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ちぃさんのレビュー一覧

投稿者:ちぃ

117 件中 1 件~ 15 件を表示

ポチャッコの『道は開ける』 不安から自由になる行動法

2023/01/27 22:29

かわいいイラストに癒される

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

おみくじのように、パラパラッとめくって開いたページの一言と解説を読むのが一日の終わりの習慣になった。易しい言葉で核心をついていて、気持ちが前向きになる。

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ただいま神様当番

2022/09/16 18:21

起き抜けにこんな神様に出会ったら、そりゃ驚く。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

魔が差した結果、順に神様当番をさせられることになってしまった男女5人。神様の見た目は、ジャージ姿のおじいちゃん。「楽しませて」「最高の弟が欲しい」「リア充になりたい」「美しい言葉でお話がしたい」「えらくなりたい」各要求をかなえない限り、左手首から肘まで書かれた極太「神様当番」の文字は消えない。夏でも容赦ないな、神様。腕の中に入って勝手に左腕を動かしたり、なかなか厄介だが憎めない。5人は今までと違う行動を取ることで、誤解が解けたり自分の本当の気持ちに気づけたり。どこにでも居そうな普通の5人の、モヤモヤから晴れ晴れとした気持ちになる過程がじんわり沁みる。

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グアテマラの弟

2022/09/15 19:23

グアテマラの市井の暮らしぶりが興味深い

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

意表を突いた書き出しに本を間違えたかと思ったが、一冊まるごと、グアテマラに移住した弟さんに関するエッセイだった。まだインターネットが使えなかった時代にファクシミリを届け、心配するご両親との連絡がつくようになった。はいりさんが単身訪れて現地の人達と交流することで見えてくるかの地の事情。普通の人々の暮らしが垣間見れて面白かった。また、配偶者&彼女の連れ子とともに久しぶりに日本へやってきた弟さんと、ご両親の交流も良かった。はいりさんの軽やかな筆致も読みやすい。

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黒猫を飼い始めた

2023/05/30 16:06

作家の数だけ展開あり

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最初の一行が同じでも、26通りの展開がここにある。
時代も場所も設定は様々だし、中には2行目で猫を手放して意表を突いてくる作品もある。
まだ知らなかった作家さんとの新たな出会いもあって、楽しめた。

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森崎書店の日々

2023/01/21 11:38

人生の休暇

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

失恋し、会社も辞めることになった主人公。母から突き付けられた二択は、実家へ戻るか叔父の古書店へ身を寄せるか。東京に残るため、書店に住み込むことに。
飄々とした叔父や、店の常連客達と日々を過ごすうち、少しずつ鬱状態から立ち直っていく彼女。
「こんな風に何もしないで、時間を無駄にしてるかな・・・」
「そんなことないと思うよ。ときには人生、立ち止まってみることも大切だよ。(中略)よく休んだらまた船出をすればいい」
行間を満たす空気が、とても穏やかで優しい。

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仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ

2022/05/17 21:22

こんな相談相手が欲しかった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公は、ろくに本も読まないのに大手出版取次企業に入社した新米女性社員。最初の配属先は、知り合いも居ない大阪。早々に大きなミスをしてしまったところ、兵庫県尼崎市の小さな個人書店に連れていかれる。女性店主の語る経験談を聞くうちに、仕事や自分自身への向き合い方が少しずつ変わり、成長していく。ことあるごとに書店を訪れて相談を重ねる主人公。真のヒロインはこちらの女性店主だろう。とても魅力あふれる人物なのだ。そして、彼女の語る話は、出版業界に限らず、全ての働く人に参考になる。なんといっても実体験なのだから、重みが違う。

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大人になったら、

2022/03/21 11:48

細やかな心理描写

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冒頭、ヒロインは35歳の誕生日を迎える。もう若い女性ではない、でも開き直るにはまだ早い微妙なお年頃。カフェの副店長として仕事は充実しているし、気の置けない友人とも付き合いが続いてる。大活躍もしないけど、大きな事故や事件も起こらない、穏やかな生活。でも、かすかなモヤモヤも抱えつつ日々を過ごしていく。ごく普通の女性。そんなヒロインの日常と心理を、これでもかというくらい細かく描写している本作品。同じ年代だけでなく上の世代の女性も共感必至ではないか。最後の一文がとても優しい。

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おっさんの掟 「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」

2022/03/15 19:22

あるある

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あとがきの「おわりに」の中で、「まんが日本昔ばなし」風に、流れをまとめてある。本編をじっくり読むと、なかなかえげつないエピソードのオンパレードだが、協会を追われた恨みで意趣返ししているわけではなく、むしろラグビー界の将来を心配していることが伝わってくる。
ワールドカップで盛り上がっても、ラグビーの競技者減少は止まらなかったそう。「ラグビーを子供にさせたいスポーツナンバーワンにしたい」と、若手や改革者とともに精一杯取り組んで来た著者だけれど、せっかくの機会も、古い体質につぶされる。そんな不都合な真実はというと、権力者が自分に都合の良い内容にすり替えて発表してしまう。どこにでもある話。自分の職場もそうだから、腹が立つやら情けないやら。数合わせのように女性を登用しただけで、自分たちに都合の悪い変化は望んでいないんだろう。体育会系の悪い部分が濃く抽出されてしまっている協会の体質。ほんと今後が心配。「ラグビーの良さ?やればわかる」って、やってもらうためには努力が必要なんだってば。

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隠れ町飛脚 三十日屋

2021/05/28 21:20

清々しさと胸キュンと。

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読了後、とても清々しい気持ちになった。それはヒロイン静と彼女を見守る人達の印象でもある。大きな事件も派手な展開もない。それでも、依頼人に真摯に向き合う静にぐっと引き付けられ、応援しながら読み返している。
静の新しい商売(隠れ町飛脚屋)を陰でフォローしてくれる清四郎が、これまた魅力的。実家の飛脚問屋で、幼い静お嬢様の付き人だった6歳年上の清四郎は、有能かつ男前に成長。身分違いゆえ、想いは秘めたまま、静を全力で守ろうとする姿勢に胸キュン。続編が気になって仕方がない。

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怠けてるのではなく、充電中です。 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法

2021/05/28 20:04

わかってくれる人がここに居た。

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読みながら何か所も「そうそう!同じ気持ち!」と心の中で叫んでいた。特に154ページ。今度「運動しなさい」と言われたら、相手にこの本を見せようっと。

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切手デザイナーの仕事 日本郵便切手・葉書室より

2023/08/09 16:50

激レア職業

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本の切手をデザインしている、たった8人の切手デザイナー。初めからこの職業を志していた人は一人も居ない。何故ならこんな職業があることを誰も知らなかったから。彼ら一人一人へのインタビューで、この仕事に巡り合った経緯や仕事への取り組み方、表現の手法の違いなどを明らかにしていく。
カラフルな切手達が豊富な写真で紹介されており、眺めているだけでも楽しい。活字を読む元気がない日は、図録を眺める感覚でページをめくっている。

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イラストでまなぶ!用兵思想入門 現代編

2023/07/17 14:49

ウクライナとロシアの戦争について、ようやく理解できた

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聞き慣れない言葉が多出するけど、イラストやコミックでわかりやすく説明してくれる。
個人的には第3章がとても役に立った。ウクライナ侵攻のきっかけに、民間軍事会社ワグネルとロシアの不自然な距離感、短期で成果を出せていないのにロシアが侵攻を諦めない理由。それらを解説してくれてスッキリした。

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ぶたぶたのお引っ越し

2023/03/04 23:13

野暮は言うまい

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3編目の『友だちになりたい』には語り手が2人居る。ぶたぶたさんの娘と同級生の男子、そしてウツ抜け中の元アイドル。どちらもぶたぶたさんのことが気になっていて、友達になりたいのに声をかける勇気がない状態。ひょんなことで出会った2人が「ぶたぶたさんと友達になる方法」について相談しあう仲になる。顔見知りから次へ一歩踏み出したいのにうじうじしてしまう気持ち、わかるなぁ。こういう何気ない感情の動きで退屈させないのは、ぶたぶたさんの魅力と作者の力量だろう。
ラストの一行が粋だ。ぶたぶたさんという、とても魅力的でとてつもなく不思議な存在について、これ以上ふさわしい表現はない。

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ランチタイムのぶたぶた

2023/02/07 23:26

どれもおいしそう

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いろんなお店でランチを提供するぶたぶたさん。
中の一編「さいかいの日」にこんな描写がある。
「なんとなく、自分がきっかけを待っているのを感じていた、だがそれは危険なことなようにも思える。自分のことは自分で決めないといけない。それは重々承知なのだが、それでもすがれるものにはすがりたい、という程度には心が弱い」
絵に描いたような鬱状態を抜けて、でもまだ次の一歩が踏み出せずにいる。そんな心理を上手く表現していると思う。

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ぶたぶたのシェアハウス

2023/02/07 23:20

みんないろいろ抱えてる

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わけあり女性対象のシェアハウスが舞台。
中の一編「行かなかった道」のラストの独白が心に沁みた。
「幸せは過去を上書きしてくれる。たとえそれがささやかな幸せであっても」
無駄に過ごしたと感じる過去は私にもある。でも彼女と同じく「自分のことを幸いにも嫌いになっていない」から、幸せを上書きして進んでいこうと思えた。
ぶたぶたシリーズは、登場人物に注がれるまなざしが暖かい。

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