ゆきこさんのレビュー一覧
投稿者:ゆきこ
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思いやる心は傷つきやすい パンデミックの中の感情労働
2021/12/03 08:49
引きこもりの方にも読んでもらいたい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
感情労働、と聞いても、なんだか漠然としてわかりませんが、この本を読むと、感情労働が世の中のあちこちにあり、社会を支えていることがわかります。すべての人にとって、無関係ではなく、思いあたる節がある。つまり他人ごとではない、ということです。心の交流があるからこそ、人類が社会や文化を築いて継承してこれた、と考えると、誰もが「心の病」にかかり、トラウマを抱え、PTSDに陥り、最悪の事態(自殺=生命体としての自己否定)に至る可能性があります。
そして自殺者数、犯罪増加率で示されるように、マイナスの感情はコロナウイルスのように、伝染し拡大してしまうのです。かつての世界大戦、東日本大震災、阪神淡路大震災のときにも、そのような危機がありました。
絶望的な状況にあっても、生き続けて助け合い、誰かのために働き続けている人が、今も、過去にも存在しています。そうありたい、そのように学生たちを導きたい、という作者の願いがこの本を貫いています。
圧倒的なトラウマ(生存できないと思う恐怖)を体験し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を得た人。例えば、虐待や性暴力などを子ども時代に経験した人の多くは、不健康な生活をしたり、摂食障害に陥ったり、社会に適応できなかったりするのですが、きちんと成人して、社会の一員となる人が存在する。トラウマ体験を超えて、生き抜き、成長のチャンスとしていくことができる人…。思えばそのような人たちの2000年以上の営みが、現在の私たちの世界(社会)を作っているのでしょう。
鳥獣戯画の国
2021/11/22 09:02
学校の図書室に1冊常備を。
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とにかく楽しい日本美術の世界。少し孤独を感じた子どもに、図書室でこの本をパラパラめくってもらいたい。昔から日本は異種混合を笑って許してきたのだもの。君が少し他と違うと感じても、ぜんぜん、だいじょうぶなんだよ。
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