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悟り小僧さんのレビュー一覧

投稿者:悟り小僧

14 件中 1 件~ 14 件を表示

22世紀の民主主義

2022/07/30 22:54

民主主義の将来

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ある政治学者が、この本を見たことのある内容と評していた。内容としては奇抜そうに見えても、先行研究に則った、ごく真っ当なものらしい。しかし、学者間で共有されていた知識を整理し、「時の人」である彼が著したことは非常に意義深い。
 この本は、一般市民の私たちに、民主主義の未来を何となくにでも想像し、期待を感じさせてくれる。しかし、それは、社会が実際にある合理的な民主主義社会となることを意味しない。現実には、経路依存的に、あるいは政治的に歪められた制度が作られるのがオチである。私たちは、娯楽として、妄想として、民主主義の未来を感じるしかないのかもしれない。

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生き生きとしたファンタジー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知的探究心に富んだ少年の視点から、日常を生き生きと描く。その中でペンギンという謎が少年に降り掛かり、仲間や大人たちとの人間関係の中で豊かな感性を紡いでいく。
 ファンタジーが子供の豊かな心と噛み合い、とても綺麗な話で自信を持っておすすめします。

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すっかりファン

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表紙は女性向けに見えるが、男性は教師目線で読める。リアルで小さな事件の一つ一つが味わい深い。続編にも期待。
(20代男性)

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味わい深い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一見卑屈でつれない教師。実は内心色々なことに揺れ動かされている。そんな人は、実は日常に潜んでいるのかもしれません。(20代男性)

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ナナメの夕暮れ

2021/12/14 00:21

社会と自分に「ズレ」を感じる全ての人にオススメ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

※2021年12月に文庫版が出ていますので、ぜひそちらをご購入ください

 本書は、著者の第1作『社会人学部 人見知り大学 卒業見込み』から始まる「自分探し」に結論を出したエッセイ集だ。
 本書では、著者自身がこれまで卑屈で、自意識過剰で、ナナメから物事を見てきたことを振り返り、「あの頃はああだったんだろうな」と考察していく。その心の葛藤が自分には非常に刺さった(20代男性)。なんとなく「自分は社会とはズレているな」感じてきたこととか、他人の目を気にしていたことが自分だけではないのだと、言語化し、噛み砕き、消化してくれる。
 内向的な人、卑屈な人、生きづらさを抱えた人ほど、彼の言葉は身に沁みると思う。心の内側に寄り添ってくれる良書だ。

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地球星人

2022/08/28 14:55

異常なのに共感

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公・奈月が「ポハピピンポボピア星人」として昇華されていく過程は、異常であり、狂気である。
 しかし、その根底にはいたって一般的で共感可能な感情がある。家族からの疎外感や、変えようのない辛い現実に対して、何とかして我慢して「生き延びる」というのは誰しも経験のあることだろう。ただ彼女の場合、辛さの度合いが甚だしく、我慢思考が少しばかり強かっただけである。
 そう考えると、「ポハピピンポボピア星人」を生んでいるのは、社会におけるありふれた理不尽や、欺瞞や、抑圧なのかもしれない。
 おそらくそうした「はみ出しもの」としての「宇宙人」が生まれることは、避けられない。本質的に問題なのは、「宇宙人」を「地球星人」へと教化しようとし、あるいは排除しようとすることである。私たちが真に多様性ある社会を信奉するならば、「宇宙人」を「宇宙人」として社会に包摂するような営みが求められるのではないだろうか。

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理屈づめの推理が面白い

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

各界の頭の良い(頭でっかちな)天才が集まり、不自然な死について推理を繰り広げる。理論的に考えるから現実味がない話を冷静に行うのは面白い。堂シリーズとしてどう展開していくのか、読み進めてみたい。

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女のいない男たち

2022/06/03 02:11

女性を失った男のその後

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

短編間に共通して、「演技」する女性と裏切られる男性という構図があるように思う(シェエラザードは異色か)。浮気されたら怒ったり呆れたり悲しんだりというのが第一に思い浮かぶが、本書では自責的だったり回避的だったりと直接に女性を責める描写は見当たらず、そこが妙に現実的である。
 どの編でも女性の本心については明かされない。結局のところ、そんな「分からない」相手をどうにかすることはできない。行き場のない感情について他者に共有するわけでもなく、自分の感情を見つめ、折り合いをつけていくことで問題を解消しようとする。そこに一種の「男らしさ」を感じた。

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熱帯

2022/07/30 23:31

入れ子構造、難しいが魅惑的

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

マトリョーシカのように話の中で、話が書かれる複雑な構成になっている。また、千一夜物語との関連で、物語ることの魅力や、本をめぐる謎を叙述し、曖昧で不思議な魅力を放っている。長く難しく読み応えがあるが、酒を飲みながら感覚的に楽しみたい本だと思った。

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銀行をめぐるドロドロダイナミズム

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銀行マンが銀行の誇りや、誰かの悪意や、しがらみに振り回され、それでも正義を貫こうとする心意気に格好よさを感じる。会社だけが人生じゃない、その考えは、生活における重点を拡散させた。そんな中でも、キャリアにおいて筋を通す判断ができる人材は、今、どれだけいるだろう。

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わたしを離さないで

2022/07/30 23:09

彼らは可哀想な子か?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「約束のネバーランド」に似た趣を感じる。
 さて、この話の一般性は何だろうか。一つ挙げれば、自分たちに不都合な何かがあることを分かっていながら、無視しているような雰囲気というのは世の中にあるかもしれない。変え難い運命を、偽善を、矛盾を受け入れて諦めて生きていく。かわいそうな子を見ているようで、その眼差しは自分にも刺さっているのではないか。

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ルビィ

2021/12/12 12:10

共感が分断を克服する

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本書が面白いのは、「共感が人を救う」という設定にある。ダザイは職業も年齢も違う人たちの些細な言動に共感を見出すことで「シンクロ」し、その人たちを絶望から救っていく。普通はなんとなく相手を理解するものだが、ここでは必要性と切迫性の中で真に相手の立場になって考えることが求められる。このストーリーから言えるのは、誰しもがお互いに共感できる部分を持っていて、それを真摯に探すことの重要性ではないだろうか。
 今の世の中では経歴や地位、年齢といったものさしで人が区切られ、分断が起きている。分断は対立を生み、無意味な傷付け合いをもたらす。それゆえに、生きてきた背景の違う人々がいかに分断を克服して、相手を理解し、歩み寄っていくのかが問題となる。
 ダザイは相手の考えが分からなくても、必死で共感できる所を探す。そうしてシンクロすることで、その人の過去と今の思いを知り、初めてその人を真に理解するのである。とはいえ、現実には相手の本当の思いを理解するなど不可能に近い。理解しているという思い込みは、かえって相手に「本当の自分はそうではない」と思わせることになる。
 そこで重要なのは、理解しようとするとっかかりではないか。経歴といった類型に相手を当てはめ、機械的に区切るのではなくて、ダザイのように相手との共通点を見出し、理解できないなりに理解しようとする姿勢が肝要だと思う。そのミクロな個々人の共感が、分断の克服というマクロな課題解決の第一歩となると信じている。

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コンビニ人間

2021/12/11 14:50

究極の自己実現

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

恵子はそもそも他人本位な人間だと思う。生活の全てを「コンビニのため」に費やし、「家族のため」に「普通」になろうと努力する。しかし、家族を喜ばせるためだけの白羽との同棲は、恵子の本来的に望んだ生き方ではない。白羽の面倒ごとに巻き込まれ、唯一の生きがいである「コンビニ」まで奪われてしまう。
 恵子はコンビニという絶対的な目的を失い、廃人のような生活を送る。恵子は、コンビニの「音」のない生活に疎外感を感じていた。そうした中、偶然立ち寄ったコンビニで、恵子はコンビニの「声」を聞く。コンビニの声は恵子にとめどなく流れ込み、それに応える事で初めて、自分が「コンビニ人間」だと自覚するのである。
 この時初めて、恵子は「自分のため」にコンビニを求めたのではないか。何もかもを捨て、ただコンビニのために存在することを選んだ。コンビニと自分の運命的な結びつきを感じ、恵子は「コンビニのため」に生きることを「自分のため」に生きることと同一視したのである。それは、紛れもなく、恵子なりの自己実現だと思う。

 翻って、私たちにとっての自己実現とは何だろうか。人によってそのあり方は様々であろう。ただ、一つこの物語から言えるのは、私たちの「自分らしい生き方」が「社会的に望ましいあり方」と一致するとは限らないことである。
 恵子が結婚という「普通」に縛られ戸惑ったように、私たちもあらゆる理想のあり方に囚われている。SNSでは一見多くの人が同意する「望ましさ」が乱立している。留学、結婚、ビジネスなど、キラキラ輝く目標が共有され、推奨される。しかし、それらが個別的で、特殊な、私たちひとりひとりの目標になるとは思わない。
 恵子は「普通」ではなく「コンビニ」を選び取った。そのことは、同調圧力の中で暮らす私たちに、自分だけの特別な生き方の可能性を示唆するものではないだろうか。そんな気づきを、本書は与えてくれた。

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単純ながら迫力あるトリック

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

叙述トリックの存在は知っていたが、フラットに読むよう心がけ、衝撃的な最後を見届けることができた。胃にじわじわ効く殺人描写と、岡村孝子の透明な歌声が鮮烈な対比をみせている。
 他人にはおすすめしにくく、出版から時間が経ち、トリック自体への新鮮味は薄れているが、大胆で迫力ある記述は、何か強烈に感情を揺さぶるものである。
 刺激が欲しい諸君にはおすすめしたい。

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