魔法さんのレビュー一覧
投稿者:魔法
読書について 他二篇 改版
2022/06/26 09:50
読書の仕方
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読書は他人の頭の中をなぞる作業であり、ただ文字を追って読むだけでは血や肉になるどころか自分で考える事のできないようになってしまう。
だからこそ、古典の良書を読み、熟慮し、自分の中で消化する事が必要。
昨今、snsの流行によって、人々は物事の本質に触れてじっくりと向き合い、消化をするという時間のかかる作業よりも、効率的で見栄え良く、短時間で消費できる事を良しとする風潮に流れる中、人が人として本当に生きるには、時間をかけてもかかっても、噛み砕き辛くとも、じっくり自分の頭と身体で感じて自分のことばで消化して行く、という事の大切さを改めて問い直す事にも繋がる指摘だろうと思う。
ムギと王さま
2021/02/13 19:48
宝石箱のよう
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児童書専門店の方に聞いた話しですが、ファージョン自体は本国でそこまで名が知られている訳では無い?そうなのですが、日本での知名度があるのは(それでもアンデルセンに比べてしまうと知っている人は知っている、というくらいですが)まさに石井桃子さんの名訳があったからこそだというお話を聞きました。
実際、石井桃子さんの紡ぎ出す言葉の美しさはキラキラと輝く物語の世界に連れて行ってくれます。
前書きの本の小べやのエピソードも素敵です。
みどりのゆび 新版
2020/12/27 10:48
純白のこころ
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みどりのゆびというタイトルから最初は少し怖さも?感じるようなところもあったのですが、とても素敵なお話で優しさと誠実さに満ちたとても心が温まるお話でした。
みどりのゆび、まっしろなこころ。
時々読み返したくなる本だと思います。
2023/04/01 09:20
魔法は健在
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数年前に流行ったこんまりさん。物たちに“ときめき“を感じるかどうかで片づけるといっても、お掃除なら普段からしているし、そこまで物を溜め込んでもいないと思うし、何となく敢えて本を読む程のことでもないだろうけどね…と思っていました。
ですが、先日図書館で目について手に取ってみましたら、とても軽快で面白く、読んでいるうちから物を捨て始めたくて気がついたらしっかり魔法にかかっているのです。
今更かな?と思っている方も、一度試しに読んでみると改めて片づけの魔法にかかること間違いありません。
喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束
2023/02/19 19:30
静かにそっと、温かく寄り添って
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今の世の中では時短やコスパの良さが良しとされ、より多くの「いいね」がつくことを期待した見映えや斬新さが持て囃されるけれど、本来一人一人が心の奥でひっそりと感じ育てるような想いや自分の心の奥に分け入って行く時間を削ってしまっているように思います。
そして、本屋さんの経営が厳しいと言われてしまう時代。けれど紙の本が持つ良さは、装幀を楽しみ、本の重さや活字、紙の質など本の持つ存在そのものからその世界に入り、その時間を過ごせることです。
もしこの本が電子書籍であれば、きっとターシャの伝えたかった世界も想いも伝わらないのだろうと思います。
ページをめくりながら、ターシャのような暮らし方は出来ない私たちの中にも郷愁を呼び起こし、心に触れる陽だまりのようなあたたかさと静かな時間をもたらしてくれる素敵な本です。
床下の小人たち
2022/04/11 09:34
装丁の美しさも
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ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」を観て原作を知りました。
単行本シリーズの方はもうなかなか手に入りにくいようですが、この装丁の美しさもまた単行本ならではの良さですね。
美しい本を開くところからワクワクとした気持ちが広がり、小人たちの世界へと誘われるようです。
山の上の火 エチオピアのたのしいお話
2021/12/17 09:14
素朴で愉快
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短編集となっていて、一話目のタイトルにもなっている「山の上の火」からとても良いお話しに、惹き込まれます。素朴な人々、又、知恵が身を助くというようなとても良いお話しがこれ以降も続きます。
全体を通して、素朴で、飾り気のないシンプルな人々や、生き物の姿に、アフリカ、そしてエチオピアという国のおおらかさや純粋さなどを想像させてくれます。
こんな風に世界のいろんなお国のお話を楽しく読める、岩波おはなしの本はやっぱり良い本だなあと、しみじみ思います。
わたしのかぞく なにが起こるかな?
2021/04/05 00:11
誰もが楽しい
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点字絵本や自閉症の子どもの本などのコーナーを見ていてこちらを見つけて何気なく手に取って読んだところ、あまりの面白さにニヤニヤが止まりませんでした。
家族の日常の一コマ一コマがとても面白くコメディタッチになっていて、幼い子もお爺ちゃんお婆ちゃんも、言葉のわからない外国の人も!みんなが楽しめます。
こういう、家族みんなが同じテレビを観て笑い合った昭和のテレビ番組のように、だれもがほのぼのと楽しめる本がもっともっと世の中に広がると良いな!
石井桃子のことば
2021/03/29 23:39
石井桃子さんを知りたい人に
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石井桃子さんの手掛けられた作品一覧はそれだけでも十分な価値があります!
あなたがもっと美しくなるために 新装版
2023/05/21 09:56
今の私たちにも
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昭和33年に書かれたものですが仰っていることは少しも古びていません。様々な美容が手軽になり氾濫すらしている今、表面的でなく本当の美しさの育て方、持ち方を教えてくれると思います。
森は生きている
2023/02/22 23:53
美しく懐かしいお話
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子どもの頃、保育園で森は生きているの劇をやりました。40年くらい前の事です。その記憶はありながらどんなお話だったのかは憶えていませんでした。
懐かしさと共にハードカバーの本の装丁にも惹かれて購入し読んでみましたら、とても素敵なお話でどんどんお話の中に引き込まれて行きました。
深い雪の中の美しい雪景色が目に見えるようです。宝物になりました。
天声美語 新装版
2023/02/19 16:24
一つ一つの言葉に
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三輪さんの言葉には一つ一つ説得力があります。
困った時、人生の道に迷う時、悲しい時、どこかに答えを求めてしまいたくなる時、三輪さんの言葉に触れると勇気づけられるのです。長いようで短く、短いようで長い人生の道のりの中、三輪さんの深い言葉に助けられる人が多いだろうと思います。
安房直子コレクション 3 ものいう動物たちのすみか
2023/02/18 14:03
微笑ましいものがたり
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コレクション7巻の中でも1番のお気に入りです。
おとうふやさんとエピソードも動物たちの生き生きと自信に満ちた豊かで愉しい暮らしぶりも、読んでいてついつい笑顔になるのです。
プログレッシブインドネシア語辞典 インドネシア語・日本語
2022/06/27 20:24
やっぱり紙の辞書
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時代は電子辞書に移りつつあるかもしれませんが、やはり紙をめくって新しい言葉を探し、触れる感触と真新しい気持ちは格別です。
