ろんどんさんのレビュー一覧
投稿者:ろんどん
| 2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
名著から学ぶ創作入門 優れた文章を書きたいなら、まずは「愛しきものを殺せ!」
2022/01/21 21:23
指南書のエッセンス
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
小説の書き方の指南書にも様々なタイプがあって、たとえば言葉の添削の仕方や組み立て方、プロットの作り方、メンタルの保ち方など、目的によってどの指南書を読むべきかは変わってきます。
この本では古今東西の書き方の指南書を32の章、1章で1~2冊の本を取り上げて紹介しています。各々の本のエッセンスを抽出しているので、この本を読むだけでも充分に参考になるし、上質な文献紹介としても役に立ちます。
この本を読んで自分に合った本を探すという使い方もできます。たとえばメンタルの保ち方の本を探しているなら、第3部「自信とアイデンティティ」を読んで、そこで紹介されている7冊の本のエッセンスから学べるし、もしかしたら紹介された本の中で、購入してもっと深く読みたい本が見つかるかもしれません。
2023/07/23 01:16
信念・信仰・伝道
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
小説と批評の中間のような作品というか、小説とプロパガンダ(いい意味でも悪い意味でもなく)の中間というか、そういう読み物を読んだという読後感だ。物語として批評したり感想を言ったりするのがしっくりこない(これは褒めていない)。
感想をここに書くにあたって、「市川沙央・荒井裕樹 往復書簡」も読んでみた。それを読んで思ったのは、多分私がこの小説を好きになれないのは、作者の根底にある「生命への賛歌」「生きることへの肯定」への拒否感があるからだ。
その点に共感する読者はこの小説を肯定的に捉え、強く響くのかもしれない。
私には響かなかったので「あらはないけれど刺さるところもない、欠点も美点もない作品」と感じた。
作者は伝道として書いているのかもしれない。私はそういった物語を歓迎しない。
1点か2点か迷ったが、1点は読んだ人の人生を損なうような本に与えるべきだろう。この本は問題提起もしているし、読者のためになる視点や知識も提供しているし、読んだ人はそれぞれ得るものがあるだろうからプラス1点。
| 2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
