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酔生さんのレビュー一覧

投稿者:酔生

19 件中 1 件~ 15 件を表示

満天星

2023/03/11 07:57

久しぶりに熱中して読んだ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

昭和初め、朝鮮で生まれ育った著者は、父のすすめで兄と一緒に学問を志すようになり、ソウルの難関進学校(旧制中学校)に進学したのもつかの間、1年生の夏に敗戦を迎え、母や兄と苦労して日本に帰り、大分県国東半島の母の実家に身を寄せ、半年後、再び国東の中学校に復学して、多感な高校生活を送る。大学進学や、恋愛と学問の間で揺れ動く青春時代の回想が、70年以上昔のことにも関わらず、目の前に見えるように生き生きと再現されていて、読書の喜びを味わいながら読みふけりました。
この本を読む人は、少年と一緒に、国東の町で当時の生活を送っているような気持ちになることでしょう。恋に悩み、日々揺れ動く気持ちを、ああ自分もこうだった、と同じように味わいながら、ほろ苦くも豊かな青春時代を再体験できる充実の一冊です。

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新しい眼が開かれる経験

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ハラスメントの本質は、両者間の意味のズレにある、とか、発達障害について常々感じていたこととか、AIについての対し方、など改めて眼を開かれる見解が次々に展開され、非常にためになる本です。

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わかった!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

分かりやすく、読みやすく、お金のことがスルスルと理解できていく、優れた企画の本です。
こんなふうに一から説き起こしてくれる本はありそうでなかなかなくて、得がたいものだと感じました。

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日本語には主語はなかった

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痛快な一書。日本語には主語はない―漠然と感じていたことを、丁寧に分かりやすく論証いただき、非常にすっきりしました。最近、読んだ國分功一郎氏の「中動態の世界」とも、内容が繋がっていて、それもまた力強い気がしました。

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おゝい、雲!

2025/05/09 12:22

幸せとは何か

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読まず嫌い気味だった石原慎太郎を、何となく読み始めてみると、思いの外面白く、夢中になって、読み終りました。確かに、話の筋が都合がよすぎたり、あまりにも偶然の出会いや、お決まりの結末という感は否めないところもあるが、人間への信頼、人生を肯定することなど、読んでいて、幸せな気持ちになっていくことの快さ、ストーリーの面白さにとても満足しました。臆面もなくこういう小説が書けることの中に、石原慎太郎のすごさを感じました。もう少し、あれこれ読んでみます。
残念なのは、けっこう誤植が多いと感じた点です。(「良平」が「良江」となっている箇所はぜひ改めていただきたいです。)

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愉快・痛快・嬉々快々

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よくぞ書いてくれた、という内容が多く感激しました。また、知らなかったことも覚えて知識が増え、賢くなった気がします。

欲をいえば、この頃気になっている次のようなことばも、詳しく調べて追加していただけると、うれしいです。
・最近特に増えてきた、何にでも「させていただく」という言い方。
・これも最近、耳につきだした、「真逆(まさか)」を「まぎゃく」と読んでしまうことの当否。
・NHKは「エヌ・エイチ・ケイ」なのか「エネイチケー」なのか?

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大変面白く学べました。

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なるべく専門的な用語を使わないように工夫して、分かりやすく、楽しく読めて、何となくチェコ語が身についたような満足感が得られます。
これ1冊を読み上げて、意気揚揚と次の段階に進めそうてす。

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平田オリザ入門

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この本は、平田オリザによる日本近代文学の名著入門であると同時に、本人による平田オリザ入門にもなっていて、一冊で二通りの効用があります。
平田オリザ氏が、どんな人で、どんなことを考えているのかが、読み進むとともに分かってきて、何ともお得な本です。

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下山の時代を生きる

2024/03/03 07:27

これからの時代を生き抜くために

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これからの時代は、右肩上がりモデルは既に通用しなくなっているにもかかわらず、相変わらず同じ発想でいろいろなことを考え続けている傾向を、改めなければならない。2人の話を聞きながら(読みながら)、それが自然に納得されていく。
この人たちの話をもっと聞きたい、もっと読みたいと思わせる。

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世界金玉考

2023/06/08 12:28

凄い!

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金玉について、様々な角度から考察・究明が行われており、かつて疑問に思っていたことや、しらなかったことが次々にあきらかになって、お陰様で、すっかり賢くなって、すっきりした気持ちになりました。

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素晴らしい本!

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前々から書店で見かける度に気になっていた本でしたが、あまりの分厚さにおそれをなして、手にとってはみるものの買うところまではいかないまま日にちが過ぎていました。
電子書籍版だと、厚さをあんまり意識しないで読めるかも、と思い切って買ってしまいました。
ところが、買ってしまうと安心したのか、やはり長そうなのが苦になって、しばらくひらきもしないまま過ぎたところ、ある日思い切って読みはじめてみると、面白くてどんどん読み進められました。
あちこちに卓見がちりばめられていて、特に最後に至って、「失われた時を求めて」は新世紀になって、集団意識の目覚めに関わっているという思いもしなかった地点に連れて行かれて、何か新しい関心がプルーストに対して拓かれ、本体も是非読んで行こうと思い直したのが、大きな収穫でした。
感謝!

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今読むべき本

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短いながら、充実した内容で、読みながら、そうだ、本当にそうだ、と得心することが多かった。著者の力作『僕は、そして僕たちはどう生きるか』を共感しながら読んで、この本を広めていきたいと思っているところ、作者本人のわかりやすい提言が、心に響きました。「ほんとうのリーダー」という意味も、本当に納得できるものであり、若い人たちにぜひ読んでもらいたいと思います。

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まさか・や!

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必ずしも意見の合わないところがあるものの、共感するところの多い本でした。切れ味も鋭く、考えさせられる箇所もあちこちにありました。

特に快哉を感じたのは、「真逆」の読み方について「まさか」とふりがながつけられている点です。
「まぎゃく」という気持ちの悪い読み方がこの10年くらいの間に急速に広まってしまったことが、常々気になっていたので、影響力の大きい人の中に、同じ考えの人がいることに、とても心強い思いを感じました。

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読書欲をそそられる本

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読んだことのある本も、読んでいない本も、次々に読みたくなり、この本を読んでいる間に、だいぶ新しい本を買い込んでしまいました。
今までよく知らなかった作家についても、新しく目が開かれて、とても参考になりました。
早速読み始めて、面白がっているのは、ヴェルヌの「海底二万里」です。

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現代詩人論

2021/01/13 12:56

新しい見方がひろがる

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取り上げられている各詩人の作品を改めて読みたくなる(そういう「批評」が、よい批評だと思います)ような本でした。
特に、村野四郎や丸山薫について、じっくり読んで考えたいと感じました。今まで読んでいなかった大岡信氏自身の詩も読みたくなりました。
心の中に残っていた詩心を掻き立てる刺戟に溢れた好著。

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