悪の誘惑 新装版
2019/06/28 11:36
作者の奇想か、スコットランド気風か。
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ぞっとする恐怖ではなく、どこまでも納得のいかない不快さをおぼえる作品。
あまりにも極端な性格付けの人物たちや、あの「テニスコートの場面」は、
作者の編み出した手法なのか、それともスコットランド人の行動パターンの典型を描いたものなのか。
無残にもはかなくなる美女や、呪われた洋館や、血みどろの饗宴にいささか食傷気味になっていた私にとっては、
この作品は非常に新鮮なものに思えた。