jackさんのレビュー一覧
投稿者:jack
人生の結論
2021/10/02 09:59
大人になる、とはどういうことか
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「大人になって自分の稼ぎで得た金で余暇にどれだけゲームをやろうと人の勝手だろう」
「自分の稼ぎで家を建てて、その中でミニカーやらフィギュアをコレクションしたからと言って、子供呼ばわりされる覚えはない」
たいていの人は、そういう風に考えるのではないか?
ところが、そういう人間は「大人の形をした子供に過ぎない」、と著者は言う。
・人間関係
・仕事
・お金の使い方
・愛
・自分自身
・人生
それぞれのテーマについて、成熟した大人の視点を見せてもらうことが出来る。
齢80年という人生の重みが生み出す本物の人生経験の知恵が息づいているのを、肌で感じる。
20代30代の著者が書いた「わたしが人生を指南してあげます!」という薄っぺらい自己啓発書なんかゴミ箱行きだ。
見た目は新書だが、中身は濃く重く、そして”覚悟して”読まなければいけない本物の人生の指南書だ。
ブルックリンの少女
2021/09/29 09:46
歳の差カップルの純愛サスペンス
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42歳、離婚歴在り子持ちおっさんと、25歳独身女医の純愛ストーリー。
主人公のおっさんと美人女医は出会って半年で結婚の予定を立てるほど順調だった。
ところが、おっさんは神経質な人で結婚するにあたって美人女医の秘められた過去を知りたがったんですね。
で、その美人女医はおっさんがドン引きするぐらいの秘密を持ってた。
秘密の告白後、先にオッサンが逃げ出してしまった。残された美人女医はそのまま失踪。
おっさんは一旦は引いたものの、やはり美人女医が忘れられずに探すことにした。
ところが美人女医の家はもぬけの殻。心当たりをどれだけ探しても見つからない。
さて、そこからですよ。
失踪した美人女医。
探索するオッサン。
そこに介入してくる謎の事件の数々。
失踪した女医は謎の痕跡を残していく。
オッサンは過去の事件やニュースを探索し、いろいろな人に会いながら真実を求めてひた走る。
「一体、何がどうなってるんだ?」
ただの逃亡劇だと思ったら、とてつもないものに巻き込まれてしまったオッサン。
オッサンは、謎多き美人女医の育ったブルックリンへ行き、そこで過去にどのようなことがあったのかを知る。
ブルックリンで過ごした少女時代の彼女は、確かにそこで人生の痕跡を残していた。
美人女医はどんな秘密を持っていた?
この二人を一緒にさせまいとする勢力の正体は?
純愛の行方はどうなる?
そしてエンディングに待ち受ける、おそるべき犯人。
力量ある作家と翻訳家による、こなれた文章なのでストレスなく読めると思います。
あと各章の冒頭にいろいろな作家からの引用が載せられているのも良い。
村上春樹からの引用もあります。
自分が読んだことのない作家の鮮烈な一言を知るのは興味深い。
出版禁止 死刑囚の歌
2021/09/15 21:35
心に響く、人の心
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久々に、涙腺が揺さぶられるような読書体験をした。
この著者の本は、タイトルで損をしていると思いますね。
自分は途中からミステリを読んでるというよりは、質の高い文学作品を読んでいる気持ちになりました。
謎解きを著者がすべて明かさないところも好感を持てました。
本の中では明かされなかった”言葉”が残っていますので、
自分で探しあてるのも楽しかったです。
お金と引き寄せの法則 富と健康、仕事を引き寄せ成功する究極の方法
2021/09/20 10:37
誤解している人が多い
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エイブラハムの法則(エイブラハムによる引き寄せの法則)の要点を一つあげるとするならば、
「自分の内面を常に明るく気分良く保つ」ということ。
その状態を保つことで、自分の内面と同じ質の出来事が日常に訪れるようになる、というのが法則の要点。
自分は動かずして楽をして、自分のもとへ物や人を引き寄せてやろう、という腹積もりでこの本を読むと肩透かしを食らうことになる。
ましてや、1等クジを自分に引き寄せる方法など書かれているわけはない。
1等クジを願う内面性は、まさにギャンブル思考な生き方であり、
そのギャンブル思考を出し続けることで引き寄せられるのは当然、破産ですね。
見事に成就したレビュアーがいるみたいです(笑)
とにかく、本書で紹介されるエイブラハムの法則は、自分の内面の状態を重視します。
そして引き寄せられるものは自分の内面と同質のものである、と説かれています。
つまり、100万円が欲しいとイスに座ったまま思い続けるその内面性は、
「動きたくない働きたくない楽がしたい」という心理であり、
その結果に引き寄せられるのは、それにふさわしい生き方であるホームレス、ということになります。
欲しがった時点で、「自分にはそれが欠けている」という潜在的な内面性を強化することになるので、
欲しがったものは絶対に自分の元へはやってきません。
「それが欠けている」という状態が成就されるだけです。
本書によると、この宇宙の創造的知性は、上記の例で出した「100万円」なるものを理解しないということ。
この宇宙に存在する「引き寄せの法則」は、人間が勝手に作った定義には無関心であり、
人の本質的な内面の波動の種類だけを区別するとのことです。
本書はしかるべき読解力で何度も熟読して、少しずつ理論が分かるようになる上級者向けの本であり、
お手軽なハウツー本ではありません。
名探偵の密室
2021/09/25 12:55
ソリッド・シチュエーションは、今でも面白い
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映画CUBEやSAWが流行らせたソリッド・シチュエーションというミステリ形式がある。
本書の前半部分はそのソリッド・シチュエーション好きにはたまらない展開になっています。
ソリッド・シチュエーションおなじみの予告編のセリフを「名探偵の密室」に合わせて書くとしたらこんな感じ。
「目覚めれば、そこはホテルの一室。
周りには見知らぬ男女が5人。
バスタブには死体。
自分も含めた6人の中に殺人犯が紛れ込んでいる。
時間内に殺人犯を突き止めなければ、部屋が爆破されて全員死ぬ」
ただし、この垂涎モノのソリッド・シチュエーションは前半までで、
後半からは少し違った展開になります。
そこからは好きか嫌いか、人によって分かれるところですね。
CUBEのような超越した動機とエンディングに呆然とさせられるわけでもなく、
SAWのような異様な動機と異形なるエンディングで戦慄させられるわけでもなく、
ある意味で一般社会の常識に溶け込む形での、常識的な範囲での動機とエンディングが訪れます。
とはいえ、凡庸な作品では決してありません。
読み進めて行くうちに、疑問から疑問へ読者は翻弄されることになります。
前半1は「犯人は誰だ?」
前半2は「この密室を脱出する方法は?」
中盤1は「このようなことを引き起こす動機はなんだ?」
中盤2は「本物はどっちだ?」
後半は「どのようにやった?そして犯人の真の望みは?」
答えを求めてページをめくるうちに、ダレることなく読み切ってしまえるエネルギッシュな小説になっています。
評価を星4つにしたのは、やはりCUBEやSAWのような次元の違う斬新さは無かったからです。
ソリッド・シチュエーションの先駆者たちが偉大過ぎたがゆえに、
ちょっと厳しめに評価することにならざるを得なかった。
冷酷 座間9人殺害事件
2021/09/20 18:00
100年に一人レベルの歴史に残る犯罪者
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日本にこのような犯罪者が居たという事実を、我々は直視すべきだろうと思う。
本書を読んで思ったのは、アメリカの著名な鬼畜犯罪者と同レベルということである。
アメリカ人にウサギ小屋と称されるような日本の典型的小さなアパートに住んでいたので、9人で終わっただけだろうと思う。
アメリカみたいな広大な一軒家に住んでいたのなら、50人~100人ぐらいは犯行に及んでいただろう。
読んでいて、非常に胸糞が悪くなることだけは保証する。
自分は、3分の一読んでからはもはや飛ばし読みで最後まで駆け足でページをめくるのが精いっぱいだった・・・・。
この本を読んで得られる教訓。
鬼畜殺人犯はどのように育つのか。
被告の親が語る、幼少のころからの被告の様子を知ることで、子供をこのような育て方をしてはいけないという教訓になる。
それから、どのような人が被害者になるのか?
それもこの本から得られる教訓である。
被害者たちには同情はするが、しかし、あまりにも落ち度がある人たちばかりだ。
星3つにするのは、鬼畜な描写ばかりでなく、もうちょっと後世のために、このような犯人と被害者を生まないための考察を設けて欲しかった。
被告から聞いたこと、裁判で知ったこと、それだけを書き綴ってノンフィクションにするなら大抵のライターにも出来る。
もうちょっと一歩先を行く、悲劇を繰り返さないための洞察が欲しかった。
兇人邸の殺人
2021/11/15 14:22
細かいことは気にすんな。エンタテイメントなんだから
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シリーズ2作目は王道ミステリ路線を行くような作品でしたが、
本書3作目はデビュー作のような奇想路線へ戻りました。
デビュー作が非常識でトリッキーな物理的クローズドサークルを演出しましたが、
今作は「常識」を逆手に取った心理的なクローズドサークルを生み出しています。
とはいえ、今村氏の作品は本格推理とは違います。
本作品も細かいことを見て行くと、ハッキリ言ってミステリとしては滅茶苦茶な感じもあります。
本シリーズは読者に対して推理の挑戦状を叩きつける本ではなく、
あくまでもエンタテイメントとして楽しむための小説です。
ジャンル的にはキャラクター小説と言っても過言ではありません。
ちなみに本シリーズが気に入った人は、初期の西尾維新作品もオススメ。
綾辻行人や島田庄司が好きな人でも、中盤ぐらいまではけっこう楽しめますよ。
ただし後半は、安易なロマン、チープなメルヘンが描かれており、
「あ~、キャラクター小説だなぁ。ライトノベルだなぁ」とシラける恐れあり。
奇想、新奇、斬新、
そういうものに目がないミステリ小説好きは、目を通しておいて損はないと思われます。
まだミステリにこういう可能性があるのかと、新しい風に触れた気分にきっとなることでしょう。
悲しみのイレーヌ
2021/10/07 10:08
「その女アレックス」を読む前に読め
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まず重要な点ですが、同著者による「その女アレックス」以前の物語になるので、
先に「その女アレックス」を読んでしまうとネタバレになってガッカリするところが出てきます。
内容はひたすら残虐性の高いものになっています。
人間がボロ雑巾のように描写されることに耐えられる人だけが読んで下さい。
あとは著者のデビュー作だけあって、詰めの甘いところもあります。
「その女アレックス」はサスペンス色が強かったのですが、
本作品はミステリ寄りになっています。
本作品は「面白い」と言ったような評価をするようなものではありません。
人間の持つ闇の部分を好奇心で覗いてみるような、そのような作品です。
話変わって、こういう系統の日本のミステリとしては、我孫子武丸の「殺戮にいたる病」があります。
個人的には暴力性も残虐性も「殺戮にいたる病」の方が上だと思います。
総評ですが、暴力性の描写に頼ってる部分があり、ミステリとしては最後の詰めが甘すぎる。
サスペンスとしてはそこそこの出来。しかも日本訳の出版の順番がおかしい。
なぜネタバレになってしまうような順番で出すのか?
よって星は3つ。
戦略読書 増補版
2021/10/02 10:02
読書もほどほどが一番ですよ
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著者は小学生のころから活字中毒であり、(食事中に手元に読むものがないときは、食料品の原材料表記を熟読していたという・・・)
「朝、図書室で2冊借りて授業中に読み切り、お昼休みにまた1冊借りて午後までに読み切り、帰る前に2冊借りてから家で読み切る」
というルーチンワークを繰り返してたような読書の鬼です。
「私たちは読んだ本で出来ている」というのが本書のテーマですが、
読書を”知の食事”と例えるならば、本書は”知のフードファイター”を目指す指南書になります。
ひたすら大食い、食ってくって食いまくる、食べることで競争する、っていうのは一般的な食事ではないのは明らかでしょう。
適切な読書は、一般的な食事と同じように適量を摂取、そして消化吸収排泄の間は食べることを止めて胃腸を休ませる。
そのように節度ある食事と同じように本を読むことが、あるべき読書の形だと思います。
だから本書で述べられている読書に対するスタンスは、自分には全く合いませんでした。
本を読むのはある意味、楽をすること。他人が何十年もかけて、血と汗を絞って得たものを
紙にかかれた文字だけで分かった気になる・・・・。便利なことは便利だし、活用すべきところは活用すべきですが、
著者のように人生を読書に費やすのを「至高」とするのはいかがなもんでしょう?
著者は新社会人の頃「数か月の間、ベストセラー本ばかり読んでいたら他人と意見が被った」ので、
そこから得た教訓として「独自性を出すためには他人とは違ったジャンルも読まなくてはならない」と結論付けています。
たくさんベストセラー読んだだけで他人と意見が被ってしまうようなら、
そもそも自分の中にはろくな知識・思想がなかったということではないでしょうか?
同じ本を読んでも他人と違うアウトプットが出来る。そこが面白いわけで、これが読書の本来の醍醐味だと思います。
でも著者の主張は、「同じものを読んだらみんな同じアウトプットになる」ということらしいです。
本書を読んで思いました。
読書漬け人生は恐ろしい。気をつけないと、この著者のように自分でモノを考えることをせずに他人の知識を右から左に移してるだけで
自分の成果のように錯覚してしまう・・・・。
本書は、自分の読んでない本で何か面白い本は無いか?という感じで軽く読む分には良いですが、
あまりマジメに熟読するような本ではないです。
ソース あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
2021/09/29 09:43
自分のワクワクすることが明確に分かってる人向け
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本書を読んで、
「そうか、ワクワクすることを追求していけば、おのずと人生の道は開かれるのか!よし、
もう嫌いなことは一切しない。好きなこと、ワクワクすることだけを追求するぞ!」
と決心出来たとしよう。
でもそこでフト我に返るわけですよ。
「あれ?自分のワクワクすることってどんなことだ・・・・?」と。
自分のワクワクすることを明確に分かっている人は、そもそも本書を読まないだろう。
例えば料理がワクワクする人なら料理の本、起業にワクワクする人は起業の本、音楽にワクワクすることは音楽の本、
といった具合に、それぞれのワクワクに関連した分野の本を手に取るはず。
自分のワクワクが分かってない人に限って、本書のタイトルにある「あなたの人生の源はワクワクすることにある」という
文言に惹かれてしまうんですね。
本書には自分のワクワクを見つける方法論は書かれていません。
「誰しもワクワクは持ってるから、好きなこと・したいことをノートに書き綴れば見つかる」ぐらいのことしか発見方法は載ってない。
ワクワクすることを見つけられない人は、子供の頃に自分の好きなことやしたいことを、
親によって妨害されたり時間やお金を理由に叶えさせてもらえなかったりした人である。
なので、自分の潜在的な心理の拘束を解く方法論を見つけるのが先決だ。
ワクワクを見つけるのはその次。
じゃないと、「人生に目を背けてるだけの行為」または「依存的快楽行為」を、
自分のワクワクと勘違いして突っ走ってしまう恐れがある。
そしてそういう「勘違いしたワクワク」に突っ走って失敗した人たちが、今度は「ワクワク批判」に回ってしまう。
本書を読むのにふさわしい人は、自分のワクワクが明確に分かっているけれども踏み出す勇気がない、という人。
そういう人は本書を読むことによって、ワクワクを進むことは間違いではないという勇気をもらえるし、
ワクワクを実行していくにあたっての具体的なアドバイスは役に立つだろう。
全捨離したら人生すべてが好転する話
2021/09/21 12:35
8割捨てを実行する前に気を付けるべし
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捨てて後悔しても、著者にクレームを付けることは出来ない。
本書の中で著者はこう言う。
「この宇宙には22対78の法則が働いている」
「100人いれば全捨離を実行できるのは22人であり、実行しても人生を変えられるのはその中のさらに22%である4.8人にとどまる」と。
全捨離しても人生を変えられない場合がある、それは宇宙の法則だから仕方ない、
そのように著者は責任回避の方法をすでに確立済みなのである。
だから、持ち物の8割を捨てて人生変わらなくても
「あなたは人生を変えられる22%側の人間ではなかったのだ」
ということになり、そして捨てた物は戻ってこない。
全捨離は22%の確率で当たりがでるギャンブルである。
それを踏まえた上で8割の所有物を捨てるかどうか、決心した方が良い。
「え?なんか思ってた運勢改善法と違う」って少しでも思うのなら、
別の開運法・成功法を探した方がいいでしょう。
Dr.ドルフィンの地球人革命 “医療”と“宗教”を必要としない人間になるカギは、「神経の流れ」である人間振動数にあった
2021/09/20 12:39
この時までの松久氏は正常であった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
本書の内容には特にぶっ飛んだ珍論は書かれていません。
正統なカイロプラクティックの技法を元に、よりよく人間の能力を発揮する方法論についての考察がなされています。
いつからトンデモ珍論先生になってしまったんでしょうね?
常識がくつがえる若返り革命
2021/09/20 10:58
分厚いパンフレットでした
17人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「私の編み出したストレスフリー療法ならば、ほとんどの病気も治せる、そして若返りも果たせる」
というのが本書の要点。
あとは体験談や、基本的な病気のメカニズムなどを書いてある。
一応は「ストレスフリー療法」がどんなものかは書いてあるが、
特殊な金属を使って灸のようなことをするので、本書を読んで実行できるようなものではない。
なんとストレスフリー療法は、「髪を生やす」効果もあるようです。
著者の写真を見ると「自分、ハゲとるやん」ってなるんですがこれには理由があるようです。
著者は「私は10年以上前から自分が育てた柔道選手の予選落ちの心の痛みを共有するために剃髪にしている」と不思議なことを言ってるので、
本当に効果があるのかどうかは不明。
著者いわく、
「(ストレスフリー療法のおかげで)毎朝カミソリで剃るときに髪の再生が著しく、頭頂部に向かって強烈に発現する」
著者の画像をググって頭皮を観察した結果のことは、武士の情け、これ以上語るまい。
というわけで、立ち読みすれば十分な本。
SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
2021/09/27 10:42
ダイヤモンド社はひどいね
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ダイヤモンドの社の最近の手法は、原注・参考文献は当社のHPにアクセスして見てください、というもの。
この本には、参考文献も原注もなかったのでそういう手口は載ってなかった。
しかし・・・・、
この手の本で原注も参考文献も無いというのはおかしいと思い、
某サイトで洋書版の中身検索を見てビックリ。
原著には、参考文献や索引、それから14日間で出来る睡眠改善マニュアルなど、
日本語版には無いものがあった。
ダイヤモンド社は、それらはバッサリ削除して本文のみを訳して出版している。
読者にとってあったら便利で、なおかつ重要なエビデンスの所在を知るための資料を載せないというのはどういうことなのか?
こういうことをするから、本への信頼や利便性を失い出版不況に陥る原因になる。
本の中には原注も参考文献も索引も付録ページも、すべてそろっているから購入して手元に置きたいのですよ。
それが無ければネットでタダのサイトを見て十分、ということになります。
新訳弓と禅
2022/03/04 11:38
200ページ弱の文庫本なのに880円!!
6人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
値段も見ずにレジへ持って行って、880円を請求されたときに思わず店員が操作ミスをしたのかと思いましたよ。
200ページ弱の薄い文庫本で、著者も65年前に亡くなっている。
ちょっと価格が高すぎないでしょうか?
しかも200ページ弱とはいえ、付録の講演50ページと解説50ページを除くと、
「弓と禅」本文そのものは100ページ弱なんですね。
よっぽどこの新訳を買う意味を見出すのではない限り、
中古本とか安いもので十分だろうと思いました。
あと、本書の付録の講演「武士道的な弓道」は、岩波文庫から「日本の弓術」として出ています。
その翻訳を比べると、岩波の方が良い。
たとえば、本書では「(日本人は弓道を)精神的なものと理解している」というくだりは、
岩波では「(日本人は弓術を)精神的な経過と考えてる」と訳されています。
似ているようで両者の指すところは全く違います。
それから岩波版は弓道ではなく、弓術と記しているのも良いですね。
岩波文庫の訳者の方が、日本の武術に対する考察が鋭い。
なので、付録の講演「武士道的な弓道」も、岩波文庫で読んだ方が良いと思いました。
トータル的な評価として、
角川ソフィア版に対して星1つとします。
