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y0aさんのレビュー一覧

投稿者:y0a

145 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本新型コロナウイルスの真実

2020/04/21 16:11

意固地にならず、でも科学的に

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

平易な文章なのですぐ読めた。
今回のウイルスへの対策に関して、素人でも分かるよう書かれた本だと思われるが、平易だから中身が薄いということはない。
というのも、「何が大事なのかちゃんと考えよう」という趣旨のことが、感染症の専門家の立場から整理された形で述べられているからだ。
マスクがどうとか、利く薬はどれかとか、個別のイシューに走る前に、敵の性質を見極めることが大事。また、刻々変わる情報を受け入れながら、どう柔軟に判断するか(科学的に)、そのためには意固地にならず、いつでもスタンスを変えられるようにしておくこと。などなど。
個人の対策から、行政、国家レベル、そして価値観レベルまで、著者の考えはつながっている。参考になった。

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電子書籍

電子書籍社会学史

2020/03/30 10:07

社会学を概観できる

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

社会学の前史から始まって、フーコー、ルーマンまで主要な学者を網羅。フロイトも(著者によると)欠かせないということだし、かつマルクスもしっかり入っている。最新のボードリヤール、リオタール、ベック、ギデンズ等にも触れている。
ただ並べてあるだけではなく、社会学の議論としてそれぞれどういう関係にあるのか、流れで理解できるところが素晴らしい。

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紙の本

カッコイイ絵柄に惹かれて大当たり

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

カッコイイ絵柄に惹かれて購入。それで大当たりというパターン。
デフォルメがすごく効いている絵にも見えるけれど(デザイン的な画面だし)、人物の性格描写なんかとリンクしていて、だんだんにリアルな説得力を感じ始める。なんだろうこの絵の魅力。
他のレビュアーが書いている通り、ロンドンを舞台にした殺人事件の話なんだけど、まずカッコイイから入るのもあるだと思う作品です。

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紙の本

紙の本うつ病九段

2020/12/31 16:25

マンガとして純粋に面白く、うつ病のことも分かりやすい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

原作もドラマも見ていないが、マンガとして純粋に面白い。うつ病の症状の実際が、どんな風にうまくいかなくなるのか、本人の視点で語られている。
また、それをマンガ化する際に、河井氏がわずかに距離を取った、でもマンガ的に分かりやすい表現を駆使しているので、ホントに分かりやすい。

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紙の本

日常が壊れて元に戻るかどうかも分からない生活

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

すごく面白い。原作の方が文字ゆえに情報量が多いが、マンガで視覚化することで、とても近寄りやすくなっている。
毎晩空襲があるって、どんな生活?と思うが、貧窮してはいるものの、喜怒哀楽において普通の生活なのだ!そのことに逆に驚く。
銭湯の汚さなど、当時の人でないと分からない記録がいちいち興味深い。
今、コロナ禍にあって、日常が壊れて元に戻るかどうかも分からない生活を皆しているが、(もちろん戦争と感染症ではレベルが異なるものの)どこか共通点もあったりする。
原作(山田風太郎)の凄さと、マンガ家の力量とがマッチしている。
続きが楽しみ。

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電子書籍

はっきり言って名著

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

はっきり言って名著である。
分かりやすいことが、まずその1。理屈ばかりではなく、実際の患者さんの言葉や苦悩に触れた、著者なりの治療観が示されていることがその2。諸外国と日本との比較が客観的に述べられていることが、その3。

科学的に(あるいは論理的に、または冷静に、でもよいが)考えられない日本人。この本を読んでから、薬物依存症の議論をしよう。
しばらくはこの本が基本図書になるだろう。

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電子書籍

短めだが、理解が深まった。おすすめ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ざっと知るには最適の入門書ではなかろうか。時系列にまとめているだけでなく、各国間の関係などにも着目、縦糸・横糸で歴史が織られる。
世界情勢に広く深い目配りの効く著者だからこそ、簡潔な記述の中にも「おお、そうだったのか」と唸らせられる金言があちこち光る。
短めだが、理解が深まった。おすすめ!すぐ読めるし。

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電子書籍

電子書籍モノローグ書店街

2023/08/13 14:48

書店員のモノローグが交差する

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本を売るお仕事(書店も古本屋もそれぞれに)をしている人々の様々なモノローグが交差する四コマ(あるいは八コマ)マンガ。
本に向かう態度は人様々、皆違う。けれども小さな人生の断片が積み上がって、織物のように仕上がる。
クスッと笑えるくらいの面白さなのだが、後半だんだんドラマ性が出てきて、意外な深みが現れる。

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紙の本

戦争の歴史を知りたくなったら、最初に読んでもいい本だと思う

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書の冒頭「はじめに」で語られていることが印象的だ。
 「日本人全体が、歴史としての「戦争」に対して“あまりに無知”」となり、その反動として「今度は『新しい歴史教科書をつくる会』のような人たちが現れ」、「同じように感情論でしか歴史を見ていない。『平和と民主主義』で戦争を語る者たちとコインの裏表のように感じる」としている。
 やはり基本的なことも知らずに、右だの左だの言っている時点で終わっている、そんな状況が広がり続ける不毛。とか書いている自分も近現代史の基本をよく知っているとは言えない。戦争の歴史を知りたくなったら、最初に読んでもいい本だと思う。

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紙の本

スタイリッシュな緊張感

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

(1巻目から)で、ストーリー面では、緊張感がすごい。表で陰謀を働く犯人と、裏でこっそり隠れなければならない主人公の、目に見えないせめぎ合いの張り詰めっぷりがまた、(疲れるけど)心地よい。
そこもまた、絵柄と同様にスタイリッシュに感じるんだよなあ。

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電子書籍

電子書籍餓死した英霊たち

2021/05/08 14:49

兵站を合理的に考えられない日本の劣等性

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自分にとっては水木しげるの戦記マンガが、あの戦争における一兵卒の体験として真っ先に思い浮かぶ。本書は、その飢餓体験が必ずしも特殊な例ではなかったということの実証的な研究書である。
フィリピンでもっとも飢え死にが多く、実は中国大陸でも(その他の戦地全体でも)実質同様で、そもそも兵站(物資の動き)の考え方に問題あったのが日本軍なのだという話になっている。
歴史研究的にはその後様々な議論があるそうだが、本書が示した日本の戦争の杜撰さは、アウトラインとしては変わらないだろう。改めて読んで空いた口がふさがらない。ある程度知ってはいたが、総合的に示されると、非科学的・非合理的かつ、それゆえあくまで精神論的な当時の日本軍の考え方に、むしろ世界の中での日本文化の劣等性を感じざるを得ないほどだ。残念だが、公平に見てそうなる。
昨今のコロナ禍においても、オリンピックをやるやる言いながら、先進国(?)の中で完全にワクチン接種が遅れている日本は、今も兵站についての考え方が何ら改善されていないのでは?という思いに、どうしてもつながってしまう。どーすりゃいんだろうなぁ。

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紙の本

本に対する態度もいろいろ、ですね

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

書店員のお仕事で、どんな苦労や楽しみやら理不尽さや不思議さや面白さやらが、あるのかというマンガでしょうか。
こう書いてしまうと地味に感じられるかも知れませんが、この作者の描くキャラクターの独特の可愛らしさや、肩に力が入ってない感じが好きで、いわゆる癒される感触があります。
また、お客さんの人間模様も様々で、本に対する態度もいろいろで、そちらも面白かったです。
本に関しては私は、読む=使う派で、超絶美本とか求めないのですが、保存派とか転売派とか、いろんな人がいるのでしょうね。面白かった。良質な軽い読み物です。

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紙の本

紙の本腸よ鼻よ 01

2020/12/31 16:14

病気実体験のマンガであることを思い出すと不思議な気分に

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

面白い。テンションが高い。
でも、病気実体験のマンガであることを思い出すと、こんなに楽しんでいいのか?という気持ちにもなったり。その矛盾がさらに面白さをくすぐったり。
まったく大変なことですね。

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紙の本

グリアってかなり重要と分かった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

500p以上あるが、内容に対する興味と、語り口の両方で、すぐ読み通せた。グリアについての基礎知識の整理もできるし、関わってきた科学者たちのエピソードも読み物風で楽しめる。
この分野、今後の発展が期待される。ニューロンばかりに目を奪われて来た歴史的経緯もあったそうだが、グリアは脳の中で何をやっているのか、生理的にも病理的にも興味深い。

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電子書籍

電子書籍ノモンハン 責任なき戦い

2020/03/30 10:31

トップが責任をとらず現場に重責を荷わせる日本社会

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者はNHKディレクターで、NHKスペシャルを何本か担当している人。今回、新たな取材で資料を発掘し、さらにこれまでインタビューの機会を持ちにくかった関係者からも話を聞き、本書を編んでいる。
ノモンハン事件はいろんな意味で太平洋戦争の「ひな型」になっている、という意味が、読んでいくと良~く分かってくる。ざっと挙げると、情報の軽視、兵力の逐次投入(“お家芸”の歩兵による突撃)、軍中央と現地部隊の方針のずれ、兵站の無視などなど…。
トップが責任をとらず現場に重責を荷わせる日本社会。最近、森友問題で書類改ざんを命ぜられ自殺した財務局職員の件が話題になっているが、根本的に何も変わっていないと、暗澹たる気持ちになる。けれども、直視しなければならない歴史であり、また、日本の現実でもある。

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