えつりんさんのレビュー一覧
投稿者:えつりん
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教員という仕事 なぜ「ブラック化」したのか
2020/11/25 12:19
全くその通りです
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とてもうなずける内容、ぜひ、多くの方に知って頂きたいと切に願います。教師はもはや「聖職」と呼べない状況を、朝比奈さまは色々な視点から書いて下さっています。分かりやすく、ひしひしと大変さが伝わりました。
私も元中学校教師です。25年間、「天職」として、自他共に認める真面目な熱血教師でした。でも、それは認められても「人事考課」などには全く反映されることはありませんでした。
出世や手柄は考えることなく、常にどう教えるか、どうしたら生徒にとって良いか、先生方の雰囲気が良くなるか…の日々でした。毎日本当に忙しすぎて、教師は「スーパーマン」でないといけないのかと思う日々でした。土日は部活があり、休むのには理由が必要でした。それでも、中学校時代からの夢だった教師になれたこと、難しい採用試験を突破したこと、自分のクラスを持てたことが心の支えであり、何よりも三度のご飯より中学生が大好きだったことで夢中で駆け抜けました。
しかし、このところ教育界の衰退を感じておりました。とにかく講師の先生をかき集め、頭数だけ合わせて、何かの免許があれば先生をさせるようになっていること。異動の際も免許が2つあるからどちらでもと言ったら「そんな教科は講師でいい」と言われたこと。異動も家族のことは一切考慮せず、教育委員会も強い人に忖度したこと。
あまりに絶望したので、潔く退職届を叩きつけました。免許を2教科所有する先生を退職に追いやるなんて、終わっています。
今や、コロナや人手不足でますます教育界は大変だと聞きます。
この本にもあるように、自分のことしか考えない管理職は残念ながらいます。いや、増えています。
先生が先生らしく、生き生きと楽しく教育できる時代は終わったのでしょうか。
このままだと本当に先生になりたい人がいなくなります。変な改革はやめて、まず、先生が余裕を持って教育できるようになることを祈るばかりです。
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