石川誠壱さんのレビュー一覧
投稿者:石川誠壱
ドロシイ殺し
2021/12/02 18:50
作者は死んでいるから小ネタの真相は確認できないが
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これは驚いた。というのはですね、この小説、原作の童話『オズの魔法使い』シリーズ全般のパロディが満載されているばかりではなく、映画『オズの魔法使い』でドロシイを演じたジュディ・ガーランドの実人生も物語に関わってくるんですよ。そこでハタと気がついてしまった。前半の、惨殺されたドロシイの死体が発見されるあたりで、この死体には「副乳」があるからドロシイの死体に間違いない、という謎の一行がある。副乳を持つドロシイ。そ、それは、まさか、よもやよもや、日本テレビのドラマ版『オズの魔法使い』でドロシイを演じた、シェリーの実人生が関わっているってことなのか!? そこを確認しようにも、もう小林先生は亡くなっているので、作者本人に問い質すことはできない。そこも含めて、つくづく惜しい。もし生きておられたなら、ぜひ『プリンプリン殺し』も書いていただきたかった。もちろんプリンプリン姫にも、副乳があるわけですよ!!!
少年探偵団
2021/07/01 12:41
ポプラ社で集めるっていうのは当たり前すぎるじゃないですか
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乱歩の少年ものは、もちろんポプラ社の全作品を買い揃えるというのが正解なんでしょうけど、それって当たり前すぎて、つまんないんですよ。あと、現行のポプラ社シリーズは、昔に小学校の図書室で読んだ全集から一連の翻案系が外されていて、それだけでも「なんか違う」という感が否めない。じゃあ、別の版元から少年もの全作品を改めて出してもらえるなら、そっちに乗ればいいんだ! そう思ったので、既に講談社青い鳥文庫で持っていた『少年探偵団』も買いました。これなら、翻案関係は最初から含まれていないんだから、無いもののことを気にしなくても良くなる。このまま、このシリーズを買い続けていればいいんだ。毎月。…と、考えていたのになあ。
妖怪博士
2021/07/01 12:23
3冊で終わってしまうとは思わなかった
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このシリーズが始まったおかげで、江戸川乱歩の少年物が新潮文庫で全部揃えられると思ったんですよ。まさか3冊出して打ち切りだったとは。この先はナニ文庫で読めばいいんだ。やっぱりポプラ社に手を出すしかないのか。
2024/09/01 05:11
文春文庫じゃないから『事件百景』が入ってない
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大久保清のペンネームは「谷川伊凡」じゃないんだよ。「谷川伊風」なんだよ。囲いの中がチョンひとつの「凡」じゃなくて、チョンチョンと二つ。「風」の略字。そのことが分かりました。
2024/08/01 09:02
変なとこシャレてる!
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藤田(椎名)正の事件は徳間文庫の『千葉大女医殺人事件』で読んでいましたが、あらためて小学館文庫版に目を通してみたら、被害者「椎名」の名前が仮名になっていて、その仮名というのが、なんと「沢野」!
君が心をくれたから ノベライズ 1
2024/07/01 18:33
表紙で買いました
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永野芽郁が表紙になっていたので買いましたが、これは1巻で、続けて2巻も出ていたんですね。2巻の表紙は永野芽郁ではない。ないけど、買います。
車輪の下 改版
2024/06/01 11:07
要・コミュニティノート
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米米CLUBの『車輪の上』という本なら読んだことがありましたが、『車輪の下』があったとは知りませんでした。続きがあったんですね。『車輪の中』や『車輪の完結篇』もあるんじゃないのか、確認してみます。
殺人小説大募集!!
2024/05/01 18:56
辻真先の奥深さ、タイトルの軽さで判断してはいけない
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雑誌にバラバラに発表した短篇を集めて、短篇集を作ってみたら一貫した長篇になっていた、という凄い仕掛けのある本だったんですね。ふざけたタイトルなので、そんな仕掛けが隠されていたとは気づかれなくて、今まで文庫化もされずに埋もれていたらしい。これに続く2冊目として『正義の味方、仮面ライター』という、もっとふざけたタイトルの短篇集(実は長篇)があると申します。それも続けて文庫になってほしいなあ。
あかね噺 10 (ジャンプコミックス)
2024/04/01 19:34
あかねちゃんの実写版はアンジーが演ればいいんじゃないかな。喋れるし
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あかねちゃんって、昔は総体ピンク髪だったのを伸びるにまかせていたので、髪の毛がこうなってるのかしら?
コスプレイモード 2022年 01月号 [雑誌]
2024/03/01 21:31
あー、トキワさんだ
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トキワさんのグラビアが載っているので購入しました。トキワさんと親しい人に頼まれました。初めて知った雑誌です。
福家警部補の考察
2024/02/01 10:19
『考察』というのは流行語入れてきたなーと思った
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『挨拶』『再訪』が4篇収録で、『報告』が3篇収録で、『追及』が2篇収録だったので、どんどん話が長くなって5冊目の『考察』は1冊で全1篇の長篇になるのかと思っていたら4篇収録に戻ったのでホッとしました。
すべての神様の十月 1
2024/01/01 19:05
2巻を読んだので、1巻を思い出しました
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PHP文芸文庫の『HAPPY BOX』というアンソロジーを読んで、小路幸也の死神の小説が気に入りました。伊坂幸太郎の死神シリーズへのリスペクトで書かれた、というのがイイ感じです。その短篇が1冊の連作シリーズにまで育ったので、読んでみたというわけです。
自薦THEどんでん返し 3
2023/12/01 04:40
新津きよみの短篇に凝っています
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新津きよみの老年小説が滲みる年頃であります。アンソロジー収録作品を中心に漁っているところです。『拾ったあとで』は光文社文庫の『信じていたのに』で先に読みました。
10分間の官能小説集 3
2023/11/01 21:20
乾くるみから先に読む
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2を買ったので3も買います。乾くるみの『木曜の女』は、ハルキ文庫の『セブン』にも入っているので、そっちで読みました。