apple2さんのレビュー一覧
投稿者:apple2
【電子限定おまけ付き】 王と王子の甘くないα婚 【イラスト付き】
2021/07/19 22:34
アファ同士
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本当の王と王子ではなく、キャラのお話ですね。
自分の環境を顧みて『帰りたくないのは我がまま』だと自負する士貴は、性格が良いな。
どんなに金持ちだろうが帰りたくないでしょ、不平等感覚の巣窟な家には。
親のエゴに翻弄された双子、籠の中の鳥な舞花もある意味不幸だ。
士貴の反応がいちいち素直だし、空回りしてるけど、こりゃ神門も揶揄う……つもりが可愛がりまくりたくなるよなぁ。
オメガバ世界観は苦手な方だと思っていましたが、可哀想なΩを助けるスパダリ様みたいな一方的なお話が苦手なだけで、バースが何であれ勝ち取る!
という気概を感じるものは好きだと気付きました。
α同士も、よいですね。
王は最後まで王でしたし、王子も最後までシッカリ王子でした。
画がどちら様もイケメンで、美味しく保養させていただきました。
副音声はうるさい十分に 1【単行本版(honto限定描き下ろし付き)】
2021/03/27 17:23
スレ違い過ぎ笑
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
いきなり副音声のたたみかけで始まるので、最初はクドイかもと思ってしまいましたが、読んでいたらどんどん二人とも可愛くなっていました。
お互いの副音声が色分けされているので、分かりやすいのがよいです。
その分背景がスッキリしているので、より気持ちが伝わって来やすいです。
これでもかっ、というくらいにすれ違います。
ある意味バカップルです。
回りくどいけど(笑)まだ見守って?いたいので、続編待ってます。
あなたを好きになりたくない
2020/12/13 23:43
絶対好きになるだろう、
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
と思い、文庫で購入しました。
山好きですが、冬山はチャレンジ出来ないへっぽこ者なので、本で満喫。
何より飛行機オタク(こちらは救難ヘリですが)の自分にとって最高の一冊でした。
冒頭、雲の晴れ間からヘリが進入してくるシーンからもう高揚感でワクワク。
加賀が遊び人……という設定ですが、容姿がチャラいだけで特別遊んでいる描写は出てきません。
単にヘリより山より好きな人に出会えてなかっただけ、が正解のようです。
どちらも命に関わる自分の仕事に、真摯に向き合っているので、読んでいてとても魅力的な二人でした。
真里谷を『かわいい』という加賀がかわいい。
最高のオチ?がなかなかでした、加賀さん……。
みずかねりょうさんの描く稜線が(もちろん主人公たちも)、とても素敵でした。
表題作とその書き下ろし、他に同じ北アルプスを題材にした別の1話が入っていました。
私はまだ読んでいない作品なのですが『恋してる、生きていく』という作品の続編のようです。
個人的にはまるっと表題作で読みたかった!
2023/02/19 11:21
色彩も綺麗
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
かすみ楼シリーズ第三弾。
このシリーズ、主人公は違えど、どれもよいお話なんですよねぇ。
今作では龍神様と巫女の息子、あめ様と、人間の子とのお話。
龍神様も熱愛します。
強がりで意地っ張りで、頑張り屋なあめ様。泣けました。
地架と仲良くして下さい。
素敵な世界観なので、第四弾もあるといいなぁ。
2021/07/31 23:12
社畜が過ぎる
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
原作がかなりツボったので、コミックも買ってみました。
原作の表紙絵師さんとコミックの作家さんが違うと、大抵しっくりこない事が多いのですが、この作品はどちらもしっくりきて、原作とも違和感が無いです。
1巻でやること済ませたコンデゥ、2巻でようやくやったことを自覚……したのかな。
インドラーク騎士団長の方が自覚をしているような。
死にかけた翌日にそれを忘れるとは、社畜が過ぎる。
宰相も再登場し、誠一郎の合理性が際立つ2巻です。
原作にはない『番外編』も、オマケな感じで面白い。
2021/02/19 00:25
となりのおとこ
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
なーんて意味深な題名なんで、エロイのか?
と思ったら、爽やかに可愛くエロかったです。
そして絵がとても綺麗でした。
初読の作者さんだったのですが、後書きにもありましたが、初のR18部分挑戦作品だったらしい。
単にエロイのには食傷気味だったので、筋立てもきちんとしていて突飛さもなく、主人公の心情が丁寧に描かれていて、良いお話だなと思いました。
他のR18部分に触れてない作品も読んでみよう……。
2020/10/14 16:59
続刊待つ……
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
皆様の好みは個人差ありなので、レビューはそこそこ参考にさせて頂きつつ、購入しています。
サーチしていたので続編ありと分かっていながら、内容が好みそうなので購入しましたが、知らなかったらココで終わり!?と不安になるかも。
とりあえず完結してるならともかく、微妙なシーンで終わるなら、1巻表記は欲しいなぁ。
内容はやはり好み(警察アングラ系すき)で、画も男前で目の保養になりました。
紙媒体買ってみようかな。
2020/02/25 17:17
細部まで濃やか
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
評価が良かったので、なんとなく買ったものの放置していました。
暇つぶし的に読み始めたら……可愛い!そして結構、リアル感あるかも(放送業界知らないけれど)と、面白くてその後一気に三冊買いそろえました。
ぼちぼち、番外編等も読んでいこうかなと思っています。
私は内容と、ほんわりとしたイラストはとても合っていると思いました。
なにせ、計の口調はかなりキツイし。笑。バランス的にいい塩梅です。
2023/12/12 14:56
アニメ化
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
アニメ化するんですねー。
基本、私は目視派なので声が入らないコミックの方が好きです。
が、その記念に番外編が出るならもう大歓迎!
終わってしまったのを残念に思っていたので。
酔ぃヶ崎くんの嫉妬が可愛い...。
2022/03/27 18:56
ポンコツ王子と腹黒側近
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
聡明な素質があっても、大人が寄って集って潰せば、愚鈍なワガママ王子の出来上がり。
物語のはじまりはじまり……。
伝説の王子の生まれ変わりとされるエセルは、(周りからも本人すら)甘やかされている様に見えますが、実は虐げられています。
唯一の理解者で、自分の為の未来の摂政だと信じていたオズワルドの本質を、これまでの真実と自国の未来を、謎の老人の示す魔法の鏡で覗いた時から、エセルの第二の……そして真実の物語が幕を開けます。
寓話として読みやすく、王族という庶民とは異なる設定ながら、共感を持って読むことができました。
2021/01/27 22:05
副作用、辛いね。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
(失礼にも)期待していなかったのですが。
バースの世界観が割と苦手なもので、無理かと思いましたが違いました。
設定は、薬で男性も妊娠が可能になった時代。
最初はまぁちょっと親友の人助けで代理出産的なノリのつもりが、単なる生殖行為の筈が、お互いにどんどん気持ちが入っていくのが微笑ましくもエロかった。
なかなか自分の恋心に気付かない、要ちゃんのニブちんさには、ちょっと苦笑。
絵もキレイで可愛いお話でした。
恋する狐
2020/09/28 22:55
子狸、成長期
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
シリーズが続いてくれて嬉しいです。
今回は主に、愛の試練?ですかね。
だんだん2人が噛み合ってきて、相変わらずの2人の掛け合いが、より糖度を増してきました。
慶次くんが一気に成長したような。
2022/04/12 22:10
僕のベイビー
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
シリーズとしては他は初読です。
他は切ないと聞き、どうしても読めませんでした。
世の中は理不尽なこと、ままならない事ばかり。
なので、実話は別として、小説くらいはハッピーエンドでいて欲しいと、つい願ってしまいます。
シリーズとしての知識がないので、冒頭は読み返しながら、慎重に世界観に入っていきました。
ケモ耳に全く萌えはないのに、引き込まれました。
画も綺麗。
途中は泣きながら読んで、優しいハッピーエンドにとても救われた気持ちになりました。
たぶん他作はきっとずっと未読のままでしょう。
空想の中だけは、幸せなロマンスに浸っていたいから。
2022/01/16 13:45
心に優しいシリーズ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
好きなお話なので、就職編での再開が嬉しいです。
単巻で追ってはいましたが、一冊になってまるっと読めるとまた感慨もひとしお。
主人公2人に、嘘やズル賢さが無いので、心に優しいシリーズです。
終盤に、ずっと前に単巻で出ていた『無色透明』が入っていました。
千葉さんと天童さん、千葉さんの弟リュウくんの出会い編です。
2021/11/20 22:43
シンシャちゃん、素敵!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
忍者自体が浪漫ですよね~。
伊賀の少年忍者、晶は甦りの術を持つ。
但し、術を使うにはそれなりの代価を伴う。
自身の命を削る秘術。
晶が父と同じその力を受け継ぐと見ると、祖父は晶を連れて抜け忍となった。
その祖父亡き後は、愛犬のシンシャと息を潜め山奥で暮らしていた。
その晶の術を狙ったのが、敵対する甲賀の忍者の頭領である、虎目。
攫って身も心も奪った後に、相手の術を自分に転写する……それが虎目の持つ力。
虎目はデモクラシーの活動に手を貸し、また激動の中で愛する者を喪っていた。
自分の命に変えても蘇らせたい相手とは。
そして虎目が晶の無垢な愛情を受け入れた時、また強かに変わりゆく……。
大正時代を舞台に、伊賀と甲賀がぶつかり合う、大正忍者浪漫です。
髪の毛のシーンでは何故か、糸通しで細い穴に、刺繍糸を通す図を思い浮かべてしまった……色気ないな。
特に触手にはツボが無いので、忍術の一つとして読みました。