キバタンさんのレビュー一覧
投稿者:キバタン
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龍を放つ シャーマンと哲学者の対話 スピリチュアル・コード 2
2023/11/29 22:09
21世紀バイブル。哲学とスピリチュアリズムの新たなる融合の書。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2022年、3月に出版された「スピリチュアル・コード」の続巻、現代的な「隠れシャーマン」である鶴見さんと、哲学者の藤村先生の充実しきった対話本。
摩訶不思議な内容もあるものの、特に第三部、第四部が個人的には圧巻と思われる、以下、内容。
↓
「死」を学ぶために
・「時間とは〈パラレル通信〉のようなものだ」/タロット・リーディング/
・パラレル・ワールドの夢
「死んだら終り」ではない
・「死」をめぐるケース(1)若きフォトグラファーの死
・「死」をめぐるケース(2)死ねなかった美容師さん
・虹の橋を渡って、「死」の彼方へ
第4部 龍を探して、龍に頼む
・富士山のほうから龍が来る
・朝霧高原の所作、青龍とともに
・八ヶ岳の龍が写真に写る
・京都・伏見で龍に触れる
・西のドラゴンからのメッセージ/(詩)
・蔵王・三本木沼にかかるオーブ
また、最終章の藤村先生の「語り」が心に響く。
↓
スピリチュアリティは「命の宿」と言いましょうか。
でもそうなると、関連して、もうひとつ思うことがあるのですが、言わないほうがいいような気もするのですが、あえて言ってしまうと、それは、このわれわれの三次元空間ないし四次元時空の現実においてしか、できないことがあるということです。
信仰とか宗教には、どこか、神は万能だからなんでもしてくれるみたいな都合のいい、勝手な人間の思いが反映されていることが多いわけですが、そうではなくて、われわれこの次元に生きている人間だけができることがある。そして、これまでに人間がやってきてしまった多くのことがある。
まあ、「罪」という言葉で言いたくはないのですが、なにか、残り続けてい
る負債のようなもの、そういうことを気にしないわけにはいかない。
だから、一方的に「わたしの願いをきいてね」みたいな「信仰」ではなく
また逆に「神を信じて赦してもらう」でもなく、みずからのスピリチュアリティを自覚して、それに従って、いま、この四次元時空現実のなかでなにをなすべきかを考えなければいけないように思うのです。いま、この空間、この時間のなかに存在しているということの「ありがたさ」と言いましょうか・・・ここでこそ出会える人がいる、ここでこそなすことができるミッションがある、
せわしない、苦しい日常ではあるけれど、しかし心の片隅でいいから、そのような願い、いかなる欲もない純粋な願いを保っていきたいなあ、と思います(藤村)
ここに、哲学とスピリチュアルの新たなる融合が生まれた。21世紀バイブル。
スピリチュアル・コード 鶴見明世のシャーマン世界
2022/03/07 22:22
新しいスピリチュアルの時代へ。
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タロットリーダーでシャーマンである筆者の優しいパワーを感じる素敵な本です。
絵も凄くいいです。
鶴見さんの特殊で非凡で自然な感性に、
やっと時代が追いついて来たというか、更にその必要性が増してきていると思います。
こういう世界がある、ということをこの本で知ることは現代の悩める人たちとって救いになると思います。
スピリチュアルを説くひとは、霊媒である場合は、同時に、触媒であるべきではないでしょうか。
しかし、現実的には「ねばならないを説く」ケースが多いと思います。
この本にはそれが無く、静かな時間が流れてきます。
共著が哲学者の先生なのが「新しい」です。哲学の地平よ、現れよ!ですね。
次巻も出るようですね、期待しています。
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