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妖怪カフェオレ男さんのレビュー一覧

投稿者:妖怪カフェオレ男

1 件中 1 件~ 1 件を表示

これはペンです

2020/04/14 15:59

気軽に読める作品ではないが面白い

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表題作の『これはペンです』は、
「叔父は文字だ。文字通り。」
という出オチめいた一節で始まる。
しかし内容は至って真面目で難解である。
円城塔はかの安部公房の影響を受けている
だけあってシュルレアリスムの側面の大きい作品を多く生み出しているが、本作はその典型と言え、円城塔の小説を読み始めたい人にはぜひ薦めたい一方、学術用語がふんだんに用いられていることもあり、決して読書に慣れない人やその分野の知識を持たないが気楽に読めるものではない。
というか、いきなり「DNAのフルスクラッチによって書かれたメッセージ」とか述べられても大半の読書は面食らうだろう。
ただ、これらの用語はあくまで世界観を構成する一要素に過ぎず、意味がわからず多少読み飛ばしても話の筋自体は理解できるようになっているので、もしあなたがこれらの事情で読むのを途中で放棄してしまっているなら、取り敢えず最後まで軽く読み通してみることをおすすめする。
近代的な実験小説にはよくあることだが(もっとも小説に限らず、また近代に限ったことでも無いのだが)、この種の作品の内容をろくに理解せず頭ごなしに中傷するような一部の文学家気取りの者によって、正当な評価が得られているとは言えない状況であり、それを差し置いても決して万人受けする作品では無いが、是非とも一度は手にとって頂きたい一冊である。

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