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玉堀さんのレビュー一覧

投稿者:玉堀

2 件中 1 件~ 2 件を表示

農と食と地域をデザインする 旗を立てる生産者たちの声

2020/01/21 10:23

デザイナーではなく生産者の目線から具体的に語られていて大変参考になった

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なぜ農業にデザインが必要なのか。地方の農業や1次産業のデザイン・ブランディングをおこなう著者の2人が、北海道から沖縄までの生産者にインタビューした内容でとても読みやすい。食や「いのち」に関わる仕事の背後には知られざるストーリーがあり、それをいかに消費者に届けるか。「パッケージの変更で売り上げが伸びた」というわかりやすい答えには還元されないさまざまな経営効果が、デザイナーではなく生産者の目線から具体的に語られていて大変参考になった。

また、経営的な体力のある大規模農家や農業法人だけでなく、群馬県高崎市で若い夫婦二人の新規就農の移住者が営む小規模農家のブランディング事例が取り上げられ、ほかにも随所で「補助金」の活用例も紹介されていて、こうした声はとくに貴重だと思う。ひとびとの食や「いのち」を支えるために試行錯誤しながらあきらめずに考え続け、行動し続ける生産者らのことばには重みがある。

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まなざしが出会う場所へ 越境する写真家として生きる

2019/02/17 15:05

葛藤する著者の姿に共感した

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「写真を撮るということは…心の扉を叩くこと」。世界各地の紛争や飢餓や災害の現場を取材し、アフリカ、アジア、東日本大震災後の東北を旅する写真家。そのような著者が、これまでの歩みを振り返りながら、なぜ困難を生きる人びとの眼を見つめ返し、写真を撮るのかを自らに問い、葛藤する思いを記録した真摯なルポルタージュです。 ジャーナリストとして大きな「社会問題」を追いかけることから、目の前にいる小さな「ひとり」と対話することへの姿勢の変化があった、と著者は言います。私はそこに感銘を受けました。写真も40点以上収録されていて、読み応えがあります。とても良い本なので、おすすめします。

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