Yodoyabashiさんのレビュー一覧
投稿者:Yodoyabashi
リーダーズ英和中辞典 第2版
2021/05/31 00:04
英語の本を読む時のお供
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
インターネットで簡単に英単語の意味が調べられる時代になってしまいましたが、紙の辞書で意味を調べて英語の本を読むのもいいものですよ。
リーダーズ英和中辞典は、そんな本を読むために調べる辞書です。
重要語が大きな文字で赤字で強調されているとかありません。
ペーパーバックと一緒に使う場合も、余計なところに気が散らなくていいんです。
また、気に入った単語があれば色鉛筆で色を付ければ、黒一色の辞書なので目立ちます。
工夫しなくても自分の辞書になっていきます。
紙もインクもいい感じの辞書です。
机の上に置いておくと、英語の本も読まなくちゃ、と気が付かせる道具としてもよいです。
2023/01/02 22:45
覚えた事、3日連続で休もう
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
元陸上自衛隊員の書いた本で、自衛隊で生活する中で身に着けた考え方を説明してくれている。2022年5月の出版なので、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、ロシアが攻めて来た時に備えての気持ちも持ちながら読む。
日々、厳しいトレーニングをされているはずなのですが、柔らかく書いてあります。災害時の復旧でも頻繁に活躍され、自衛隊大変だなと思います。
祝日分の休日が盆正月に集められたカレンダーで働いていた事があります。
少しずつのお休みが無く週5日連続で働くのですが、なかなか辛かったです。
なので、祝日で途中に入る休暇大事、と思っていますが、この本では
1日目は、「ストレスからの解放」
2日目は、「ひたすら休む」
3日目は、「明日に備える」
と書いてあります。元は米軍のウンチクみたいですが。
連休になったら、外に遊びにも行きたいですが、家でゆっくり休むというのも、もったいない時間の消費ではないのだな、と考え方を変えました。
メンタル的にやられない事を主眼に書かれている本です。
戦争が即解決はせず不安は続くので、人によっては読んでみてもよいのでは? と思いました。
出る順で最短合格!英検2級単熟語EX 第2版
2024/03/31 12:06
ペースを決めて1回読み切りましょう
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英検受けないのですが、本屋さんで見て気に入ったのと、自分の単語のレベルはこの辺りからだろうと買いました。
しばらく積読と、移動中に音声のみ聞いていました。
ある日、難しい本は1月に1冊読めばよい、という情報というか天の啓示を受け実行することにしました。
本1冊は300ページとして、1日10ページ読めばよい。
他の本も読むのですが、10ページと決める事で他の本を平行で読む事の邪魔にはなりませんでした。
また、難しい本を読んだ進捗を記録しました。
Excel などで表を作るではなく、テキストエディタで日付と読んだページと感想があれば書いておきます。
これをすると三日坊主を突破した時にヨッシャ! と言えます。
休む日もあるのですが、多く読む日も作り、一月で読めました。
読みきれた事にとても満足します。
最初は単語は発音しながら3回紙に書くとかもしていましたが、途中からは本を開いて音を流して、音の隙間で音読はしてました。
それでもノルマ達成としました。
試行錯誤しながら、ある程度スピードが出る方法で続けるのがよいと思います。
一回りで英単語を覚えられるものでもないですが、別で英語を使うので、そのうち覚えていく予定です。
最後に、単語の本は紙の本を買うことをお薦めします。
電子書籍より見開きで情報が多く、前のページに戻ったり進んだりが圧倒的に楽です。
全訳漢辞海 第4版
2023/05/29 21:50
漢字楽しいな
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中国人と働くようになってから、漢文の無駄知識が生きた。
そうなってくると、現代中国語でなくて漢文(古代中国語の文語)に興味が湧いてくる。
そんなので、漢字にハマって大人になって漢和辞典を買うに至る。
篆書体も書いてみるが楽しい。文字だけど絵じゃないか。
漢辞海には篆書体沢山載っている。
漢辞海は漢文を読む為の辞書という位置付けらしい。
しかし、日本でよく利用されている漢字を調べると日本の漢字の辞典のようで、中国の人の名前で日本では使わない漢字を調べると、そっちも載っている。日本語と違う発音も載ってる。
熟語も載っているが、漢文で使われている熟語も、日本語で使われている熟語も載っている。
これまで区別した事もないので、全部日本語で使えるかと思っていたよ。
念入りに読んでいくと発見はある。
PCで漢字に変換するのが面倒な漢字も沢山あり、どうやって載せようかなと考えてみたりもするのだが、漢字コードまで載っている訳で書きたい漢字をPCで書けるかも。
まあ、その機能は使ってないが。
こんないい辞書がたったの税込み 3,300円。日本って素晴らしいな、と思う。
書き換えられた聖書
2023/04/30 22:42
「はじめに」が自分語りでボリュームがあった
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「はじめに」が新約聖書を神の言葉の信じて、真に受け過ぎないように、所詮は人の書いたものだよ、と言いたげ。
そして何をどう考えて自分の道を選んで勉強してきたかが書いてある。
実体験に基づく勉強の話で、ちょっと楽しい。
昔々、字が読めるとても人が少なかった頃に聖書は編纂されていったもので、ベースにいたのはユダヤ系の人々と思いますが、文章に起こされる前までは物語を語り継いでおり凄いと思います。
また、最初は敵対する側のローマの人もキリスト教の人の行動を記録に残している訳で、昔の人も頭が良かったのだな、と。
その知的な人達は、善意から新約聖書の物語を解釈していき、修正していこうとした箇所がちらほらあるらしい。
新約聖書に限らないが、書き写して残していった書物は同じ問題があると思うよ。
新約聖書の原本にせまりたいという知的欲求の研究成果で、聖書の権威が落ちるわけではなく、研究されていく経緯を知ることは面白い。
片山杜秀のクラシック大音楽家15講
2023/04/02 11:42
吉田秀和が書いたものを楽しめる人にはお薦め
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著名なクラシック音楽の作曲家、演奏家、評論家について述べられたものを本にまとめたもの。私はNHK FM 「クラシックの迷宮」で話されているのを聞いていますので、こちらの文章も頭の中では同じく口調で再生して読みました。
この方の視点は他の音楽評論と異なる為、読む価値があります。
演奏家に関しては、20世紀に活躍し録音が残っている人のものですが、その演奏家が世に出てくるまでの時代背景を述べられ、これらの演奏家が世に出る為の土壌がその頃あった、また考え方や生き方をに影響があった(はず)、という事が書かれています。結果、その時代だから出来たことで、今同じ方法で出てくる人はいない、に繋がっていきます。
吉田秀和の書いたものを楽しめる人にはお薦め。
古くて素敵なクラシック・レコードたち
2022/10/31 00:10
真似をして書いてみるといいと思う
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この本は、著者と好みが一致すれば評価が高いし一致しなければ評価は低くなる。そして私は同じ録音をCDで聴いていたせいで、書かれていることが理解でき、評価を高くつけるに至る。
レコード/CD を5枚あつめてその中でまとめて評論を書いていく形式なので、演奏に関して何かを書きたい人にも良いフォーマットだと思った。ディスク1枚当たりは沢山書く必要もないし、記憶に残っている範囲で書ける。感想文を書いてくれないかな、と思っている年配の人にプレゼントしておいた。真似して何か書いてくれることを期待している。
2022/03/30 22:50
初ぶたぶたで当たりを引いた気持ち
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初ぶたぶたなのだが、最後まで読んだら泣いた。
ぬいぐるみのブタが人間と同じ生活をおくるだけの話で、ぬいぐるみの困難を予想して、お話の中の常識を自分の生活と比較して読んでいくだけなのだが。
次に読んだぶたぶたはあんまり...と思ったりもしたので、人によって当たりと外れの巻があると思います。
自分にとって何が引っかかるかはわからないので、最初に読んだぶたぶたにピンとこなくても、沢山出ているので読んでいけば、どこかで当たると思いました。
お話としては、エッセイを書く講座に山崎ぶたぶたさんが参加するお話です。
講座には学生、社会人、定年退職したお爺さんなどが参加しており、彼らとぶたぶたさんが関係していくなかで、個々人の事情が分かってきます。
ぶたぶたさんは、ご飯食べているとことを観察されているだけだったりもしますが。
あとがきの日付は2004年夏、なので物語が書かれたのは、2000年代前半です。
その頃を生きていた人は、こんな感じかもな~と少し昔を感じます。
パソコンを買う話が出てくるので、時代認識は重要です。
エッセイを書きたい読みたい人向けのお話でした。
世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説 本場の味を日本で体験できるレストランガイド付き!
2022/03/10 12:52
お家に一冊、世界の料理の本
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どこまで読めば読書完了かは難しいのだけど、全部のページはめくった。
実感を持って色々な国を理解したいと思う。
その国の歴史や名所なんかを調べていくのもいいのだけども、街を歩いてみてわかるような事を知りたいと思う。
その点において地球の歩き方は良い本だった。
現地に行った分しか持ってないでど。
本の内容は、想像通りのものなので、説明は不要と思う。
各国を代表する料理が出ているが、知っているものもあれば知らないものもある。
近年ニュースになった国を調べたりもする。
ウクライナだったり、トンガだったり。
ボルシチはこの本だとロシアの方に載っていたが、ウクライナ料理らしい、別の本での知識だけど。
ポーランドのバルシチ・チェルヴォヌィはボルシチに似ている。
ユーラシア大陸と繋がっている国には、肉まんや餃子に見える料理がある。
世界は、繋がっているのだろうな、という事が実感できる。
この手の本は、家に一冊買って、子供も老人も読めるようにしておくのが良いと思う。
気になる料理と国には興味を持って調べるようになると思うので。
そんなわけで、紙の本でもっておくべき。
枕草子いとめでたし!
2022/03/08 20:04
キレッキレの清少納言
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時々古典でも読めたらいいな、と思いつつ易しめの現代語訳のものを探します。
子供向けに書かれているものですが、大人が読んでも納得です。
元々の並びは無視していますが、春夏秋冬でバラして絵付きの解説がされていきます。
春はあけぼの、夏は... 分割されて各季節の冒頭で説明されます。
それ以外のお話は、一部の抽出して訳されています。
読んで同感できるところは沢山あり、読み易さはMAXです。
清少納言は、キレッキレなのが分かります。
元の素材の良さと編集の良さでしょう。
結果として、平安時代中期で日本語の表現は完成していると感じます。
絵はかわいいので、子供にプレゼントするのにも良いです。
図解まるわかりデータベースのしくみ
2023/04/30 20:52
絵が多く、要点は押さえられている
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自分がDBを勉強し直す為に購入。
絵が多く説明は簡易なので、厳密さは無いかもしれないが概要を知るのにはよい。
本職の人には物足りないし、ユーザとして使う人にも情報は足りないだろうけど助走用としてはいい気がした。
見開きで説明と絵が1セットなので、紙の本を読んだ方がよい。
電子書籍でも2ページ分が同時に見える表示形式の方がよい。
円 劉慈欣短篇集
2023/04/30 20:45
中国はまだ農村部の貧しい所と大都会の輝かしい所が両方感じられるのかも
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
題材の選び方にそんな気がした。
貧しい地域とお金持ちの街の両方があるのは日本も、世界中もそうなのだけど、想像で書くより現実感がある書き方がされている。
私はド田舎の出なので、予想も付くところはあるが語れない。
だから共感はするし、書いている事が良く分かるという所まで。
今後出てくる彼より若い作家はもっと均一化して電脳寄りになるんじゃないかな。
電車の移動中に読むのに丁度よい。
ウクライナから来た少女ズラータ、16歳の日記
2023/04/02 14:01
ウクライナ侵攻の記録の一つ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
独学で日本語できるようになるのが、一番凄いところかな。
この人の場合、ウクライナ侵攻があったので日本に来る時期が早まっただけだ。
努力している人は応援してあげたい。
内容はコロナが収束していない時期にウクライナの一般市民は何をしていて、日本に避難した人はどんな経路をたどったかという記録の一つ。
長期日本に滞在した後では記憶に対する解釈も変化するので、それが変化する前に書き残してくれて良かったと思う。
現代思想の遭難者たち
2023/04/02 12:19
名前すら知らない小難しい本を書く人達が沢山載っている
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
そういう人のいう事を少しは知ろうかな、もしくは知っている人はどんな風に書かれているのかな、と読んでみるが、漫画にされてもとても難しかった。
自分が知っているのは、20世紀初頭までに活躍した人のあたりまで。
第二次世界大戦後の人は知らない。
知らない事を知るのには丁度良かった。
思想家の書いた/言った事が抽出されているが、思想家のお仕事は屁理屈を本にすることかな。
数式や観測で証明できる事でない限り「思った事、考えた事」は、それは正しいか、一部正しいか、間違っているか分からない。
そんな証明できない問題を議論するのは、意味あるのだろうかとも思いつつ、屁理屈や難しい言葉を並べる人はいるよね。
帯にあるのだけど、
「わからなくっても大丈夫! 現代思想を笑い飛ばす!!」
とあるのだけど、そうなのだろう。
彼らの主張も教育者としては意味はあるかな、とは思っている。
いしいひさいち は、こんな日常生活の役に立たない題材を、日常の延長の漫画にして、凄いなと感じる。
スピリチュアル否定派の私が、旅に出てプロのヒーラーになった話。
2024/04/08 00:00
類は友を呼ぶのか、世界はスピリチュアルだらけなのか
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
寝る前にダウンロードして読み始めたら、思ったより長いかもと思ったのが感想の一つ。
6ページ1話のお話が25話なので、160ページ無い本だが長く感じた(良い事だと誉めている)。
私はスピリチュアルは信じないが、信じない人でも付いていける程度の奇跡しか起きない程度で止まっているのがよい。
主にタイ旅行がメインなお話なのだが、日本の知り合いにタイで会う。
サイバラりえぞうと同じような事が起こっている。
また、コロナの初期に有名になったダイヤモンド・プリンセス号でマッサージの仕事もされていたようで、どこでその仕事にたどり着くのだろう、というか職歴と渡航歴で十分奇跡だった。
