sonojiさんのレビュー一覧
投稿者:sonoji
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2022/08/31 23:45
「安心」を増やす
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発達障害という特性を持つ人が社会でどう感じているのか詳らかにし、本人の困りごと対策に着手した1巻。
著者が自身の発達障害と向き合い、社会で感じる「生きにくさ」を好転させる手法や視点を専門家から学んだり、実地で検証・考察を重ねていく。
カレー沢薫節炸裂のごん太エキセントリックな語り口で面白おかしいけれど、真摯な真顔の側面も備えたいい本だった。
続く2巻の本書はさらにハードルの上がる対人スキルの習得に着手。
カレー沢氏の夫との関係に踏み込んだ箇所も読み応えがあった。
理解のある夫がいるなら人生勝ち組で、勝者のくせに甘えた寝言言ってるんじゃねえ(意訳)…のような非難を読者(本当にちゃんと読んでるのか怪しいと私は思ったが)から受け、コトはそう単純ではないのだよとキチンと説明しているカレー沢氏に好感を持った。
部屋が汚いくらい、まあいいじゃないかとおざなりにしている事が、本人の状態によっては命の危険にまで及ぶなど、発達障害や困難を抱える人への視点や配慮についても学びが多い。
己もこだわりの強い性質なので、参考にしたり危機管理に役立てたいと思った。
次巻も楽しみにしている。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2022年9月14日】ヴァンピアーズ 1
2022/09/05 13:58
乙女の香り…
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古風…と言ってもいいくらい均整のとれた、でもかわいい画風。女の子がとにかく可愛い!
もっと彼女たちを見ていたくなって読み続けていたら、コミカルだけどどこかシリアスな気風のあるストーリーにも魅了された。
祖母の葬儀の日。庭に佇む見知らぬ美少女に心奪われた一花。
どことなく優雅な雰囲気をまとうアリアは祖母の友人だと言う。
彼女の探し物を手伝ううち、互いの上気した身体が近づき…一花は首筋をアリアに噛まれてしまう。
「吸血鬼なの?!」「色々あるけど、その呼び方が一番きらい」
おもしろ奇妙だけど甘美で愛らしい。ふたりの関係、どうなっていくのか?ますます気になります!
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