SHOKAさんのレビュー一覧
投稿者：SHOKA
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2022/07/26 08:04
星4評価止まりなんて信じられない
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〈恋しくなる作品〉もう何度めかの読み返し。少しでもこの本に出逢えるひとを増やしたくて、苦手なレビューを書いてみます。『聖地巡礼の続きを、二人で。』(この巻の終盤)の概要と所感を少し。
ーー今度は「渉」の行きたいところ"無人島"へ。転んでしまった彼に差し出される手は「千晴」から。幼少の記憶と良く似た緑深き場所に、心まで10歳に戻ってしまいそう。銘々に込み上げる感情、泣き出しそうな二人、想い合えばこそ。だからーー
心の繋がりが目に見えるようです。身体的な繋がりを"足りない"と感じるかもしれませんが、触れる手や指先等から感情と共に体温までもが伝わってきます。「濃密な接触が無くても満たされてしまう」読後の感想に、もしかしたら渉もこんな気持ちなのかもしれない、ふとそう思いました。巻末のカラーイラスト。美しさに見蕩れます…7/29発売予定の続編を心待ちに、既刊周回は必至でしょう。
※「君と夏のなか」前作の「君は夏のなか」番外編も読了しております。
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