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unknownさんのレビュー一覧

投稿者:unknown

13 件中 1 件~ 13 件を表示

命の砦

2022/03/24 02:06

ドキドキする小説は久しぶり

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三部作の完結作ですが、過去イチどころか、数ある五十嵐さんの著作中No.1の出来と言っても過言ではないと思います。
ご本人が仰る通り、名作映画のオマージュである過去二作は明らかにフィクションな展開がありましたが、今作はリアリティーが凄いです。(火災・爆発のタイミング等は目を瞑って)
勿論、プロの消防士から見ると齟齬もあるのでしょうが、素人の自分には全く感じ取れませんでした。
もう、後半ページは本当にドキドキの連続で、自分でも気付かない内に1分ほど呼吸を止めている時すらありました。
「絶対に自分は火災に遭わない」という一般人の妄信、「人の命を救うこと」が仕事の消防士、学べることが数多くありました。
素晴らしい一冊を読ませていただけたことに、心より感謝いたします。
残念ながら神谷夏美が主人公の作品としては完結になりますが、含みを残すエンディングや後書きのコメントからも「ひょっとしたら」の期待だけは持ち続けようと思います。

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トカジャンゴ

2021/11/30 03:27

いやー、面白いっす

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著名な作家さんのようですが、お恥ずかしながら存じ上げず、ひょんなことから知り得て、短編集は普段読まないのですが裏表紙で面白そうと感じた本作を購入した次第です。
約20年前の作品なんですね。
それにしても短編集でこのレベルはヤバいです。
相当面白いです。
個人的にはヒロミが1番でしたが、8作品とも面白いです。
ゴンドラのバカバカしさはクセになりますね。
勿論、短編集故に精緻さは長編のそれに劣るものと想定されますが、今年読んだ120冊くらいの中でも、グラスバードは還らないと同じくらい面白かったです。全く違う作風ですが。
是非、他作品も読み耽ろうと思いました。

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神とさざなみの密室

2022/04/01 01:54

好きな作家さん

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作中の言葉をそのまま使うと、「選民思想が見え見えの、虫唾の走るクソインテリ」っぽい筆致が魅力な市川さん、個人的には「気品漂う」筆致と感じています。
今作は纏め方がやや強引な感は否めず、キーパーソン「ちりめん」氏の扱いも、浮いた感がありますが、やっぱり気品漂う筆致で好きです。
私より少し年下ですが、世代でもトップクラスの筆致力だと思います。
好きなので評価も皆様より高いのです。

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未確認家族

2022/01/05 03:01

正にモラル・ゼロ

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初読のトカジャンゴが面白過ぎて、その後、立て続けに5作品を読みましたが、今作も中々の逸品です。
男尊女卑全開の作風は今の時代なら手直しを余儀なくされそうですが、こういう中身の無い遊び心溢れる作品こそ、今の時代に必要かと思います。
新年早々良い作品に出会えて嬉しいです。
20年前の作品ですが。

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ラスプーチンの庭

2021/10/28 01:56

やられた

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問題に答えが書いてあるのに解けなかったテストみたい。
己の浅慮さに辟易とする一方で、やはり上手いなぁと。
いつもとは一寸違う構成です。
多彩な変化球で打者を手玉に取るのは存じてますが、まだ投げてない球があったのですね。

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ホワイトバグ生存不能

2021/10/14 01:30

原点回帰

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「俺の作品に濡れ場は要らねえ」と言わんばかりの硬派な作風が魅力な安生先生。
作品数もまだ少ないので、好きな作家さんで唯一、全作品を読了してますが、最新作はタイトル通りの印象です。
場面の異なる日時・場所を積み重ねて物語を紡ぐスタイルも一貫しているので、どうしても作数を追う毎に醍醐味である緊迫感が薄れてしまうのですが、そこは高水準な筆致力でカバーしてくれます。
酷評なさる方も散見しますが、少なくとも、そんなレベルの作家さんではないですよ。

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イクサガミ 天

2022/02/26 02:08

カムイコチャ推し

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正直、導入部がイマイチで、大丈夫かなぁと思いながら読み進めると、途中からイイ感じに面白くなってきました。
ゲームに至る論理性も納得出来るレベルですし、シンプルながら戦略性のあるゲーム内容も良いと思います。
ただ、デスゲームの醍醐味である殺害シーンの描写は、かなりあっさりなソフトタッチです。
総合的な筆致力を含めて、デスゲーム作品としては中の上くらいでしょうか、クリムゾンやデビルボードよりは下かな。
続きも勿論買いますが、今直ぐ読みたくて発売まで身悶えるというレベルではないです。

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左90度に黒の三角

2021/11/19 02:39

個人的には好きな作者

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なのですが、残念ながら現在は小説を書いてない作者の4作目。
積極的にデスゲーム作品に挑んでくださってます。
個人的にデスゲームのジャンルが1番好きで、国内作家のジャンル作品は9割方読了してますが、SFとは異なるリアリティーが必要なデスゲーム作品は、描くのが相当難しいと思います。
勝手な評価基準として、
・ゲームに至るまでの納得性
・ゲーム自体の完成度
・殺害シーンのリアリティー
・キャラクターの書き込み
の4大要素が高いと名作と判断してます。
本格ミステリーやサスペンスに求められる程の筆致力は要らないかなと。
そして、プラマイゼロ基準となる作品がインシテミル。
矢野さんは2の安定感はありますが、致命的に1が弱く、3と4も標準以下な印象の作家さんです。
今作もそんな感じの内容でした。
しかし、プロ作家にありがちな、矢鱈に難読漢字を書き連ねるとか変なクセもなく、本当に読み易い筆遣いの作家さんなので好きなんですよねー。
他のサイトではガンガンに酷評されてますが、1・3・4作は結構印象に残る作品なんですけどね。
ただ、2作目の時限絶命マンションだけは正真正銘の駄作なので読まなくても大丈夫です。
3作目で1番魅力的なキャラクターのスカイラブが直ぐ逝くとか今でも記憶にあります。
またいつかデスゲームを描いて欲しい作家さんです。

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狂鬼降臨

2021/11/12 02:46

期待値が高過ぎた

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前提として、筆致力には首肯しています。
その世界で名作と名高い表題作を、何年も前からずーっと読みたいと思っていまして、この度プレ値で購入しました。
思わず息を呑む怜悧な描写があったかと思うと、日本語としておかしな言い回しもあったりします。
目玉である残虐シーンは緊迫感・精緻さ共に綾辻先生の「殺人鬼」に遠く及びませんし、単純なエログロバイオレンス娯楽作品として見ても、新堂先生の「毒蟲VS溝鼠」に軍配が上がるかなと。
全体的に貴志先生の「雀蜂」のようなユルさが漂ってます。
息が詰まるような緊迫感に満ちたスプラッターを想像していたので、このユーモア溢れる作風には驚きました。
個人的に5作中1番面白かったのは「呪縛女」です。
狂鬼降臨じゃないんかい!って、自分でも思います。
他作品を読みたいとまでは思いません。

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嗤う淑女二人

2021/10/08 01:00

合唱に次ぐファンブック枠

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ファンにとっては主要キャラが多数登場するので面白いとは思いますが、美智留とさゆりの立ち位置があるとは言え、この結末はちょっと解せないかなと。
勿論、読み易く精緻な筆致は健在で、並の作家さんなら☆4なんですけどね。

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はるか

2022/04/03 02:10

ホラー?

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はるかが事故で亡くなるまでの描写は青春恋愛小説のようで好感が持てました。
が、中盤以降、リカのようなサイコストーカー(移動は出来ませんが)に変貌してゆくはるか、それを妄信する賢人。
エンディングも大味、そもそも流石にAIの枠を超えてるだろ?とツッコミたくなる性能、超常現象がテーマ?それともサスペンスホラー?
モヤモヤした気持ちを抱えながらルビンの壺も読んでみます。

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完全女子抹殺ゲーム

2021/11/25 01:56

確かに

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男女共々「駄作」のひと言で片付けても差し支えない薄い内容且つタイトルにある「ゲーム」の要素が何一つ無い=デスゲーム小説ですらないトンデモな作品です。
無意味な性的描写が多過ぎるのが特徴です。
しかし、多くの読書家はラノベレベルと判断すると思いますが、個人的には腰を据えて執筆すれば一般文芸でも通用する筆致力と感じました。
腰を据えることなくフェードアウトしてしまったようですが。

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ルビンの壺が割れた

2022/04/05 03:29

なるほど

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焦点は「読者の視点により、ルビンの壺のように様々な解釈が出来る構成の是非」と思いますが、個人的には最終7頁で明かされる男性の嗜好(敢えてこの表現)に於いて、ほぼ(皆無とは言いません)ノーヒントで突き進んでおきながら「どんでん返し」はないと思います。
全てが計算尽くで読者の読解力・想像力・思想等に解釈を委ねているとはとても思えず、どう頑張っても良い作品とは思えませんでした。
恐らく男性のインパクトが大きいため、然程印象に残らないと思いますが、女性の婚姻歴もなかなかのものですw
個人的な最大の衝撃は、ラノベではなく一般文芸で商業化した新潮社の英断です。
出版社は異なりますが、「殺人ピエロの孤島同窓会」を思い出しました。

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