった。

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本になってくれて感謝です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んでいて涙が出ました。

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三国志全八冊合本版

2019/11/29 07:36

純粋に楽しめました

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

赤壁から到着した孔明が、曹操の退路を絶つべく采配を振るうところ、
もの凄くワクワクしました。孔明まさに鬼神!のようです。
もし劉備が漢の再興を旗印にせず戦っていたとしたら、歴史は劉備を選んでいたかも・・
もし孔明が、南蛮との戦争で何万人も殺戮をしなかったとしたら、
あるいは天はもっと寿命を与えていたかも・・
などなど、そもそも歴史にもしもは無いのですが、
それにしても関羽・張飛・趙雲のスーパースターを擁していながら天下が取れないとは・・
(蜀の将軍達とても人間とは思えない、強すぎます。)

私が吉川三国志中で、こいつ一番アホ?と思ったのは孫策(笑)
あと「呂蒙と陸遜」の巻も驚きます。こんな凄いことが成功するなんて!
本当にこんなことができたのでしょうか?本当としたら陸遜は凄い。

こんな面白い本はあまり無いので、毎日スキマ時間を見つけてひたすら読みました。
最後に近づくにつれて、終わってしまうのが惜しくなるくらい、物語を純粋に楽しめました。
どうもありがとうございました。

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敬と誠

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

もしも桐野利秋がいなかったら、西郷隆盛先生はもっと長生きしたかもしれない。もしかしたら西郷先生は、まだまだ何かの形で政治に影響を与えていたかもしれない。小物どもが財閥の番頭になって政治の中枢に居座らなかったかもしれない。そしたらあんな暗い時代が来なかったかもしれない・・・なんてことをしてくれたんだ桐野。
・・と考えてもしようもないことを、読み終えてふと考えてしまいました。歴史にもしもは無いですが。

「為すを無くして為す有る、之を誠と謂う。為す有りて為す無し、之を敬と謂う」
「誠」に必要なのは慎みであるということがわかりました。

「妄念起こさざるは是れ敬なり。妄念起こらざるは是れ誠なり。」
「敬」に必要なのもやはり、邪念を起こさない慎みであることがわかりました。

「小人ほど才能と技芸があり、便利なものであるから用いるべきである。ただし長官のような重職に据えると、必ず国を潰すことになるので、決して上の立場に置いてはならない。」
むやみに学識を積んでも、傲慢になったり、悪いことを誤魔化すようになり、「盗人に食べ物を与えるのと同じことだ」

内村鑑三先生は日本の精神・思想を代表する日本人の筆頭に西郷隆盛の名をあげています。
梅原猛先生は、「百人一語」の中で「西郷は本気で聖人になろうとし、孔子の如く天を敬い、人を愛そうとした」人物であると評しています。

「聖人や賢人のようになりたいという志がなく、古人の行いや功績を見て、とても自分には及ばないというような心がけならば、戦いに臨んで逃げ出すよりも卑怯なことである。」

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人を好きになるには

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何かをしてもらった時に感謝の気持ちを忘れないようにすること。
そして積極的に尊敬できるところを見つけようとすること。
感謝や尊敬から「好き」を育てていく。
なにより感謝と尊敬には下心がありません。
人生の中で一度でもお世話になった人は、たとえ現在疎遠になっているとしても、感謝の気持ちを忘れてはいけません。
年賀状などは、いちばんシンプルな手段でしょう。
自分に対して一度でも「いいこと」をしてくれた人は、自分にとってのラッキーパーソン。「この人は自分に幸運をもたらしてくれる人なんだ」と考える。そうすれば、これからもずっと大切にしていこうと思えるはず。
たとえば気が合わない人がいたとします。無理して好きになろうとする必要はありません。でも誰かを紹介してくれたラッキーパーソンだったとしたら?たとえ価値観の相違があったとしても、ずっと大切にしようと思えますし、感謝することができます。そして大事にする気持ちを持ち続けていれば、「好き」になっていくことも大いにありえます。
「自分の人生にとって、良い縁をもたらしてくれたか否か」
苦手な人がいたとしても、一度でもいいから「もしかしたらいい出会いをもたらしてくれる人かもしれないぞ」と考えてみる。その人の周辺にある「ラッキー」に目を向けてみる。
そして相手から何かを得ようなどとは考えず、ひたすら与えること。その人のために力を尽くすこと。知識も手間も人脈も、いっさい出し惜しみしないこと。
心を尽くした感謝の言葉とは「なに」に感動し、なぜ、どんんな風に思ったのかを具体的に伝えること。この一点につきます。

誰かのことを好きになる時、出発点にあるのは人に対する好奇心です。
逆に言うなら、他人に関心を持たない人は、誰のことも好きになれません。どんな人からも学ぶべきことはある。誰もが先生になりうる。自分の知っていることや経験したことなんて、本当にちっぽけなものです。より多くのことを学ぼうと、好奇心を持って他者と接するのも当然でしょう。
好きになることに怖気づかず、どんどん他者を好きになりましょう。
相手がどう思っていようと、まずはこちらから「好き」になろう!

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この本メチャメチャ面白い!最高!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

そういえばソ連崩壊のあの時期に、毎日TVでお声を聞かせていただきました。史上最強のロシア語ー日本語通訳、米原万里。

第1章からオスの存在理由とか、有事に跳ね上がる男児出生率とか、メチャメチャ面白い話満載です。
「文学小説を楽しめるくらいの語学力があれば通訳はできます。」
よし、私もこれから外国語の小説を読んでいこう。
「わかるところだけ訳しなさい」
大事なのは単語では無くて概念、だから辞書を引かずに読み通す。
米原さんの通われたソヴィエト学校では実作品を大量に読ませて毎回要約を言わせたんだそうです。
作品の小間切れを集めた日本の国語教科書との違いを感じます。
灘高の橋本先生の、教科書を使わず「銀の匙」を読み通す授業にも、何か通づるものがあるかもしれません。
米原さんの学校の作文の授業ではまずテーマを決め、それに関連した文学作品の要旨を書き、それを詰めてその構造、つまり物語の骨格を把握させる。そのうえで自分の文をどういう構造で書いていくかを考えさせてから、作文を書かせる。ずいぶんと高度ですよね。

「理解するというプロセスは分析的です。ところが、話たり書いたりして表現する時は、バラバラになっているさまざまな要素を統合していかなくてはなりません。バラバラのままでは表現できません。つまり全く逆なのです。通訳には、分析的に物を聞き取って正確に把握する能力と、それをもう一度統合してまとめて表現する能力、この両方が必要なんです。」
理解できてさえすれば、なんとかなりそうな気もしてましたが、
それをすぐにまとめて表現する能力も、やっぱり必要なんですね。
時間が流れていきますから。

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感謝の境地

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「つきを呼ぶ魔法の言葉」の小冊子はだいぶ昔に買って読みました。
でも、この本の内容は、購入前の私の想像を超えるものでした。
実は私たぶん来年、天中殺です。
この本の最後の章に、どうすれば良いのかが書いてあり、
ものすごく勉強になりました。
実行は生易しいことではないと思いますが、
究極の感謝の境地を目指して、
日々「ありがとう」を実践していきたいと思います。
五日市さん、ありがとうございました。

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薩摩軍法

2019/02/01 04:28

読後感は複雑だけど、面白かった。

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面白かったけど、一番やるせなかったのが鶴姫のお話。
縁組一つにも侍の命がかかっている。

−~ バカ、バカ、バカ。平左衛門もバカ、主税もバカ、伊平太もバカ、侍はみんなバカ、みんな嘘つき。
 その夜、鶴姫はまんじりともせず、
床の中でみもだえした。のたうった。

読んでて思った。ホント侍って・・・
「こいつらバカ?」なのか、
「うーむカッコいい!」なのか・・

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奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 伝説の灘校国語教師・橋本武の流儀

2019/02/01 04:05

美しいものを伝える

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エチ先生の教え子たち、「銀の匙」の子供達の素晴らしいエピソードが満載の本です。多くの良い言葉がありますが、その中の一つ
東大総長 濱田純一氏のインタビュー
「知識を伝えるのは、一種の『美しいもの』を伝える、そういう面を持っているんじゃないでしょうか。もちろん、知って面白い、ためになるということもあるのですが、絵を鑑賞するのと同じように美しさを感じるというのが、学問の世界でも大切だと思うんです。(中略)そこから何を感じ取ることが出来るのか。それは、結局、見る人の力だと思うんですよね。だから情報の受け手が持つ力というものをどうやって育てていくのかが、すごく大事だと思います。
(中略)味わう余裕があることで、美しさまでたどり着くことが出来る。単に理論だけじゃなくって直感的に感じるという、そういうことも教える側が伝えられれば、と。「銀の匙」の文章はすごく美しいし、情感というものがもうキリキリと伝わってきた記憶があるんだけど、それは、橋本先生のプリントに助けてもらって感じられるようになったというところが間違いなくありました。知識というものを理屈だけでなく、そういう美的感覚、感動までも伝えられるようなやり方ができればいいですね。
(美的感覚を持つと)次の展開に一歩踏み出す直感的なドライブが働くのではないでしょうか。そこで惹かれるものが生まれると一歩前に出たくなるし、その過程で自分の経験とも重ね合わせをしていく。そうやって楽しみながら知識を身につけていくことは、人生の豊かさにつながると思います。」
エチ先生も、彼の話を読んで、
「私の授業を回想して「素晴らしい授業だった」と言われたことに、私は思わず涙ぐんでしまいました。」と書かれています。
美しいエピソードですよね。

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ストップウォッチと手帳

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1分も無駄にしない為に、ストップウォッチを使う。
そして必ず手帳をテーブルの上に置く。
たとえば映画や芝居を観たら、その直後に喫茶店で文章に書く。

仕事には期限がある。その結果を待っている人がいる。これは仕事なんだ、と思うだけで構えが変わる。喫茶店ではそういう大人の勉強を。
それで気づいた事や反省やいろいろな事を手帳に書く。文字に書くということは、それによって意識を高めるということ。結果が出ればどこで何をやってもいい。喫茶店で自分を見つめ、仕事の予習復習を繰り返す。
このコツを覚えると、電車の中も、新幹線も空港も喫茶店化出来る。
どこでも勉強できる。どこでも仕事ができる。

・・・そういえば私も昔はよく、喫茶店で勉強していたなあ。
よし、また喫茶店で勉強しようか。うん。

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教え上手

2019/06/15 04:07

勉強になります

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

教えることの要諦は「いかに教えないか」
つい教えすぎることが、考える主体性を奪っている。
何を教えるかは何を問うか。
シンプルで平凡なことほど、学び教えることの難度は高くなる。
「わかる」の敵、それは「わかったつもり」。
「それ知ってる」という人ほど伸びない。
私たちは想像以上に「わかったつもり」のことを「わかった」と勘違いしている。
わかるということは自分のわからなさを知ること。
「わかったつもり」を「わかる」に変える条件は三つ。優れた材料と良い発問、そして面白い「はてな?」。
「はてな?」と知識は裏と表の相関関係。知識の多い人ほど面白い「はてな?」鋭い問題意識を抱くことができ、それがまた、新しい知識の獲得に繋がる。
その道のプロというのは「見る目」を持っているもの。
門外漢や素人には見えないことがプロの目には見える。彼らは見ることをそのまま知ること、わかることに繋げられる目を持っている。人を教えることの目的もまた、このプロの目を育てるところにある。
「見る」を「よく見る」に進化させるために、色や数など着眼点を示して見る目を深める方向へ誘導する。道具を使う、比べてみる等。見方を変えるように促す。人の目はものごとをいつも目の高さで正面から見ることが多い。視点の角度を変えてあげる。俯瞰したり下から見上げたり、裏側から見たり。視点を変えると全く違う顔を見せることがある。
見習い、手習い。まずしっかり見て目に焼き付ける。
対象をよく正しく見ない限り、手本に近づくことはできない。
現場での経験や行動の機会が増えれば、学ぶことは限りなく「遊び」に近づいていく。
最初に一番面白い部分を持ってきて興味や関心を引き付ける。また、面白く始めるのと同様、「面白く終わる」のも優れた教え方には欠かせない。
長く調べて短く伝える、これが教える時の原則
資料は全て一枚にまとめる。
教える時は短く伝える。形容詞を使わない。主語と述語だけで説明して、形容詞や副詞はできるだけ使わない。幹の部分だけを伝える。
1回の指示で一つの事柄しか伝えない。短く伝えるためには削る、省く技術が必要。選択・省略・凝縮の技術。
板書の上手な人は、必ず的を得た内容の選択や凝縮で最少限度の要点がわかりやすく記されている。核となるものがきちんと書かれていること。それを読み返せば内容・流れが理解できる。何もかも書くのは何も書かないのと同じ。
教わる人の意見の反映のない板書はいくら要領よく書かれていても生きた板書とは言えない。
教えるということは板書を消し終わるまで続いている。
笑いは教わる人を学習好きにする。笑いのない授業は授業じゃない。
笑いは人の集中力を増す働きをする。
教えるという行為は「空気」がするもの。ユーモアや笑いは空気を作る。自分を笑いのネタにする。まず自分から笑う。
何でもかんでもとにかくノートに書く。量から質が生まれる。早く書ける人ほどノートも綺麗なもの。消しごみは使わない。ノートを大胆に使う人は伸びる。
相手の良いところだけを見てやろうと最初から決めてかかれば、その通り良い面がたくさん目についてくる。どんな人にも必ず良いところがある。常に人の「今」を見て、そこに新しさを発見し、驚くことのできる目をもつ。「何か新しいことはないか?」「少しでも前と変わったことはないか?」と目を皿のようにして見る。褒めることは成長を促す。何がどう良かったかを明確にして褒めるべき。

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