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kenkenさんのレビュー一覧

投稿者:kenken

8 件中 1 件~ 8 件を表示

本心

2023/04/29 21:19

「本心」を読んで

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

Audibleで聞いた時と、全く印象が変わった。零れるような繊細で美しい文章の連なりに強い快楽を得た。2040年の夏は40度を超していて、ごく一部の富裕層以外は底辺の職業についていて打ち捨てられている。主人公朔也の母はロスジェネ世代で大学を出て大手企業の正社員だった、いわば勝ち組の人で英語が堪能で、文学的素養もある人だった。ところが朔也は高校2年のとき不当な停学処分を受けたクラスメイトのためにストライキを職員室前で行い、退学させられることになった。母はそのことをひどく悲しみ、自身も今はうまく良い職業につけず肉体労働をしながら朔也を大学に入れることのみを望んでいた夢が壊された。朔也も高校中退で底辺の職業を転々とし、母の収入に助けられながら生活していた。
この小説でキーワードになるのは勿論「本心」で、繰り返し登場人物の本心のありようを、またはその不確かさを描いている。もう一つ挙げれば「もう十分」という言葉であろう。朔也の母が「自由死」を望んだ時に語ったのが「もう十分」という言葉で、それからルームメイトになった三好もその苦労の多い人生に「もう十分」と言った。また、リアルアバターの同僚だった岸谷は要人暗殺を試みて拘置所にいるところを朔也が面会し、「また来るよ」と言ったときにも岸谷は「もう十分」と言った。どうしようもない最悪の人生に、未来の希望が見えない絶望の時に、そして慰められることのない孤独のふちにいて、人は「もう十分」というのだろうか。
朔也は「IFI」との出会い、三好との出会い、母の恋人であった藤原との出会いと語らい、ティリとの出会いを通じて、母との一体化した愛情の生活から、外部に心が開かれ自分と他者の距離をとりながら、自分というものの輪郭を確認していくことになる。そこで初めて<母>というヴァーチャル・フィギュアを必要としなくなり、亡くなった母の思い出に向き合うことができるようになった。そして、自分の本当にやりたいことが分かり、そのために計画を立てて実行していくことになる。それは、「IFI]との別れでもあり、三好との別れでもあった。おそらく、これからの友達はティリと作っていくことになるだろうと予感させる終わり方であった。
本音の感想:私は人生に期待するものを持ち合わせていないので、死んでも心残りはないので、朔也の母の「自由死」を望む気持ちには抗うことはしない。むしろ苦しまずに死ねるなら、それも良きことではないかと思う。
しかし、この人生の中で自分の計画を持ち、楽しみを持ち、やり残したことがある人が死に瀕したら、死の苦しみより、自分の大切にしている計画や期待の挫折のほうが心に堪えるのではないか、と思うに至った。それが、「空白を満たしなさい」であり、「本心」で描かれた「自由死」を認めたくない朔也の心情なのではないか。
一般化すべきではないが、私は「自由死」という制度があったら利用したいと思う人もいると思うし、私もその一人だ。ただ、死は経験することができないのでゴダールの「きちがいピエロ」のように、死の一瞬前に「死にたくない!」と思うこともあるだろうという気はしている。だから、医師はどんな患者でも生かせようとするのだろうし、そのようなヒューマニズムは時として有難いものだ。

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1968年

2024/10/10 00:58

私の知らなかった「1968年」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

学校でも教えない、世間の人も話題にしないが、確かに人生をかけて国家に闘いを挑んだ熱き時代があった。その熱き闘いの日々を俯瞰し冷静に分析した貴重な著書だと思った。

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クララとお日さま

2023/04/29 21:22

「クララとお日さま」を読んで

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

先の「カノン」と並行して読んでいたこの「クララとお日さま」も近未来の話で「心」とは何かを探求する物語である。その近未来はひどい格差社会で、金持ちの子は向上処置され(遺伝子編集の恩恵に浴し)、貧しい子は未処置と呼ばれ蔑まれる。また豊かな家の子はAF(Artificial Friend)を持ち、貧しい子は持っていない。また色々なコミュニティがあり、各自武装しているという。
そんな中で、クララをAF(人工知能を搭載したロボットの友達)として選んだジョジ―は体が弱く、貧しいお隣さんのリックと幼馴染だ。クララは日光を栄養源としていてお日さまを崇拝している。クララはお日さまに祈り、ジョジ―を健康にすることを願い自分の部品の中の溶液を使ってまで大気汚染によってお日さまを隠してしまうクーティングマシーンを壊すことを実行する。そして、お日さまに願いが届き、クララに朝の光の中で健康が授けられる、という物語だ。
ジョジ―が成長することができない(直、死にそうだった)ことで取り乱した母親が考えたのはクララにジョジ―を学習させて、クララをジョジ―として暮らすことだった。しかし、クララの愛情によってジョジ―は一命をとりとめ成長し大学に旅立っていく。廃AFとなったクララは他の古びたAFと一緒に倉庫に置かれて死を待つ。これは、子どもの頃愛犬と常に遊び暮らし愛犬は全身全霊の愛で報いていたのに、少し成長すると愛犬との接触も減り愛犬に淋しい想いをさせながら、愛犬は老犬になり、死んでから涙を流すのとよく似ている。あるいは、「未来世紀ブラジル」のアンドロイドの死を想わせる。心を持ったアンドロイドとロボットの死は哀しみを誘う。生物ではないのに死を悼むということは、人間が心を持つということを特別だと考えているからであろう。
それほど、クララというAFは空間把握が時々下手になるほかは、期待を胸に抱いたり、不安を感じたり、記憶を思い出したり、愛情深く、心を持っていると言っても良い人間的なロボットだ(ただ、人間と違うのは苦悩しないことだ、多分負の感情をインストールされていないのだろう)。クララが最後に言った言葉「特別な何か(心?愛?)はあります。ただ、それはジョジ―の中ではなく、ジョジ―を愛する人々の中にありました。」はとてもロボットの言葉とは思えないものだ。
カズオ・イシグロ作品は、心は人間だけのものか?という問いと、その「心の消滅:死」の描写が生々しいが、それを抑制のきいた文体で読者に投げかけている。決して彼は問いを強制しないが、おなかにズシンと響いてくるやるせなさがどの作品からも伝わってくる。

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「同志少女よ、敵を撃て」を読んで

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第二次世界大戦のソ連の少女の物語である。
イワノフスカヤ村のセラフィマは数十人の村人のなかで、村の畑を荒らす害獣駆除をする母に教えられて10歳の頃から銃を扱っていた。その村で村人たちをナチ・ドイツに虐殺され、一人生き残ったセラフィマは赤軍のイリーナという狙撃兵に狙撃兵として育てられる。そしてナチ・ドイツへの憎しみを糧として一流の狙撃兵へと成長する。
この小説が秀逸なのは国家の意志と同調するセラフィマ、戦争という極限状態のなかで敵と認識した者を容赦なく撃ちそれに対する感情も摩滅したセラフィマ、戦果を競いスコアを伸ばすことに楽しみを見いだすセラフィマ、戦場で出会った多くの同志を失い見送るセラフィマ、敵味方という区別を問い直すセラフィマ、女性を救いたいというセラフィマ、という風に場面によって変化していくセラフィマとともに戦争の実相を描き、その中で生きる人間の人生を描き、戦争に最適化した狙撃兵の戦後を描いたところから、私たちも戦禍を疑似体験しその戦後をともに生きることを可能にしたことだと思う。
また、ソ連側から見た戦争のみならず、ドイツ側から見た戦争、女性から見た戦争、男性から見た戦争と、今また戦争中のウクライナから見た戦争など視点をずらしながら多面的に描かれている。
そして、戦争讃歌ではない深い人間洞察が随所に表現される。戦争場面での高揚とともに私たちはその喪失にも言葉を失い、そして確かなる人間愛をもつ同志の言葉に救われる。
戦争が終わったらある意味一つの人生を奪われる兵士も慣れない日常に戻っていく。それでいいのだと思わせてくれる小説である。軍事産業も永続的に利益追求せずに、戦争が終わったら民需に転用して戦後を生きてほしいと思った。
しかし、大学に進んで理学を習得し教師になろうとしたセラフィマの夢は永遠に閉ざされたままだった。同志少女たちも、戦争にならなかったら「ああしよう、こうしよう」という夢を訓練の合間に語っていたが、戦争が終わって用済みの兵士には夢を叶える場がなかったばかりではなく、その凄惨な記憶のために夢に戻ることができなかったのだ。このような描写からも、戦争は始めてはいけないというメッセージをこの本は発しているのだと思う。

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セロトニン

2023/04/29 21:12

「セロトニン」を読んで

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この小説は回想でできている。「失われた時を求めて」と呼応していてその時代は没落していく貴族と興隆していくブルジョワが織りなす物語であったが、この時代は没落しきって領地を切り売りして生活をしている貴族と新自由主義的世界の中流から滑り落ちていきそうな主人公が愛というよすがを失い、大みそかの夜に銃を愛でて二人で元日に射撃のレッスンをするという、彼らに私は深い孤独を見たが主人公は孤独ではなく絶望だと言っている。
(引用)「欲望も生きる理由もなく(大体にして、この二つの用語は等価なのだろうか。これは難しい問題で、はっきりと表明できる意見をぼくはもたなかった)、ぼくの絶望は耐えられるレベルに保たれている、絶望しながら生きることはできる、大方の人はそのように生きているのだ、それでも彼らは時々、希望の息吹を入れられないかと思うことがある、少なくともそう自問自答はするのだが、答えは否なのだ。」
銃に魅せられ引き寄せられることは、絶望した人間にとっては「死への欲望」を掻き立てられることだろう。
ところで、彼にはいろいろな偏見があってプロレタリアートに対する偏見も相当なものだ。また、初めて動物を撃つ時には「自分は男だ」と自己暗示をかけるが、意味のない暗示だと思う。果たして、彼は撃てなかった。
この小説が書かれたのは2010年代だと思うが、フランスでも乳製品価格の下落で廃業したほうが負債は増えないという、現在の日本で行われている議論が巻き起こっている。主人公は農業食料省でかつて働いていた。ポーランドやアイルランドからミルクタンクローリーが来るというのだ。日本では、フランスは食料自給率を保つために政府が農家に補助金をすごく支出していると言われるが、状況はあまり変わらないようだ。EU政府の割り当てによるフランス農家を五分の一に減らす政策のようだ。
愛を失った白人男性が社会生活を諦めて引きこもりになって、自殺を事細かに夢想するが、果たして彼はその人生の幕引きを自ら行うことができたのか。これまでの、彼の行動を見ると、多分自殺はしないだろう。(できないだろう)
「あとがき」を読むと、西欧の没落と白人男性の存在意義の消滅を象徴する作品というようなことが書いてある。また、「失われた時を求めて」との相関関係をも示唆している。彼は差別的な人間だが、その彼は追い詰められていて自死に向かわざるをえないほどだ。西欧文化の花が散っていく最後の花吹雪か。

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幼な子の聖戦

2023/04/29 21:01

「幼な子の聖戦」を読んで

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全編に漂う男性至上主義の表現(屹立したファルスのメタファ)、それに対する女性、若者たちの開かれたまなざし。そのように村や家庭を二分する村長選挙。
主人公の「おれ」は、小さいころから目立たない子で屈折した思いを抱えている。ある事件により男性至上主義の陣営に脅され、取り込まれてしまう。片や、「おれ」の幼馴染の仁吾は女性や若者の人気に乗って村長選挙に臨むことになった。そこで、妨害をすることを命じられ、仁吾にたいして妬みを持っていた「おれ」は嬉々として妨害作戦を練る。しかし、仁吾の演説を聞きながら、仁吾の語る村の未来に希望を感じる。ここで、「おれ」の心は引き裂かれているのだが、仁吾を殺して殉教者として祭り上げるという計画を思いついてしまう。このように、この小説では嫉妬だけではない、素直に相手を称賛する思いも同時に持つという人間心理の多面性をどっちつかずの「おれ」として描いている。
神という大文字の他者を失った現代人の「おれ」は虚無感から若いころ、ある宗教に勧誘され合宿にまで行ったが、信じ切れずに俗世に戻ってきた過去がある。そこではカルト宗教の手口を克明に描いている。そこで幼な子のように信じなさいと教えられるが、屈折した「おれ」は信じ切ることができなかったのだ。
包丁を服に仕込んだが、いざ暗殺というときに包丁が引っ掛かり出せなかったため未遂に終わった。そして、男性至上主義の陣営のトップによって追われる羽目になる。ここでは、「おれ」が殺人を犯すことなく済んだことに、私はほっとした。ただ、「おれ」は自分が消されるか、仁吾を消すかの瀬戸際にいたことを後になって知ることになる。
「その騒ぎの底で、一人静寂に包まれて、お前ら、おれはもうぜんぶわかってんだぜ、と思う。お前らみんな、ほんとうは虚ろなんだろ。・・・この世には守るべきモラルがあるかもなんて、考えてみたこともねえんだろ。その虚ろにに底が抜けた心に、愛国だの、金儲けだの、地位だの恋愛だの家族愛だのって別の何かを入れこんで、自分の人生の根拠のなさを解消したつもりになってんだろ。・・・そうやって、自分が食うぶんはちゃんとあるくせに、これからの人間が食うぶんまで食ってしまってんだろ。」という行は痛烈な現代政治への批判となっている。
重い現代のテーマをいくつも含んだ作品だが、ほとんどの会話が八戸の方言で書かれている。ルビは振ってあるが、ほかの地方の人には読みにくいかもしれない。「おらおらも一人でいぐも」の映画もそうだったが、方言が判る人には標準語にはないぬくもりが感じられると思うが、消えゆく方言の保存という意味もあるのか。

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花芯

2022/03/08 10:25

エロスとタナトスの物語

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タイトルはジョージア・オキーフへのオマージュであろうか。エロスとタナトスの物語。生活することの下手な、官能に秀でてしまった女性の転落を描いている。村山由佳の「花酔い」では、官能の嵐からの日常への帰還が描かれていたが、寂聴の「花芯」では、次第に日常を削ぎ落し、絶対的な官能の世界へと舞い込んでいく。それを転落というのは、最後に彼女はある男性から「完璧な・・娼婦」と言われ、初めてお金を受け取り、その後その通りになっていくからである。
性的な描写は大胆で克明であるが、劣情を呼び覚ますことがないのは芸術に昇華しているからであろう。子宮への偏愛は他では見られない彼女独特の感性だと思った。性愛はつくづく奥が深いと思う。
この影響を認める作品と言えば、石田衣良の「娼年」であろう。世界観と性別は違えど同じ世界を描いている。

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夜の谷を行く

2023/04/29 21:31

「夜の谷を行く」を読んで

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読み始めてからは、ほぼ三日で読み終わった。連合赤軍事件の関与者の物語。桐野夏生氏の小説。親戚縁者とも縁を切り、一人で四十年間生きてきた老境に入った西田啓子が主人公。目立たなく生きていこうと決心してきたものの、他人を批判するのが習い性となって唯一の家族の妹、姪とも批判の応酬の末絶縁することになる。永田洋子の死と東日本大震災をきっかけに過去の仲間との繋がりが復活していく。それを取り持ってくれたのが、熊谷千代治と赤軍事件を追っているというジャーナリストの古市であった。古市のナビゲーションで二三人の元仲間と逢い当時の話をしていく中で自分たちの幼さを自覚していく。また、他人を批判していた自分を嘗ての仲間も批判的に見ていたことを知らされる。
後半、永田洋子の遠大な夢を描く。それは、なぜ妊娠した女性を多く同士として受け入れてきたかという疑問につながる。永田は子どもをたくさん産ませて子供に赤軍兵士としての教育訓練をすることを計画していたという。そこには、映画や巷間言われる女性に対する嫉妬と執拗な嫌がらせをする永田とは違う母性を思わせる永田がいた。どちらが本当の永田かは分からない。フィクションとしての仮定かもしれない。だが、女性の視点から事件を考えるとまた違った面が顕れてくるのかもしれない。
山岳ベースやリンチに立ち会った啓子は被指導者という立場で比較的監視の目の緩い立場で雪の中を逃亡して逮捕された。そして五年の服役の後、社会復帰し、小学生の学習塾を開いて生活し、今はリタイアして年金と貯蓄で暮らしている。古市と山岳ベース跡を見に行った時、古市に告白された。「自分はあなたの産んだ子供だ」と。その経緯は詳しくは述べられていないが、啓子はずっと嘘を言い続け妊娠していたが掻把したと言ってきた。だが古市は獄中で出産したのはあなただけだ、と言う。そして産んでくれて感謝している、と言う。糞尿にまみれて寒さのなか凍えて死んでいった同志とは異なり、永田に対して立てつかずうまく生きのびて逃げ出した。そして無事出産した啓子に古市は感謝を述べたのだ。そこで、初めて啓子の心に温かいものが溢れてくる。
因みに題名の「夜の谷を行く」は、山岳ベースで死んだ同志を埋めるために男たちが夜に谷を渡って行ったことから来る。この小説の下地になっているエピソードは事実であろうが、彼らのイデオロギーに触れないのは物足りないが、作者はそれを蘇らせたくないと考えていたのかもしれない。

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