サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、年齢認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. 電子書籍ストア hontoトップ
  2. レビュー
  3. ポワンさんのレビュー一覧

ポワンさんのレビュー一覧

投稿者:ポワン

3 件中 1 件~ 3 件を表示

黒猫館の殺人 新装改訂版

2021/12/23 16:26

結末の意外性とルイス・キャロルの性癖

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

綾辻作品の特徴は正々堂々と伏線をはるところにある。したがって、犯人やトリックは大体検討がつくのだが、詳細部分が、なおぼんやりしている中で種明かしが披露される。それを、物足りないと思う人もいるだろうが、読者に分からせないように努力した結果、ストーリーが破綻したり、伏線が薄くてそんなこと書いてあったっけ?と思わせるよりは、はるかに良い。
そして、この作品だが、犯人もトリックも大体、見当がつく。しかし、このトリックにはどうしても、ある物が足りない。読者を悩ませるのだが、最後に意外な解決が待っている。
この意外というのは、事実が意外なのではない。ここで、あれを持って来たか!という意外性である。しかし、これに気づくためには『不思議の国のアリス』をかなり熟読する必要があるのではあるまいか。しかも、原文で読んでおく方が望ましい。どの部分かというと(少しだけネタばれになるかもしれない)


antipathies
つまり、読者もアリスとともにウサギの穴に落ちれば、大いにヒントになったのである。
これは想像なのだが、著者も『不思議の国のアリス』を読んで、このトリックを思いついたのではないか。この作品を存分に楽しむためには、ぜひ『不思議の国のアリス』を読んでいただきたい。


最期に、『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルの性癖について述べておきたい。『黒猫館』が出版された当時は、この性癖についてわが国でも尾ひれがついて、さかんに言われていたようである。中には訳者が解説でそのように言及することもあった。現在でも、いわゆる知識人と言われる人が「間違いない事実」のように性癖について言うことがある。しかし、このことは十分な根拠があることではなく憶測の域を出ないし、このような言説が独り歩きしてようにも思える。『黒猫館』の中でこのように書かれていたとしても、読者はそれをそのまま信じるのではなく、事の正否をよく調べていただきたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

○○○○○○○○殺人事件

2021/02/22 21:19

叙述トリック

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

まず、登場人物の性へのハードルがとても低いことに驚く。まあ、人間なんてこんなものかもしれないが・・・

途中の「挿話 ××××××××」のトリックはなかなか面白かった

推理を楽しみながら読み進めることができるのだが、「挿話 井の中の蛙」で奈落の底に突き落とされる

自分が井の中の蛙であることを思い知らされて、見当違いの推理をしていたのかと、あれこれ考えるのだが、良いアイディアもない・・・

どうやら、「読者への挑戦状」にもあるように、「その人物しか犯人たりえない」ことを立証しなければいけないらしい

ここで、叙述トリック?があり、これがあれば、「Xしか犯人たりえない」ことが立証できそうだ

しかし、「小説の記述」から、「そのトリックでなければならない」ことは立証できるのであろうか?

これができないと、「小説の記述」から「Xしか犯人たりえない」ことは立証できないのではないか?

どうも、このあたりの立証に成功していないように思える

とはいっても、楽しく推理できる小説で、買って読むに値すると思われる

タイトル当てについては難しくはないだろう

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

星読島に星は流れた

2021/02/12 13:42

奇跡の島

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

数年に一度、隕石が落ちてくる小さな島ーーー
その不可解な設定がグッド

主人公は、大きな喪失体験を経て心には空虚感がただよう
タバコが結構自由に吸えた時代のハードボイルドを思わせる

しかし、最も自然な解釈を無理に避けているような推理はどうかと思う
もちろん最後には大団円を迎えるのだが・・・

しかし、この大団円が、ちょっと甘すぎるのではないか・・・
もっと、人生の不条理を最後まで表現して欲しかった

ヒロインが最初から主人公に好意を寄せてるのもーーーー
ありきたりのツンデレで新鮮さに欠ける

とはいえ、この本の水準は十分に高く、買って読むに値する

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

3 件中 1 件~ 3 件を表示

本の通販連携サービス

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。