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雨宮司さんのレビュー一覧

投稿者:雨宮司

86 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本日本人ときのこ

2021/08/30 10:12

資料としてはいい。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

キノコと日本人との関わりを篤実に辿った新書になる。古今の資料の博捜ぶりには頭の下がる思いがする。しかしながら、このままでは資料の提供に終わってしまうのではないか。切り口次第ではもっと面白い展開になっていたと思われるから、非常に残念な気がする。

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紙の本

時代の波か。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「自然の中の人間」という、近代短歌以降の命題はよく詠めていると思う。しかし、前衛短歌やニューウェーブ以降の短歌を読み慣れた人間にとっては、少なからず読むのが苦痛だった。一首一首はほぼ独立しているのだが、「歌集」という括りの中では散漫な印象を受けてしまう。自然と切断されてしまった人間の姿を読み慣れていると、やはり古風に読めてしまうのだ。もう一度、『万葉集』を読み直そうかな。

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紙の本

並盛の力。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

短歌の初心者の為の入門書だ。あんまりテクニックについて云々と言わずに、動機ややる気の維持を中心に説いているところがいい。ただ、初心者ほどテクニックや詠み方のコツを知りたがるものです。ちょっとぐらいはそっちにページを割いても良かったんじゃないかな。勢いで書いている部分もあるが、語られていることは全て真実です。本を出したいという、初心者にとって究極の目標についても記されている。まあ、この手の本を読み慣れた人には不満が残るだろうが、初心者には身の丈に丁度合った入門書だと思う。

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紙の本

白い。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者本人も末尾で書いているけれど、電子版との差別化を図る為に、紙版は第3巻からモノクロです。これはやめてほしかったな。いくら本や漫画が売れなくなってきているとはいえ、これだけ魅力的な作品の味わいが、紙版を買う者は文字通り大きく変わってしまう。これがウディ・アレン『カイロの紫のバラ』みたいな粋な演出だったら、まだ許せるのですが。いい解決法はないものでしょうか。

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紙の本

指摘は鋭い。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

各事象についての指摘は鋭いし、多忙な中でもよく勉強していると思う。
結論が弱い。もしくは、報告に留めようとしている。
スタンスとしてはありだと思うが、やはりもっと掘り下げてほしかった。
面従腹背のイエスマンは要らないと思うから、そこに特化しても良かったのでは?
ちなみに、私は書く世代です。

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紙の本

紙の本雨鱒の川

2024/02/06 12:17

魚と濃密な人間関係。

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雨鱒が来たら動く、というのは、いわば願掛け。来なかったらどうしていたんだろうかと、非常に大きな疑問が残る。幼馴染みだから心を完全に通わせることができる、というのは実際にあるらしい。双子の間ではこんなケースがあるんだとか。東北方言には手こずったが、慣れてきた頃に第二部が始まって、そこからはスピーディーに読むことができた。ルビを振っていたらもうちょっと早く親しめたかな。フェミニズムの観点から読むと女性が全く描けていないというのは全くその通りで、私もいきなり手話が出てきたのには、正直虚を衝かれた。マスターしていなければ社会生活を送れないから、当然といえば当然なのだが、もうちょっと伏線を張っておけという気もしないではない。自然の変化は、釣り好きの目から見れば非常に納得できる変化・変容で、これは言うことがない。

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紙の本

紙の本花のことば辞典 四季を愉しむ

2023/10/13 21:00

歳時記か。

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前二作を詠んでいるだけに、いっそう辛口の感想が強くなってしまうのかもしれないが、花を扱っているだけあって、まるで歳時記そのものであるような読後感を受けた。写真などがほとんど使われていない分、読み応えはどうしてもこちらの方が乏しくなってしまう。引用に俳句が多いのも、その感を強くしてしまう要因かもしれない。もっと広範な引用が出来ていれば、こんな読後感にならない筈なのだ。素材はいいだけに、非常にもったいない内容となってしまったと、個人的には思っている。

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紙の本

人間関係は。

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その場その場の人間関係は描けているんだよね。ただ、それが収束して大河になっていってるかっていうと……。いろんな視点がある、っていうのは描けているから、それをどうまとめていくかという一点に絞られてくると思う。まあ、そこが難しいところではあるんだけれど。ギャラリーは割り切って描いていっても大丈夫。問題はライダー同士の人間関係だよね。いろいろ積み重なってくるとは思うんだけれどな。そこが描ければ面白い展開が期待できる気がする。

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紙の本

早わかり。

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イスラムのことがややこしくて解かりづらい、という人にとっては、手っ取り早く知識を身につける為にいい本となる。ただし、これはあくまでも早わかりの本。複雑な事情なども簡単に書いてあるため、その辺りを詳しく知りたいという人には少々物足りない本になるかと思う。

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紙の本

紙の本広い世界と2や8や7

2021/06/03 06:40

ゆるい魅力。

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永井祐の第2歌集が発表された。数字にこだわった独自の歌風は変わっていない。ただ、(私がリズム重視の短歌を詠む人間だからそう感じるのかもしれないが)定型を逸脱した短歌がやや多いのは気になった。それも魅力のひとつではあるのだが、極めてから移ったという感じを受けないのは何故だろう? 値段分は楽しませてもらったが、個人的には疑問が残った。

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紙の本

最初に結論ありき、か?

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妙に評価が高いのだが、どこまで他の論を引用するか、という点で、どうも納得がいかないフシがある。「私は幼い時にこんな経験をしました」という点から離陸するのはいい。問題はそこからだ。傍証で補強しながら論を展開していくのが普通のパターンなのだが、この本はそこが弱い。あらかじめ決められた結論へ、ほぼ己が自身の意見のみを頼りにして展開している感が強い。小説や詩歌ならそれでもいいだろうが、評論や論文ではさすがにマズかろう。その点がクリアできていれば、文句なくいい論として推薦できたと思う。充分に面白いのだが、その点だけが妙に気になった。

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紙の本

紙の本新解さんの謎

2021/01/14 22:20

ことばの力。

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電車で読んでいて(新解さんによればこれは読書ではないらしいが)、笑いをこらえるのに苦心した。読書家ならわかる引用を、例文でけっこうやっているのだが、それを指摘しないのが、何とも赤瀬川さんらしい奥ゆかしさだ。おかげで、「これは○○からの引用だろうけれど、新解さんの趣味に走っているなぁ」という愉しみを発見することができた。「新解さんが面白くなくなっている」という指摘があったが、こういう用例を引用しにくくなっているのも一因かもしれない。後半は紙の話だが、未来像の夢想がけっこう当たっているのが見事だ。さすがに今では古さを感じてしまうのが、どうもつらいところだが。

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紙の本

紙の本オーパ!の遺産

2020/10/21 07:00

宿題。

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開高健『オーパ!』とは全く違ったテイストで書かれている。残念ながら『オーパ!』ほどの深い味わいはないが、釣り好きならば充分に楽しめる内容になっている。題名は、開高が果たそうとして果たし得なかったことをやってのけたことに由来している(勘のいい人ならここで気付くだろう)。文章は釣行が主であり、自然と人間の問題などは後方に押しやられている。ただ、やはり歳月の変化はあった様で、アマゾンの自然破壊は開高が行った時より進んでいる。『オーパ!』を読んだ人にならお勧めできる。

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紙の本

紙の本毒草を食べてみた

2020/08/13 06:04

看板に、

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題名で過剰な期待をすると肩すかしを食らう。著者自身が口にしたものも確かにあるが、大抵は毒草の誤食例を広範に集めたものだ。その博覧強記には驚くばかりであり、頭が下がるが、題名から著者自身の毒草体験記を予想していた私にとっては期待外れであった。同じ思いをした者もいた筈だ。

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紙の本

紙の本麺と日本人

2019/11/05 14:20

郷土愛、だけではない。

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アンソロジーである。麺に関するアンソロジーだが、編者があの椎名誠。端正に仕上がるわけがない。案の定、後半になるにしたがって、そのエッセイの著者の郷土でなければ出しようのない麺料理やら食べ物やらが出てくる。たとえば、本物のちゃんぽんは長崎でなければ食べようがないと言われれば、あなたは食べに出かけますか? そんな選択を迫るエッセイもあったりする。困ったものだ。長崎へ行く理由が出来てしまった。ちょっと散漫な印象があるのは御愛敬かな。

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