ぼちぼちさんのレビュー一覧
投稿者:ぼちぼち
星を掬う
2021/11/28 23:24
心に残る作品
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
元夫のストーカーやDVに怯える毎日を過ごす千鶴。実母に捨てられたという過去もあり地獄のような日々を送っていた。ひょんなことから実母の居場所がわかり一緒に暮らすことになるが、なぜ母が自分を捨てたのかがなかなかわからないまま。しかし自分たち以外にも辛い過去を抱えた同居人がいて千鶴は少しずつ自分を取り戻していく。この作品は不幸な人生を歩んだ人にこそ読んでほしい一冊。幸せに近づくこと間違いなしです。
方舟
2022/12/25 01:38
かなり面白い
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大学時代の友達らと山奥を訪れた柊一は地下建築の中で夜を過ごした。翌朝の地震で扉が岩でふさがれ水も流入してるためいずれ地下建築は水没する。タイムリミットは約1週間。そんななか殺人が起こった。脱出のためには誰か一人を犠牲にしなければならない。その犯人に犠牲になってもらおうと犯人探しが始まった。文章がとても丁寧で読者を安心させる。誤字も脱字もない。今まで読んだ本で1〜2位を争う作品だった。最後にかなり驚きます!
軀 KARADA 新装版
2022/04/29 21:39
面白かった
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誰でもが憧れる肉体になるべく、さまざまな手段を試みるショート集。全体的に面白くて共感できるものばかりだった。
闇祓
2022/04/01 23:32
すばらしい作品
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作者の著書を読むのは初めてだったが独特な世界観に見事に引き込まれた。とにかく読みやすいしわかりやすい。そして人間の愚かな部分の描写には何度もうなずかされた。作中人物はすぐそばに存在するようなありふれた人ばかり。だからこそとても怖かった
六人の噓つきな大学生
2022/02/19 23:15
面白かった
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誰もが経験したことのある就活・・・そして面接。懐かしさも手伝ってグイグイ引き込まれた。最初は全員味方だった最終組。それがある日を境に全員敵になる。さてどんな方法で自分だけ内定をもらうかの真剣勝負が始まったがどんでん返しにつぐどんでん返しで息つく暇もなかった。嘘つきの裏には感動もありで涙つき。
シャドウワーク
2022/12/07 10:45
考えさせられた
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数人しか入れないシェルターがある。そこにはDVに苦しむ女性が逃げ込み慎ましく生活していた。一方、やはり夫のDVに苦しむ女性警察官がいた。DVで殺されたかも知れない被害者の真相を追っていたが自殺と断定される。この女性たちの話が同時に進み途中で繋がる。 そして物語はどんどんありえない方向へ。この作品は素晴らしい気づきを与えてくれる箇所もあり鳥肌が立つほど感動もする。素晴らしい一冊だった
私はだんだん氷になった
2022/10/13 22:07
面白かった
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表現が上手い
そして情景が見えるような表現
時おりクスッと笑える
某アイドルグループのファンのなりきり小説かと思いきやストーリーは殺人や同性愛と意外な方向へ進み最後までミステリー満載で読者を飽きさせなかった
とても面白かった!
風琴密室
2022/10/10 09:08
どんでん返しがスゴイ
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田舎の川で男子小学生が事故死した
女子小学生が転校してきて仲良く遊んでいた直後だった
それから6年後
廃校になった小学校に泊まった元在校生がひとりまた一人と死んでいく
ページをめくる手が汗ばむほど怖い
最後に2重どんでん返しあり
面白い密室ものでした
妻は忘れない
2022/09/30 03:40
素晴らしい
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5話からなるショート集。
妊娠をきっかけに夫によく会いに来るようになった。父親は夫なのか。
保育園の保護者役員を決めるときに全然話したことがない人から一緒にやろうと勧められお互いの子供同士もよく遊ぶようになり・・・。
13歳から不登校の息子。そしてその母親は息子の言いなりで・・・。
姉から急に将来相続は放棄してと言われた妹。
シングルマザーと恋に落ちてた息子が殺人容疑で捕まるが・・・。
全てに鳥肌立つどんでん返しあり。とても面白かった。必読の一冊。
家政婦トミタ
2022/09/23 01:02
傑作でした
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起業した会社が軌道に乗って喜んでいた小笠原だったが突然新入社員の中安が自殺した。自殺理由は会社とは無関係だが中安の母親は過労死だと迫る。そんな中新しい家政婦が小笠原の家に来てから家庭の中で次々と事件が起こる。そして新しく買った家の隣人も何やらおかしい。読み手にもジワジワと迫ってくる恐怖はまるで洋画ミザリーを観ているようだった。読み手を震え上がらせるこの狂気はまさに傑作と言えるだろう
氷の致死量
2022/09/14 21:53
感動した
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14年前の女性教師殺人事件。その教師に似た教師が赴任してきてから物語は始まる。性マイノリティ、虐待、いじめなど過去に苦しむ人々が色々な混乱や事件を起こしていく。しかし逆に、そんな中でも家族や自分を守ろうとする強さを持つ人がいる。読了した場所が病院の待合室じゃなかったら絶対に泣いていた。どんでん返しあり
黒鳥の湖
2022/08/27 22:56
すごい推理小説
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遺産が欲しいがためにある男を騙し、自分の伯父が最近起こってる猟奇殺人の犯人だと嘘をついて殺させた
しかしそれから20年経ってまた同様の手口の猟奇殺人が連続して起こるようになり20年前に犯人を生かしておいたことを後悔し焦燥する彰太だがそのうちに彰太の娘が失踪する
並行して彰太の会社の乗っ取りなども織り込まれ目が離せないまま一気読み
1ページ目から最後のページまで伏線張りすぎでどんでん返しもハンパなく心理描写も秀逸でかなり楽しめた
とめどなく囁く
2022/08/11 22:43
面白かったです
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海で遭難したはずの夫の遺体が上がらなくて8年。
遭難から7年が経過して「死亡認定」がくだってから現在の夫と結婚した早樹。
しかし最近失踪したはずの元夫の姿が何件も目撃されたり元夫の肉親や自分に無言電話がきたり・・・。
幸せに暮らしていた早樹は動揺する。
本当は元夫は生きているのではないかと早樹は真相を突き止めよと動くほど知らなかった事実が次々と明らかになる中、
現在の家庭でも一悶着あり疲弊する。
物語の根幹は元夫の生死に揺れ動く早樹と元夫の失踪の理由。
よく家庭で起こりそうな義理の関係のイザコザなどを所々に盛り込まれていて共感させられ先が気になってしまわせるテクニックはさすが作者だと思った。ミステリー性は低いが読者に親切な書き方のおかげで最後まで楽しめた。
うつくしが丘の不幸の家
2022/07/23 21:22
ミステリだけどハートフル
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最初のつかみが良くて読者をあっという間に本の中にいざなう。根幹はビワの木。そして3階建ての白い家。その白い家に住んだ5つの家族の物語。ひと家族一つの話で計5つの話から成り立っている。タイトルに「不幸」とあるが全家族が不幸ではなく幸福な家族もいる。しかし可哀想な家族にはどんどん感情移入してしまう。しかも各々の話が微妙に繋がっていて次回の話に前回の話の人物が出てきて驚きハッとする。ミステリ要素もあるがハートフルな部分もある。代理母が赤ちゃんと別れる時の状況には泣けて仕方なかった。愛されなかった子供の健気さにも涙した。え!? あの子供がこの人だったの!? とホント感動と驚きの連続で5冊分楽しめた。
