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くらげさんのレビュー一覧

投稿者:くらげ

31 件中 1 件~ 15 件を表示

作りたい女と食べたい女 1 (it COMICS)

2021/07/17 22:28

真摯な2人がチャーミング

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネットの連載でも読んでいましたが、紙で読みたくなって購入。描きおろしもかわいいエピで、満足の読み応えです。

料理を作りたい野本さんと、料理を食べたい春日さんのGLストーリー。お互いを尊重しつつ、真摯に関わり合う感じが愛おしい。キャラクターのテンションもゆるっとした感じで、親しみやすい。

とにかく料理を作りたい!という欲求のままにたっぷりご飯を作る野本さんと、その料理をおいしそうにしっかりと食べる春日さん、その2人のそれぞれのwant toをお互いに叶えていく爽快さと、関係性の特別感がある。あと、野本さんが春日さんのことを大好きなのが伝わってきてかわいい。

また、実家からの「まだ結婚しないの?」的な圧や、ネット上のおすすめコーデが異性モテを狙ったものばっかり……など日々直面するしんどいな〜、と思うことがちょくちょく散りばめられていて共感できるのも、この作品の魅力だと思う。

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タイドラマガイド「D」

2020/11/01 20:34

写真、インタビューともに充実

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タイのBLドラマ「2gether」にハマって購入。主演のウィン・ブライトのインタビューが充実しているのと、ドラマの場面カットがたくさん散りばめられていて、新規ファンにとって嬉しい内容。また、他のタイBLドラマの紹介や、タイBLのお約束・豆知識なども紹介されており、沼落ちしたての身としては大変ありがたかった。他のタイドラマもチェックしたくなった。「2gether」ファンとしては、監督のインタビューも裏話盛りだくさんで大変興味深かった。

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百女百様 街で見かけた女性たち

2020/08/10 13:30

ジャッジメントから逃れた装いの本

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ファッションの本といえばそうカテゴライズすることもできますが、自由に生きてこエッセイと言われればそれもしっくりくる。「こう着てるからおしゃれ」「この服はこうしたイメージだからこのシチュエーションで着るべき」のような〜らしさや役割や意味合い、ある種のジャッジメントからむしろ逃れて、身につけている人の服と、その人のありのままを描写しつつ、はらださん独自のエピソードが展開されていく。自分の着ている服や服そのものが好きになる。ジャッジするのではなく、単純に街行く人の装いに興味が湧く。

ファッションhowtoやファッション定義のようなていの書籍を手に取るともやもやもや…とする私にとっては読み心地がよく、ジャッジメントを逃れて好きな格好をしようと思った。

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我慢を強いられる"しんどさ"に向き合う本

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

田房永子さんの絵がかわいいので多少マイルドに読めるが描いてあることはかなりリアルで"しんどい"。

特に、声を上げることのハードルを感じさせる池の比喩表現。陸の上で暮らしたいのに、苦しくても池の中に居させられる女性たちが水のなかでわざわざ竹筒を使って呼吸する、という比喩の描写に心当たりがあり本当にしんどいな、と思う。

差別や性被害に対して声を上げようとしても、苦しくない人たちからも同じように苦しいはずの人たちからも窘められ、なんだか中途半端な方法で我慢させられる、という社会構造をわかりやすく描き出している。私達は皆ひとしく同じように陸で暮らしたいだけなのに、池の中にいることを強いられている。私はこうした社会構造を、社会人になるまではっきり認識していなかった。自分が学生の頃に読んでいたかった本。

尚、社会の意識の変容についても書かれており、慣習化されていることでもおかしいことには目を向け(時には疲弊することがあっても)意見し続けたいと感じた。

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メイクテク&リアルなメイク事情

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

イガリシノブさんのポイントメイクのテクニックやスキンケアのコツなどが細かく書かれていて、なおかつわかりやすいので「真似してみよう」という気持ちになる。自分自身はメイク大好き!という程ではなくそこそこ好き、くらいの温度感だが楽しく読めたし役に立つ。

また、プチプラからデパコスまで、アンケートに基づいたおすすめコスメを知ることができるのも嬉しい。個人的には、各コスメブランドに対してみんながどういうイメージを持ってるかを調査した「コスメブランド印象大捜査」と「コスメカウンターを利用するコツ」が面白かった。

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彩り鮮やかなお弁当

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

彩り鮮やかなお弁当の写真と親子のエピソードを読んでいると穏やかな気持ちになる。お弁当が本当に美味しそうで、野菜がたくさん入っていたり、息子さんの好きなものを入れるように意識して作ったり、見ているだけで思いが伝わってくるような気がした。
また、お弁当箱や調味料、料理の名著の紹介ページもあり、すぐに読めるのに充実した読み応え。

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推したい私の韓国語 K−POP、ドラマ、映画から沼落ちした人のための韓国語入門

2022/09/04 10:07

楽しく解説も丁寧、"推したい時"の韓国語

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

推しの言葉を理解したい時、推しに向けてコメントや感想を伝えたい時、推しについて語りたい時に使える韓国語のフレーズが、シチュエーション別にまとめられている本。ライブ配信の時、カムバック前、トーク番組出演時などに"推し"が言いそうな言葉から、グッズを買うときやチケッティングの時にファン同士で使えるフレーズまで具体的にカバーされていて、読んでいるとリアルに理解できるのが面白い。韓国の推しがいる人は楽しく読める本だと思います。

また、フレーズの他に文法事項の解説や他の例文、単語までフォローされているのでわかりやすい。個人的には、韓国語の初級文法を一通り終えてから読むと頭に入ってきやすいのではないか、と思いました。

韓国の推し活文化に関するコラムも韓国語単語とともにちょくちょく差し込まれており、「疑問に感じてたあれってこういうことだったんだ…!」と韓国語とセットで理解できたので良かったです。

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ANGEL EYES 吉田秋生イラストブックBANANA FISH 復刻版

2021/08/21 23:22

イラストのレイアウトとサイズ感が最高

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ダイナミックに感じられるサイズ感と順番、レイアウトがとても良く、「BANANA FISH」の公式ガイドブック『REBIRTH』にも収録されているイラストでも、また違った感覚で眺めることができる。色の使い方もスタイリッシュで心をくすぐられる。

また、かきおろしイラストストーリーも余韻を残す作品で、思わず本編を読み返したくなってしまう。アッシュと英二が過ごした刹那的な瞬間の中の一つであり、2人の関係性の中にはこんな思い出もあったんだな……と胸が熱くなった。

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まるごと腐女子のつづ井さん

2021/04/03 23:05

あまりに面白くて笑いすぎてお腹が痛くなる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

パラパラと2,3ページ立ち読みして思わずふふっと笑ってしまったので購入した1冊。つづ井さんのオタクとしての真摯さと、オタク仲間に対する愛情とリスペクト、そして推しに対する熱意がめちゃめちゃ愛らしい。

本屋でパラパラ立ち読みした時はふふっと笑う程度で済んだものの、真剣に読みだすと笑いが止まらないし笑いすぎてお腹が痛い。なんなら思い出し笑いしてしまうほどにつづ井さんとそのお友達の熱量がチャーミング。推しの身長の高さをマスキングテープで記録していくくだりが好きでした。つづ井さんの推し活はとても生活と根付いているのと、オタク仲間とのやりとりの中でより一層愛おしさを増しているのがとっても楽しそうで羨ましい。ちょっと元気をなくした時、辛い時にまた読み返して笑い転げたいと思います。

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ゆるく試せるゆる健康法

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「ゆる健康」とはどれほどゆるいんだろうか、相当ズボラな私でもいけるかな…、と思いながら手にとった本。劇団雌猫さんならではの親近感ある内容でさらっと読みやすい。

推し活に追われるプチ不調のエピソードは「わかる!」とぶんぶん頷ける事例が揃っているし、調査レポートを元にしたちょい不調な時のスペシャルケア事例などは特に身近な感じで(高級スパに行くとか機器を揃えるとかではない)、いくつか試してみようかな…となった。

後半にゆる健康法チャレンジリストが一覧化されているので、出来そうなものからかいつまんでやってみようかな、と思えた。

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鍵のない夢を見る

2020/10/18 12:48

一線を越えるか越えないか

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

泥棒、放火、殺人、DV、虐待。それぞれをテーマにした短編集である。同時に、日常を送る同級生や恋人、地元の知り合い、赤ちゃんを産んだばかりのお母さんの内面を細かく細かく描いた短編集でもある。多くの登場人物の言葉や心情になぜだか思いあたる節があり、自分の知り合いや自分と重なる部分がある。共感したり、客観視して恥ずかしくなったりする。
どれも、自分の近くにいる人が一線を越えてしまったり、ギリギリ越えそうになったりしている物語。何かの一線を越えるか越えないかは、とても日常的なことで、普遍的なことなのだ。

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メイクの理由、それは気分が上がるから!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

応援しているアイドルをイメージしたネイルを塗る人、別人のようなメイクを楽しむ人、お金をかけてあらゆるセルフメンテナンスに励む人…様々な人のメイクのモチベーションが描かれていて、日常のメイクをやや面倒に思っていた私も「メイクっていいかも…」と思ってしまった。デパートのコスメカウンターに行くと美容への意識が高まり、様々なコスメに興味が出る(そして販売員さんにどんどんお勧めされる)あの感覚と似た、「メイクで気分上げてこ!」という気持ちになれる本。

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多情所感 やさしさが置き去りにされた時代に

2024/03/08 18:31

ユーモアと優しさと奮闘

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んでいると、まるで友人の話を聞いているかのように錯覚してしまうほどの親しみがあり、面白く読み続けているとあっという間に時間が経っているようなエッセイ集。文章にユーモアが効いていて、韓国のことわざを引用した言い回しや韓国特有の文化も随所に登場する。

大きく第1章と第2章に分けられ、第1章では作家が社会に向ける姿勢や意見、そう考えるようになった契機が綴られている。また、第2章では優しさに端を発する人との関わりや連帯の記憶を描いているように思う。

趣味のサッカーをやっていて良かったことは、"ちゃんと大家さんとも戦えるようになったこと"(?)という導入から始まる「恐怖と抑制」との戦いのエピソードや、新人客室乗務員として初フライトに臨む日の優しい記憶などを読んでいると、日常生活を送る中で様々な意味で特別だった瞬間が目に浮かんでくる。

特に第2章では友達の作ってくれた料理やシリアル、じゃがいもなど、食事と絡めたエピソードが綴られており面白かった。

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「ハングル」能力検定試験3級完全対策 この1冊で必ず合格!

2022/07/18 17:52

自分の「苦手」を発見しやすい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

模試形式の練習問題と、読解や発音など含む項目別の練習問題がそれぞれ収録されているため、効率的に勉強しやすかった。

「模試で自分の苦手なところ、間違いやすいところをチェック→項目別ドリルで徹底的に練習」という使い方ができるのが良い。また、押さえておくべき文法事項や慣用句などが一覧になっているページもあり、日々眺めながら暗記するのにも便利だった。 

試験形式に慣れる練習・文法や発音、聞き取り問題など項目別の練習・暗記が必要な項目の練習がそれぞれできる1冊。

補足:私は語学の教科書を買う時は長時間眺めていられるものをなるべく買うようにしていますが、ページの見やすさとしても情報量もキープしながら適度にスペースが空いていて見やすく、その点でも自分に合っているな、と感じました。

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ミカンの味

2022/01/26 23:56

感情の機微

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

チョ・ナムジュさんは感情の機微を的確に表現する作家だと思う。『82年生まれ、キム・ジヨン』『彼女の名前は』を読んでいてもそうだったけど、自分の中で取るに足らないと思って横流ししていた感情の引っ掛かりを思い出させてくれる。

『ミカンの味』ので描かれるのは、高校進学を控えた4人の女子学生。家庭環境や性格もバラバラな彼女たちがどこか気まずい時、そして無敵なほどに連帯する時。友人のたった一言で救われたような気分になったり暗い闇の底に突き落とされたり。そういった日々の中での刹那的な浮き沈みと、永遠に刻まれる記憶の両方を感じられる作品だと思う。

あと、私はこの作品を読んで初めて韓国に鮒焼き、という日本の鯛焼きと似ているおやつがあることを知り、韓国の文化により一層興味が湧いた。

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