GHQさんのレビュー一覧
投稿者:GHQ
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2021/03/06 18:03
コロナ後の中学受験
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この手の受験指南本は何冊も読みましたが、まず2021年の入試まで情報、特にコロナの影響も踏まえて書かれているのが特長です。感染症の影響は来年も残るでしょうから、参考になると思います。
また、我が家も受験を経験しましたが、学校選択の考え方は「その通り」と共感できました。進学実績に目が行きがちですが、身の丈に合った学校を選ぶのが一番です。塾関係者は共学より、別学を薦めることが多いように思いますが、私も同感です。一方、塾選択については、読み飛ばしてしまいました。この辺の考え方は人それぞれではないでしょうか。
ヒトの原点を考える 進化生物学者の現代社会論100話
2024/02/25 01:29
ヒトとは如何なる生き物か
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学生時代に長谷川先生の夫の方に教わり、動物から人間の行動特性を学ぶというアプローチに感銘を受けた。夫婦でこんなにも似た研究をしているのだなと思いながら、学生時代を思い出すかの如く短編の論稿を読み漁った。現代社会の不思議を解く鍵が猿などの霊長類や他の動物に見出せるのだと筆者は訴えている。大きな自然の中にあって、ヒトは数多の生物の一つに過ぎないと多くの人々が気づけば、温暖化とか自然破壊とか、地域紛争といった様々な問題に対処できるのではないかと感じさせられた。
弁護側の証人
2024/02/25 01:16
意外な結末
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週末のバラエティ番組で、新進気鋭の推理小説作家3名が口を揃えて推薦していた本。心理描写が細かく、それに引き込まられていたら、最後に思わぬ展開が待っていた。昭和の香りが漂う時代設定だったり、鼻毛を読むとか深更とか今や死語のような表現が度々出てくるが、それも今日読んでも名作の格調は色褪せない良さに繋がっている。一気に読み終えてしまう事は間違いないのだが、この作家が寡作なのが残念でならない。
2025/08/05 23:37
情景が思い浮かぶ筆致
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カズオイシグロの作品は、映画になる。広瀬スズの映画が公開される前に読もうと思い購入。ストーリーに引き込まれ、自分の生きた時代ではないのに不思議と物語の景色が頭に浮かぶ。そんな作品だった。映画も楽しみだ。
小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て
2024/12/09 23:55
子育ては脱力
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親自身が現在の生活に満足し充実していれば、我が子の成功なんて気にならないはず。そうでないから、子供に過大な期待を抱き、余計なことをしてしまう。本来、子供は自然に育っていくものという当たり前のことが書いてあった。また、個性を尊重して、多様な人々が活躍できる社会にしていかないとダメなのでしよう。これは子育てだけでなく、若手の教育にも通底する理念だと感じました。
菊池寛 1888−1948
2024/03/15 00:53
大人になってわかること
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父帰る、恩讐の彼方に、はいずれも中高生の頃に読んだ。しかし、前者は救いようのない放蕩親父にただ呆れるばかりだったし、後者は美人局とか贖罪の意識とか子供心には理解できなかったものが多かった。歳を重ねて、私も妻子を持ち、これらの小説の奥深さが分かるようになった。明治や江戸の時代背景だが、現代にも通じる普遍性があり、菊池寛が文豪と言われる所以がここにあったのだと、そう感じさせる作品ばかりが収められている。
木に学べ 法隆寺・薬師寺の美
2022/07/28 21:58
職人気質
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木造建築はみな同じかと思っていた。大工が技能を継承して、釘を使わず塔を建てるとか、そんかものかと。木の選び方、木が曲がるのを計算した施工、どれ一つ取っても簡単に真似できるものではない。画一性、効率性に慣れた現代人に、強い刺激となるエピソードばかりだ。どの分野でも拘りの強い人は魅力がある。偏屈かなと思ったが引き込まれ、あっという間に読了してしまった。
聞くだけで一気にわかる日本史 CD2枚で古代から現代まで
2020/02/11 00:15
歴史が流れる
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子供に歴史を教えると、覚えろ覚えろになってしまうのですが、この本を買ってCDを聞くとスラスラ語れるようになります。そのせいか子供も飲み込みがよくなります。本書にある通り、歴史は繰り返すというように、公地公民と版籍奉還など結びつけて覚えるのは有効です。
2025/09/21 17:11
よくわかるが、それで?
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知識人の思考様式をわかりやすく言語化している。確かにそうだと思うことも多いが、それがどうした(知ったところで、何か役に立つのか?)という読後感も残った評価の難しい作品。最大の問題は、頭のいい人の思考様式は、その人に自然と身についているものであって、それを知ったところで全ての人がそのような思考になることはあまりないのではないか、ということ。換言すると、私もそういう世界の見方をしていると「自己満足」できたり、そんな凄いことを考えている人がいるのかと感心したりするかもしれないが、読んでタメになるという本ではないように感じた。
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