読み人さんのレビュー一覧
投稿者:読み人
夜叉桜 長編時代小説
2019/06/26 09:30
凛とした文体
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著者の本を読むのはこれで2冊目。何とも凛とした文体で、そこが気に入ったので2冊目を購読。こういう文体、大好きです!
宮廷神官物語 11
2020/09/01 16:54
いやぁ~泣けたぁ
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天青の鶏冠への思い、鶏冠の過去、苑遊の過去と鶏冠への想い。どれをとっても、泣けたぁ…。
最後に登場した新人神官書生。って、まだまだ物語が続く暗示?
最後の晩ごはん 12 秘された花とシフォンケーキ
2019/06/28 10:07
笑って泣ける
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今回も、ハズレ無く、笑って泣けた。海里とロイドの会話は何とも軽妙。夏神さんの関西弁は味がある。海里の『師匠』となった「ゆうこお姉さん」の「中途半端のどこがいけないの?」発言は、ごもっとも!!。今回「ご来店」の幽霊さん。お父さんが出征する時にお母さんに「何もあげられるものが無いから」と庭の芙蓉の花を渡し、お母さんはそれを押し花にして眺めながらお父さんの帰りを待つ・・・。いいな、いいなぁ~。
居酒屋ぼったくり 10
2020/10/06 15:22
幸せ全開かと思いきや・・・
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美音さんと要さんの「幸せ」全開!の物語かと思ったら、二人の結婚を巡っての「商店街」の人たちや「ご常連」さんたちのお話しでした。いつもの人情全開で、ほっこり♪
あきない世傳金と銀 8 瀑布篇
2020/10/01 17:01
そう来たかぁ…
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店が傾いたり、主が亡くなったり、毎回色々な『逆境』を見せてくれる。が、今度はこう来たか…。今のコロナ禍と同じような状況のような記述もあり、そんな中で商売人や庶民がどう知恵を絞ったのかも楽しめる。
妹さん、甘いよぉ。それに誤解もしてるなぁ。残念。
続きが楽しみ。
本所おけら長屋 14
2020/04/22 15:27
優しいお節介
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いつもながらのお節介長屋(笑)。でも、優しいお節介。お節介と言うと、何とも鬱陶しいと感じるが、この長屋のお節介は、優しくて気遣いがある。ひょっとしたら、今、ほしいのはこんなお節介かも。いつもほっこりさせてもらってます。
彩雲国物語 9 紅梅は夜に香る
2020/03/28 16:42
読む漫画
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シリーズも9巻目。毎回思うことは、「読む漫画だぁ」。特に会話の文体。まるで漫画のよう。それ以外は、時に辞書を引かなくては意味が判然としない言葉が出てきたり・・・とアンバランス。それもこの本の魅力。
しかし何と言っても主人公の生き方が魅力的。いいですね、こう言う真っ直ぐな生き方!!
宮廷神官物語 9
2020/01/19 16:00
続きかと思たら・・・・
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8巻からの続きかと思ったら、外伝だった。それでも、その後の曹鉄の様子が知れたり
相変わらずの天青のわんぱくぶりが伝わってきた。これまで同様、笑って泣けて楽しめた!
宮廷神官物語 8
2019/11/10 16:55
あっぱれ曽鉄!
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お気に入りのシリーズ。王子を決める場でもやはり曽鉄は、曽鉄でした!しかし、本巻の終わり方が・・・。次巻も嵐の予感。
あきない世傳金と銀 7 碧流篇
2019/09/11 10:13
毎度のことながら
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高田郁先生の「あきない世傳 金と銀」シリーズ、読み始めたら止まらない。だから、読みたいのに勿体なくて手を出せない。だって、すぐ読み終わって、続きは半年後・・・。今巻も、ひとの縁、楽しませて貰いました。智ぼんの友人の役者が江戸紫の装束で袖をさすりながら智ぼんを偲ぶ場面は、涙腺緩んでしょうがなかった。次巻に期待!
宮廷神官物語 6
2019/06/12 10:30
早く次巻を読みたい!
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1巻から本作まで一気に読みました。とにかく面白い!!わんぱくでやんちゃな天青が少しずつ成長していくさまが、何とも笑えて泣ける。早く次巻を読みたい!
モンローが死んだ日
2019/02/14 11:11
モノクロ小説
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若い人の恋愛のように、キラキラと輝き、ある種の激しさを伴う恋ではなく、穏やかで「枯れた」恋愛。モノクロ映画のような、あるいは水墨画のような・・・。あでやかな色は無いが、落ち着いた穏やかさ。
主人公の鏡子の心情には、還暦という年齢相応の「枯れ」と、まだ還暦という若さの片鱗がある。
鬼はもとより
2019/03/13 14:53
あっぱれ!
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江戸時代を舞台とした「経済小説」。小難しい話しではなく、藩札板行相談役と、貧乏藩を根本から立て直そうとする藩重役の物語。藩札板行相談役のお役を越えてでも抜本改革に尽力する主人公と、鬼と呼ばれ、敵を数多作りながらも、腹を据えて改革を果断に進める藩重役。改革が成った後の藩重役の身の処し方は、あっぱれ!
婚活食堂 2
2020/01/31 15:15
季節感たっぷり
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物語の舞台はおでん屋。いかし、「おすすめ」等の料理には季節感一杯。山口氏の小説には美味しそうな料理がいつもたくさん登場して、読んでいるだけで、料理が食べたくなる。今回は同氏の「熱血高利貸イングリ」に一脈通じるような事件もあり、ただの「婚活」小説だけではない要素もあって楽しめた。
