冷蔵庫の午後ティーさんのレビュー一覧
投稿者:冷蔵庫の午後ティー
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月のぶどう
2019/06/27 21:55
ワインとアテ
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地元のワイナリーを継ぐことに対して抵抗があった歩の少し天然で、自由人で、でも姉光実思いなところが心に刺さりました。歩が母のワイナリーを継いで、指導者とぶつかり合いながらも、少しずつ周囲への影響が大きくなっているところに惹かれ、止まらなくなりました。気づけば30分で20ページも読んでいたこともしばしば...。
ワインとアテがあれば最強のように、歩と光実は互いの足りないところを補いながら、今日もワイン作りに励んでいます。
プラージュ
2019/05/26 21:54
どこかの魔法使いより・・・
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私はこのプラージュのような話が大好きだ。東京の「各駅停車」しか止まらない駅の安アパートに住む大学生みたいな話。このジャンルを言い表すボキャは今のこの私にはないけれど、現実味を帯びた話が好きなのだ。だから私はファンタジーが嫌いだ。
「晴れた不思議の国」より「曇天の渋谷」、「魔法の杖」より「ポケットの中でバイブレーションするスマホ」、「子どもたちは夜中にネヴァーランドへ」より「歩道橋から見るオリオン座」といった具合にファンタジックな設定はなかなか呑めない。安易に想像ができないから。
しかし現実味があればすぐに入り込めるし、実際の駅名が登場すればなおさらだ。
みんなそういう世界に環境に身を置いているのだから、安心する。ファンタジーだなんて肩に力が入ってしまう。どれだけ背伸びをしても、あの時お母さんに読み聞かせしてもらった絵本の中の主人公には一生なれないのだ。それを大きくなればなるほど、自分がいかに小さいのか、落胆し、今のこの世界で惰性的に生活を謳歌している。それがちょうどいいし、それが本来の人間だ。
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