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WNBAさんのレビュー一覧

投稿者:WNBA

2 件中 1 件~ 2 件を表示

ビーガンという生き方

2019/06/22 18:25

「ビーガン=菜食主義者」、ではない

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書では、ビーガニズムは何かという説明や、何故ビーガニズム=脱搾取を目指すべきかという理由が主に5つの観点から説明されている。日本語で情報を入手しようと思う場合、ビーガニズムに関する入門(書)としてはこれ以上に相応しいものはないのではないだろうかとすら思う。ビーガン=完全菜食主義者というイメージを見事に喝破している。

分かりやすい説明で、かつ感情論もほぼなく、もっともそれは性善説過ぎるし人間の善意を過大評価しすぎではと感じる箇所はあったが、データの裏付けもしっかりとなされている。買った当初こそ値段のわりにページ数が少なく感じたが逆に言えば、コンパクトにまとめられているということだし、すらすらと読めるので、分厚い本だからと敬遠することもなく毎日2,30分程度の読書時間でもあっという間に読めてしまう。

感心したのが、中国の犬食や日本のイルカ漁を「野蛮」と罵る姿勢を非難していたことである。犬食もイルカ漁も批判されて然るべきではあるが、それをもって野蛮な連中である彼らという図式を作ることは差別への加担だし、そういった「野蛮な」肉食には反対しながら畜産産業で行われる残酷極まりない行為は見て見ぬふりもしくは正当化するのは矛盾しているともいえる。あらゆる差別に反対し闘うという著者(というよりビーガンの人々と言うべきかもしれない)の意志が強く感じられた。

大の肉好きの私だが、特に地球環境への多大な負荷を知って衝撃を受けたこともあり、本書を読んでかなり認識を改めるようになった。近いうちに誰かに紹介したい。

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思わず頷くこと多数

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私自身グレーゾーンと言われた経験があるので購入した。
グレーゾーンである自分にとって"あるある"な人物が何人も登場したり、当事者でなければなかなか理解できない辛さや苦悩が言及されており、その度に強く共感し、予想以上に早く読み進めることができた。
ただ、そこまで専門的なことは書かれていないのでそれ目当てで購入すると落胆するかもしれない。私の場合は半ばエッセイのような感覚で読んでいた。文章自体は分かりやすいので、前知識の少ない人が読むには向いてるかも。
WAISがあくまで判断材料の一つでしかないというのは大きな発見だった。目次にもある「正直、発達障害の診断の診断をもらった人がうらやましいです」という言葉が忘れられない。これに強く共感する当事者は私だけではないと思う。

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