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Nagumo.Gさんのレビュー一覧

投稿者:Nagumo.G

6 件中 1 件~ 6 件を表示

存在の耐えられない軽さ

2020/07/02 16:44

良書である。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ニーチェの「永劫回帰」の解釈から始まる冒頭で、心は鷲掴みにされてしまった。素晴らしい小説。愛の哲学的解釈、幸福に対する個人差、互いの解釈の違い、様々な「人間というもの」がこの中に詰まっている。「プラハの春」の頃のチェコが舞台。抑圧された政権下での人の心理、醜い部分が克明に描かれており勉強になる。恐怖政権下では人間の弱い部分がうまく利用されて、民衆をコントロールするのだという事が間接的に解る。登場人物それぞれの物事の捉え方が非常に興味深かかった。「カレーニンの微笑」だけは、涙が止まらなかった。良書!

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戦下の淡き光

2020/07/02 16:49

オンダーチェは凄い作家だ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とにかく、めちゃくちゃ面白い。第1部は成長記。第2部はスパイ小説。第1部で謎が多かった主人公の母親の過去や少年時代に世話になった人々の真実が第2部で徐々に明らかになっていく。哀愁に満ちた締め括り方がとにかく素晴らしい。オンダーチェの作品は一つの事柄を多方面から色々な時間軸で描写しており、読み進むにつれてその事柄への理解が深まっていく感じが好きである。読んで凄く良かったと思わせる作品である。オンダーチェは凄い!

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イギリス人の患者

2020/07/02 16:46

素晴らしい小説。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とってもよかった。
廃墟で暮らす四人の生活は、退廃的で素朴で美しい。心に大きな穴が開いている4人の数奇な半生と現状の描写。特に砂漠の描写が美しい。死が常に付きまとう何もない荒涼とした場所なのに、なぜ砂漠はあらゆる作家から美しく描写されるのだろう?ル・クレジオ、サン・テグジペリ…。各視点から描かれる一つの事柄。残酷な情景さえも美しく感じられる描写。全体を通して大きな叙事詩を読んでいるようだった。残り100ページ、とにかく読み終わりたくない、いつまでもこの本に溺れていたいと思った。本当に美しく良い物語であった。

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サラバンド・サラバンダ

2019/11/26 19:05

黄昏とは違うカッコ良さ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

哀退して行く生。人生の黄昏。黄昏といっても夕焼けが映える綺麗な情景ではなく曇天の暗い夕暮れ時。そんな思いを浮かばせる文章。「厖大な明るい洞とも思える空は、物思うことをせせら笑うかのようで、言葉をひっかけようとしても、あっけらかんとしている。」「浸された角砂糖の様に今にも崩れそうな危うさを愛おしく思えるのも、中年。」こんな美しい表現でここまで退廃的で艶めかしいストーリーを綴る文才がまさに凄まじい。藤沢周は天才である。異彩を放つ文章とその構成。歳を追う毎に凄みが増してくる。いったいどこまで行ってしまうのか?!
人生の後半戦、否、終盤か…。捨てきれぬ希望と、相対する諦め感。同年代だから尚更理解できてしまう悲しさ。この作家は癖になる。

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黄金列車

2019/11/26 19:02

詳細な記述はなくても、ハンガリーでも反ユダヤ主義がこれほど過酷に進められていたのか…。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

終戦間近ハンガリーでのユダヤ人没収資産をめぐる話。主軸は没収資産を列車に乗せて運搬する話。ただただ、列車の運行のみなのだが、やはり佐藤亜紀さんはうまい。そこに、秩序が乱れた時に表面化する人間の欲望や主人公の回想等がうまく絡まって知らぬ間にどんどんページが進んでゆく。今回はエネルギー溢れる反社会的な若者ではなく、晩年に差し掛かっている人生半ば諦めに達している中年が主人公。様々な辛辣な思いをしてきた中年だからこそできる人生の駆け引きは読ませる。さすがである。

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私の消滅

2019/11/28 14:15

復讐劇

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間の内面を抉る様な文書。虚構と現実の境界が徐々に曖昧になっていくような読書感。中村文則氏は一貫して人間の悪意について書き続けている。今回は、平たく言えば復讐劇である。精神科医師が主人公である。催眠、刷り込み、これがどれほど現実の事なのか判断しかねるが、面白い。洗脳を繰り返され、読んでいくうちにどの人物が、誰なのか混乱してくる。読んでいる自分まで、登場人物と同じ思考に支配されてくる。昭和、平成に起こった猟奇的殺人事件の分析も絡んでくる。宮崎勤の分析も、まるで本当のように思えてくる。面白い本であった。

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